【このテーマの目的・ねらい】
目的
農業を生業にしている地域のふるさとをなくさない
案について考えていただきます。
ねらい
この案の実現に力を貸していただきます。
ふるさとの維持が進むようになる。
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故郷(ふるさと)はいいものです。
都会に出てきている人が年に1度か2度、
ふるさとに帰って一族の交流を行うことができます。
帰るふるさとが無くなることは
たいへん寂しいものです。
一族が集まる機会もなくなってしまいます。
せいぜい誰かのお葬式ということになります。
今、故郷の生業だった農業が衰退して
存亡の危機状態です。
主(あるじ)も高齢化して、その世代が亡くなると
その「家」は終わりで、その一族は帰るふるさとがない
ということになってしまいます。
農業が衰退すること自体は、
経済的な問題ですけれど、
故郷が無くなることはお金に換えられない
日本人の心の支えをなくす大きな問題です。
そこで、
日本人にとって非常に大事なふるさとを維持できる
方策を考えようではありませんか。
次のような一石二鳥のアイデアはどうでしょうか。
目的はふるさとの維持と結婚の推進です。
独身の男女を募集します。
男女3人ずつ6人のチームをいくつも作ります。
そのチームを、
村おこし・町おこしを希望する村や町に派遣します。
そのチームを村や町で住む人のいなくなった古民家に
宿泊させます。
当初資金は最低の分しか渡しませんので、
自分達で工夫して
生活できる状態を作り上げる必要があります。
その後の生活費補助も最低限度とし、
自ら工夫しないと生きていけないようにします。
そのチームは、「ふるさと救援隊」と名付け、
1年間の期限付きで、
その村や町で働き手が必要な仕事を作りだすことが
基本使命です。
チームは、男女2人ずつの組で地元の家を回り、
何が必要か、どんなサービスがあれば
お金を出すかのニーズ調査をします。
そのニーズ調査の中から
実現可能な事業・仕事を立案します。
その過程では、プロが支援します。
そのような事業が創造できれば、
地元出身者がUターンして地元に住むことができ、
一族の里帰り先が確保できるということになるのです。
この検討の6人の共同生活の過程で、
カップルができたら、その家の居住権を渡します。
2組め、3組めもカップルができたら、
自分達で住むところを探させ、それなりの補助をします。
そうすると、運悪くしかるべき事業・仕事が作れなくても
少なくとも何組かの夫婦がその地に住むことになるのです。
この案は、政府・安倍総理に提案します。
【以下詳細条件】
新規事業を考えるには、
無手勝流ではいけませんので、
初めに1ヶ月間の研修を行います。
事業開発のプロセスはどうすればよいか、
ヒアリングはどう行うか、などのほか、
多数の成功例をビデオで見てもらいます。
男女3組がよいのは経験則です。
2組だと1組ができた時に、
残り2人が気まずい・居心地悪い思いになります。
その点、残り4人だとまだまだ切磋琢磨が可能です。
人員募集の際は、
50歳(仮)以下の独身者という条件しか付けませんが、
失業者・求職者を優先します。
1年間の給与は、失業手当程度しか支給しません。
あとは自給自足をしてもらう、という考えです。
そういう中から
地に足のついた本当に地元で必要なアイデアが
出てくるのではないでしょうか。
そのため、失業保険費を払う代わりと考えれば、
教育訓練費を除くとそれほど経費はかかりません。
独身者たちは、
仮に結婚することができなくても、
失業状態で無為に過ごすことに比べて、
非常に前向きな人生体験をすることができるのです。
と、こんなことを書いていましたら、
4月21日の夜のフジテレビで限界集落の活性化に挑む
2世タレントの話が放送されていました。
限界集落というのは、65歳以上の人の比率が半分以上の
集落のことを言うそうです。
その村ではほとんど人が歩いていませんでした。
彼は空き家に住んで、
これから活性化に取り組むのです。
人間は、似たようなことを考えるのですね。
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