2014年4月29日火曜日

サクラはタバコが苦手なのです!!

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 桜の弱みを知っていただく。

ねらい:
 これからそういう目で桜を見てください。

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東京では、もう八重桜もほとんど終わりです。

今日、「散歩ジョギング」していて
「残念だな」と思って思いだしたことがありました。

それがこのテーマです。
以前、我が家の前の公園に2本の桜がありました。
「栄養をあげよう」と思って、公園に落ちていた吸殻数本を
桜の根元に置いたのです。

そうしたら、1年後くらいに1本が枯れてしまいました。
もう1本も間もなく枯れました。
その時は原因が分かりませんでした。

何かの機会に桜がニコチンに弱いということを知りました。
2本の桜に申し訳ないことをしてしまいました。

家から近い大井町駅の近くに八重桜の並木があります。
そこにある樹の2本が枯れてしまいました。



















上のつつじの下に
立派な八重桜だった名残りの
この切り株が隠れています。






しばらくして、その並木に
「煙草を捨てないでください」という掲示が出ました。
なるほど、並木の管理者も原因が分かっているのだな、
と思いました。

「煙草を捨てないでください」の看板は、
今はこのようになっています。
吸ってはいけないのですから、
「捨てないでください」はないですね。













今年行ってみましたら、
立派な「一葉」(八重桜の品種)の樹が2本
若木に代わっていました。
これも被害に遭ったのでしょう。






 向こうに見えるのは
成木です。













私が毎年楽しみにしていた普賢象の樹が
一昨年ぐらいから弱ってきて、介護の甲斐もなく
今年はご覧のようにほんの一部の枝のみが
細々と生き延びているという状況です。

 




















ここは根元の部分の土を除去までしていました。
タバコの影響を取り除くためなのでしょう。

因みに、八重桜でも真っ赤な関山は少し早く咲いて、
散る時は一斉に散ってしまいます。
普賢象が少し遅く開花ですが、一部の花が長く残っています。
上の樹は最盛期には、7月まで残っていることがありました。
今年は、5月1日現在で2輪残っています。

近所にはすっかり枯れてしまった樹も残っています。
切り倒すのに忍びないのでしょう。





















その近くには、うまく早めに手当てをして、
延命できた樹もあります。
その枝は見事な花を咲かせていました。




























桜は成長は極めて早いのですが、
弱いところもあるのです。
大事にしてあげましょう。

セウォル号事件、みんな自分が大事なのです!

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 セウォル号の事件から韓国の国民性を考える。

ねらい:
 韓国の国民性を理解して韓国と付き合いましょう。

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ひどい事件ですね。
まだ原因の真相解明ができていませんが、
はっきり分かったひどいことが二つあります。

一つはパク大統領が、
日本の支援申し入れを受け入れなかったことです。
日本の海難救助能力は、
自慢ではないですが世界一でしょう。
米国も支援申し出でをしたようです。

パクさんは日本に借りを作りたくなかったのでしょう。
駆け付けた乗船客の家族が大声で泣きわめいていました。
「外国が助けると言っているのにどうして頼まないのか!!」
そのとおりでしょう。

しかし、パクさんは200人の命よりも
自分のメンツを大事にしたのです。

もう一つは船長の敵前逃亡です。
制服を脱いで救命ボートに乗ったというのですから
確信犯です。
北鮮なら直ちに処刑でしょうね。

いずれも日本では考えにくいことです。
これは韓国人の価値観である
「身内・準身内が大事、他は無視」「御身が大事」
からきていると考えると納得がいきます

文章力を上げたい方に「文章力の決め手」をお勧めします!

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 適切な文章作成術を知っていただく。
 その参考書を知っていただく。

ねらい:
 「文章力の決め手」を勉強していただく。

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前項の「6分間文章術」は、
提案文書術または案内文書術で
文章の書き方のガイドではありませんでした。

そこで、本来の文章の書き方のガイドを
ご案内します。

阿部紘久さんの「文章力の決め手」です。
阿部さんは私と同じ帝人出身で、
10年ほど前の帝人のOB会で
ある先輩に紹介いただきました。

その時は未だ文章術の先生ではありませんでした。
その後、腕を磨きあげられて
昭和女子大学ライティングサポートセンターで
指導もされたりしました。

文章術の著書が数冊ありますが、
「文章力の基本」は25万部売れて、
文章術の第1人者になられました。
一芸に秀でるというのは凄いことです。

この本では60のテクニックを解説しています。
以下に章の構成とその中の代表的な項目をご紹介します。
経験の蓄積を感じさせられる内容です。

興味を惹かれましたら是非この本をご覧ください。
そうして、私のブログの文章の改善点を
指摘していただければ嬉しいです。

第1章 文の基本形を確かめる(1)
 「何が(誰が)、どうした」(主語と述語)

第2章 文の基本形を確かめる(2)
 主語を断りなしに変えない

第3章 文を分ければ、スムーズに伝わる
 短く言い切る 
 主役の数だけ文を分ける

第4章 言葉を削れば、より多く伝わる
 「こと」「という」を繰り返さない
 より短い表現を探す

第5章 言いたいことを明確にする 
 考えていないことは書かない 
 いきなり核心に入る

第6章 的確に書く
 「する」と「させる」を使い分ける
 列挙する時は、品詞を揃える

第7章 「てにをは」を正しく使う
 「に」と「で」
 不要な「てにをは」の混入

第8章 分かりやすく書く
 他の意味に取れる表現を避ける

第9章 読み手に謎をかけない
 修飾語は直前に置く
 まず結論を、次に理由・背景を

第10章 共感が得られるように書く
 いきなり具体的なエピソードを書く
 強調語を使い過ぎない

第11章 読点は意味の切れ目に打つ
 長めの主語の切れ目に
 別の意味に取られないために

第12章 長文をスッキリ構成する
 段落の長さと数
 「しかし」「しかし」を繰り返さない
 基本は時系列

第13章 レイアウトや表記に気を配る
 ホワイト・スペースを活用する
 「 」を活用する。
 漢字ではなく仮名で書く言葉

第14章 話し言葉の影響を避ける
 逃げ腰表現を避ける
 ずらした表現を避ける

これを見ますと、
新聞雑誌における現在の一般的な文章に比べると、
漢字が多いですね。

第14章から見ても、
阿部さんは格調高い文章を狙っているようです。

ぜひ、ご研究ください。

2014年4月28日月曜日

潜在能力を引き出すとスゴイことができる!!

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 潜在意識または潜在能力の活用とはどんなものなのかを
  あらためて知っていただきます。

ねらい:
 6月6日開催の潜在能力活用体験セミナにご参加ください。

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先月のブログでも一部ご紹介しましたが、
これまで
ロジカルシンキング系一辺倒だったシステム企画研修社が
潜在能力を活用する新しい研修のご提供を開始しました。

1980年代後半、一世を風靡したようなMIND-SAは
理詰めで目的を追求する方法、
解決策を探求する方法に関しては、
頂点を極めたのではないかと思われます。

ですがご承知のように、
世の中は理屈だけで動いているわけではありません。

理詰めの解を意義あるようにするためには
行動に結び付け実現しなければなりません。

行動に結びつけるには意欲も大事ですし、
「偉い人の言うことを聞く」なども重要な行動原理です。

意欲には、
意識下に眠る潜在能力が重要な働きをしているようです。

潜在能力とは何でしょうか。

一般には、
「意識下に眠っている知識・記憶・願望」のことで、
「透視」や「気」なども
日ごろは一般人の表面には出ていないという意味では、
潜在能力の範疇に入るのでしょう。

「潜在能力を引き出すと何ができるか」
私どもの講師仲間の八木橋英男氏は、
東大物理学科出身で
PMOや人事研修担当なども歴任した
れっきとしたロジカル人間です。

その氏が、潜在能力活用領域に目覚め、
探求・研さんを積みました。

潜在意識を活用する仕組みは以下のプロセスです。
 
  リラックスした状態を作り出す。
          ↓
  瞑想状態でテーマに関してイメージを浮かべる
  (テーマは明示しないで、
   講師が見えない形でその人に渡す方法もとります)
          ↓
  浮かんだイメージの意味解釈を行う。
  (本人およびチームメンバ)
          ↓
  行動に結び付ける。

氏は、数多くの実践成果を出しました。
その一部をご紹介しましょう。

例1:新入社員研修

最近の新入社員は「指示待ち人間で困る」
というのが一般評です。
その原因の一つは自分の将来像が見えていないことです。

そこで新入社員研修の一環でこのプログラムを実施しました。

「将来自分が目指す方向は?」に対して新入社員が浮かべた
イメージは、以下のようなものでした。

  人と人が手をつないでいた。
  何かの集まりでリーダシップを発揮していた。

前者は、人が連携する手助けをする仕事をする、
後者は、何かリーダシップを発揮する仕事をする、
のだと想定しました。
「それはどんな仕事だろう」とチームで意見交換しました。

中には大木がイメージに出てきた人がいました。
その解釈は、その木陰で涼める、休めるということで
何か守ってあげる仕事ではないかという解釈と、

どっしりして不動心でことに臨む
ということを示しているのではないか
という解釈が出ました。

いずれにしても、新入社員たちは、
自分たちの将来イメージが浮かんだということで、
全員感激したそうです。

「それでは、これからどうしますか」と
目標実現のステップを考えさせました。

そのままが当っているかどうかは別として
将来を考えるようになったということで、
指示待ち人間から脱却できるきっかけを与えることに
貢献できたようです。。

例2:自信喪失からの脱却
何をやってもミスや失敗をしていて☓の付いた社員に対しての
カウンセリング事例です。

これはよく聞くような話ですが、
幼時からの切迫・恐怖心の原因とその取り除きを
順次やっていって、
なぜ今仕事のミスをするかを突き止めました。


現時点で用意しているラインアップは以下のとおりです。
潜在能力を使う仕掛けはいろいろな領域に適用可能です。
ここに表示している以外にも活かす道がありそうです。
ご関心あればご相談ください。

 プログラムの紹介
http://www.newspt.co.jp/data/mind-pd/mind-pd_0.pdf

しかし、
一般的には潜在能力の活用と聞いてもピンときません。

そこで、
潜在能力の活用を体験していただく無料セミナを企画しました。

研修内容のご紹介ではなく、
実際に潜在意識を引き出す体験をしていただくのです。

その仕掛けをご理解いただければ、
それを現在抱えておられます課題に適用することを
ご検討いただければよいのです。

とても、興味深いセミナです。
どなたでもご参加ください。

 「潜在能力活用体験セミナ」
http://www.newspt.co.jp/data/semina/mind-pd.pdf

 日時:2014年6月6日13時半~18時

 講師:八木橋英男

 参加料:無料
 

「6分間文章術」って何でしょう??

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 共鳴していただける提案書・案内書の勘所を知っていただく。
 表だけでなく、
    裏からも攻めることが有効であることを再認識いただく。

ねらい:
 「6分間文章術」をご研究いただく。
 共鳴していただける文書の達人になってください。
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中野巧さんの「6分間文章術」のご紹介です。
神田昌典氏が絶賛しています。
豊富な成功例も紹介されています。




私もたいへん勉強になりました。
会社からのイベント案内等に早速取り入れています。

でも、またもや書名がまずいです。

書名から想像するのは、
文章の書き方の作法の本ではないですか!!

しかしそうではありません。
もっとはるかに価値の高い
企画書、提案書、イベント等の案内をどう作るか、
のガイドブックです。

せめて「文書術」とすべきでしょう。
もう一つ言わせていただければ、
超習熟しても6分はムリと思います。
このあたりは出版社の責任ですね。
 
著者の考えられたことは、
たいへん素晴らしいものです。
 
内容は素晴らしいのですが、
残念ながら解説の仕方は分かりやすくはありません。

作成しようとする文書の目的は分かります。
「提案等によって相手にしてほしいことを実現する」ことです。

しかし「何をしようとするのか(ゴール)」
「なぜそうするのか」
の解説がていねいではないのです。
 
解読してようやく著者が伝えたいことが分かりました。
「なるほど!と思いました。

それは、何かを伝えようとするときに、
どうしても
伝えたいことのよい面、優れた面をアピールしがちです。
「これだけ素晴らしいのですよ!!」と。

ところが受け手の立場に立つと、
マイナス面が気になるのです。
「その反対意見を想定してそれに対する布石を打ちなさい」
というのが、著者の主張する要点のようです。

そして、そのマイナス面・プラス面を含めて、
どのような内容でストーリを構成していくかを
「エンパシーチャート」というもので洗い出しすることを
提案しています。

Empathyというのは共感、感情移入という意味です。
本書ではその言葉の解説はありません。

エンパシーチャートは以下のようなものです。
①②③の番号は、考えを進めていく順序です。











 
⑤③④という流れは
ポジティブ思考の流れでシンプルです。

しかしこれだけでは人は乗ってくれません。

持ちかけられた時、
人間にはネガティブな思考が働くものです。


そこでこのネガティブな思考を分析して
ポジティブ思考に持っていく必要があります。
それが、⑧⑥⑨③④の流れです。
この道のりの方が長いのです。
「なるほど」ですね。


本書で示しているエンパシーチャートのサンプルが
これです。




















エンパシーチャートで、
要点を洗い出した後で、
文章のストーリを考える方法も提示しています。

因みにシステム企画研修㈱がお勧めしている
企画書・提案書の作成法である5W2H手法は
企画書・提案書の必要項目を以下のように揃えなさい、
という理詰めのものです。
  • 目的・ねらい Why
  • 課題または提案内容 What
  • 対象範囲 Where
  • 実現方法 How
  • 実現日程・納期 When
  • 実現体制 Who
  • 実現費用 How Much
「6分間文章術」はそれに魂を入れるものだと言えましょう。
近々、5W2H手法に、
「6分間文章術」のアプローチを加えてみようと思います。

ご期待ください!!!!


2014年4月20日日曜日

「日本の右傾化は本当か」 今頃そんなこと??

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 日本の「右傾化」について考えていただく。
 マスコミの問題提起は私よりも遅いということを知っていただく。

ねらい:
 それぞれお考えください。

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2014年3月30日日経新聞に
風見鶏「日本の右傾化は本当か」という記事が載っていました。

以下の書き出しです。
 日本は右傾化しているのだろうか。
 中国や韓国のメディアには右傾化と断じた日本批判が目立ち、
 欧米メディアにも同じような論調が見える。

そうしてこう続けています。
 右傾化とは何だろう。
 広辞苑で調べると
 「国粋主義・ファシズムなど右翼的思想に傾くこと」という。

 国粋主義は、
 「民族性の優秀さを主張」
 ファシズムは
 「国粋的思想を宣伝」などと書いてある。

 特定の民族への憎しみをあらわにするヘイトスピーチは
 右傾化に当てはまるだろう。

 では安倍政権はどうかというと、
 日本民族の優秀さを唱えているわけではないので、
 ちょっと違う。

 中韓メディアが右傾化の表現を使うのは
 ①2012年12月の衆院選と昨年7月の参院選の自民党圧勝
 ②昨年12月の安倍晋三首相の靖国神社参拝
 ③集団的自衛権の行使容認や憲法改正に向けた動き
 などが対象だ。

 安全保障政策の論客でもある石破茂幹事長は周囲に
 「俺は昔は右翼と言われたが、
 今は自民党の一部からは左翼と見られている」
 と漏らす。

 首相の認識はどうか。
 
 1月30日の参院本会議で自民党議員から
 「最近、自民党が右傾化しているという批判を受ける」
 と聞かれて
 「右傾化などでは決してない。
 国民を取り巻く現実を直視した選任ある政治にほかならない」
 と強調した。

 (上野コメント:そのとおりです)

 岡崎久彦元駐タイ大使が
 世界の研究機関による世論調査を見せてくれた。

  「もし戦争が起こったら国のために戦うか」との問いに
  「はい」と答えた割合は05年前後で日本15%、
  韓国72%、中国76%。

 岡崎氏は
 「今の日本は割合が増えていても
 中韓と比べたら少ないだろう。
 日本は少し正常化した程度で、
 中道化までも至っていない」と語る。

 (上野コメント。結論部分はそのとおりですが
 「国のために戦うか」の数字は、
 国の状況が異なるのでこの論陣の参考にはなりません)

 保守派の目には、
 戦後日本が「左」に傾いていたので、
 現在は「右」ではなく「真ん中」に近づいていると映る。

そのとおりです。

この記事は取材している点で厚みがありますが、
私が、2013年12月21日の当ブログ
「右翼って何??」で述べた見解と同じです。
 http://uenorio.blogspot.jp/2013/12/blog-post_87.html

一流紙なのに、問題把握が遅れていますね。

また、この記事の結論が、
「日本の実態を伝える外交力の重要性はましている。
誤解されないためにも
首相周辺の強硬論や不用意な発言は控えた方がいい」
となっているのはいただけません。

そもそも「強硬論」だという点が認識違いです。
安倍=右翼と思っているのではないでしょうか。

2014年4月18日金曜日

賞味期限の延長をしているのですって!!

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 賞味期限について勉強していただく。

ねらい:
 モッタイナイことを止めましょう!!
 地球上の資源保護に協力しましょう!

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日経新聞2014年4月15日号の
「エコノ探偵団 食品の賞味期限なぜ延びた」からのご紹介です。

もったいない意識の浸透と環境保護の観点から
賞味期限延長の動きは始まっています。

 2011年国連食糧農業機関(FAO)が
 「生産された食品の約3分の1が捨てられている。
 減らせれば
 飢餓に苦しむ人が減り温暖化ガスの抑制にもつながる」

 2012年欧州連合(EU)が25年までに
               食品廃棄を半減する方針を表明

 日本でも、
 まだ食べられる食品が年500万~800万トン捨てられており、
 抑制に取り組んでいる(農林水産省)。
 この量はコメの国内生産量に匹敵し、
 なんと世界の食料援助のほぼ2倍である。

 包装の印刷ミスなどで販売できない食品を集めて
 福祉施設などに配る
 非営利団体「フードバンク」を支援している(制度)。

そもそも賞味期限は、
2005年にJASの規定と統一された食品衛生法の規定ですが、
賞味期限の決定は各食品メーカーに任せられています。

一般的には次の3つの検査を行った上で決められているようです。
  • 菌の繁殖などを調べる微生物検査。
  • 濁りや粘り、色や酸化などを調べる理化学検査。
  • 実際に食べてみた食感や味、臭いなどを評価する官能検査

そこで、製造業者は食品の加工法・包装技術の改善等を行って
賞味期限の延長を行っているのです。

即席めん業界では、
現在の賞味期限は38年前に決めたままなのだそうです。
怠慢ですね。モッタイナイ!

消費者がこの期現に過敏になるのもいけませんね。
我が息子一家は、我が家に来て
1日でも過ぎているドレッシングやジュース類には、
絶対に手を出しません。
ケシカランのです。

2008年(平成20年)2月24日の
農林水産省および厚生労働省による新聞広告を参考にしましょう!!

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 ・賞味期限とは「美味しく食べられる期限」です。

 ・開封していない状態で、
  表示されている保存方法に従って保存したときに、
   美味しく食べられる期限を示しています。

   ・保存がきく食品に表示されており、
   3か月を超えるものは年月または年月日で、
   3か月以内のものは年月日で表示されています。

 ・賞味期限内に美味しく食べましょう。
  ただし、期限が過ぎても食べられなくなるとは限りません。

  ・”美味しく食べられる期限”を示します。
  賞味期限を表示した食品は傷みにくいので、
  期限を過ぎても、すぐに捨てる必要はありません。
    スナック菓子、即席めん類、缶詰など
 
 ・賞味期限内に食べるのは◎、期限切れを食べるのは△

 ・もったいない!
  賞味期限が切れていてもすぐに傷むわけではありません。
  保存や調理法を上手に行い、無駄な廃棄を少なくしましょう。

 ・食品の期限表示は、開封前の期限です。
  一度開封したら、期限表示に拘らず早く食べましょう。
  
 ・食品に表示されている保存方法を守りましょう。
  保存方法の表示がない場合は常温で保存できます。

 ・加工食品には
  消費期限または賞味期限のどちらかの期限が表示されています。
  (一部の食品を除く)

  (上野注:足の早いものは消費期限です。
   表示のないものは、砂糖、塩、氷など痛まないものです)
  



2014年4月17日木曜日

胆識ってご存じですか?

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 知識の体系を整理していただく。
 「胆識」を心に留めていただく。

ねらい:
 この体系を念頭においていただく。
 できれば胆識のそなかった人物を目指していただく。

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私の愛読誌「致知」2014年5月号からの情報です。

この号に、
東京電力の会長に就任される数土文夫さんと
牛尾治朗さんの対談
「経営の焦点を定める」が掲載されていました。


お二人ともかなりの見識をお持ちで感服いたしました。

その中に牛尾さんのこういう言葉が紹介されていました。

 ITはインフォメーション・テクノロジーの略ですが、
 インフォメーションは情報です。
 そして情報を整理整頓したものがナレッジ(知識)です。

 知識がインテリジェンス(知性)へ、
 さらにウィズダム(英知、見識)へと発展していくというんですが、
 それ以上の言葉は英語にないのです。

 けれども東洋では、
 見識ではまだ不十分だと。
 胆識がなければいい指導者にはなれないと説くんです。

 胆識というのは、
 困難や抵抗を克服して物事を断行する実行力、度胸
 を伴った見識です。

 これは確か安岡正篤先生の造語ではなかったかと思うんですが、
 そういうものが大事だという話が、
 2千年も前の東洋の古典にたくさん解かれているのです。

牛尾さんはこう言って数土さんを励ましたのです。

私は不勉強で胆識という言葉を知りませんでしたが、
私の手許に届けられる季刊誌?「経営者通信」(幕末社発行)
2013年4月号の表紙に
「胆識をもって決断せよ」とありました。

この言葉は心に刻まれました。

我々の世界では情報の前にデータがあると言います。

全体を整理するとこうなります。


日本語
英語
意味
データ
Data
情報の原料
情報
Information
価値あるデータ
知識
Knowledge
整理整頓された情報
知性
Intelligence
精製された知識
英知、見識
Wisdom
昇華された知性
胆識
なし
困難や抵抗を克服して物事を断行する実行力・度胸を伴った見識




「米国の韓国対応の真意は」ですって!

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 米国の韓国に対する懸念を再確認していただく。
 「国際情勢といいますが、結局みんな自国のために動く」
    ということを再確認していただく。

ねらい:
 国際情勢を見る目を強化しましょう。

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2014年4月17日の日経新聞2面トップに
以下の見出しが躍っていました。

「日韓の改善促す本当のわけ
 米、韓国の中国傾斜 危惧」

やはりそうでしょう。
これは、私の3月29日の当ブログ
「日米韓首脳会談の裏側はこうでしょう!!」

  http://uenorio.blogspot.jp/2014/03/blog-post_29.html

 
とほぼ同じです。

少し、日本の安全に関心のある方は
誰しもそう思ったでしょう!

日経は大分遅いですね。

しかし、以下のような追加情報もありました。

 (その理由だけではない)
 米軍は1950年代初めの朝鮮戦争で、
 南進してきた北朝鮮、中国義勇軍と闘い、
 数万人の戦死者を出した。

 そこまでの犠牲を払って守った韓国が、
 中国側になびくのは感情的にも受け入れがたい。

米国民のその気持ちは分かりますけれど、
韓国は長い歴史で
中国本土国家のご機嫌をとって生きてきたのですから、
DNAに染みついたその習性はそう簡単には
軌道修正できないでしょうね。

2014年4月15日火曜日

笑っていいとも!32年で幕!

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 「笑っていいとも」が続いた要因を考えていただく。
 32年の長さを実感していただく。

ねらい:
 これからの1年ずつを大事にしましょう。

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ご承知のように、
タモリさんが司会進行をしていた「笑っていいとも!」が
2014年3月31日、32年の幕を閉じました。

先日最終回に、多くの有名タレントが出演して、
思い出話をしていました。
その人たちが「子供の頃これを見ていた」
と言いますから32年の年月というのは凄いものです。

皆さま32年前は何をされていましたか?

1人の司会者で長く継続した番組として
ギネスにも載ったのだそうです。

30年を1ジェネレーションと言います。
まさに1世代を画した番組だったと言えましょう。

その日は、この番組で売り出し、
今や人気者になっているそうそうたる顔ぶれが
賛助出演していました。

その人たちを見ると、
次々とそういうスターを輩出し続けて、
主役・準主役の顔触れが変わっていったのが
長続きの要因だろう、と思われます。

しかし、誰かが発言していました。

タモリさんはいつまでも恥ずかしそうにしていた、
慣れ切っていない、
そこが嫌味にならずに続いた要因だろう。

なるほど一理あると思います。
誰しも慣れてくると惰性で仕事をするようになります。
うまく捌けるようになるのです。

そうすると失敗はありませんが、
新鮮味に欠けるようになってきます。
一所懸命やっているとその気持ちが相手にも伝わります。
好印象を持ちます。

これは、講師業でもまったく同じです。
あまりにも駆け出しはダメですが、
少し慣れていないくらいが、意外に講師評価が高いのです。

その点、超超ベテランの私は
「慣れ過ぎているなー」と反省しております。

ところで、
当社の中核技術であるMIND-SA方法論は、
今年30年を迎えます。
事業のライフ30年と言います。

会社のライフ30年というのは誤りです。
新しい事業を次々繰り出して行けば、
会社は何年でも生きられるのです。

「笑っていいとも」にあやかれれば、
あと2年で有終の美を飾りたいものです。
皆さま、応援してくださいませ。

2014年4月14日月曜日

ケネディ暗殺の真相 要約

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 ケネディ暗殺の真相を知っていただく。
 「アメリカという国はそういうこともありか」
  ということを知っていただく。

ねらい:
 いろいろな角度から物事を見る習慣を強化していただく。

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先月の当ブログ「怖ろしい!ケネディ暗殺の真相に迫る!」で

http://uenorio.blogspot.jp/2014/03/blog-post_9613.html

落合信彦氏の命がけの調査結果をご紹介しました。

しかし、長文で回り道もありましたので、
あらためてその結論だけを以下に要約いたします。
ぜひ上記ブログをお読みください。

1.ケネディは以下の集団謀議の結果暗殺された。
 

 ニクソン(後の大統領)
 暗黒街のボス
 CIA
 FBI
 ひょっとしたら当時のジョンソン副大統領も加担?

 それだけ、
 ケネディ大統領の施策は強固な岩盤を壊そうとする
 素晴らしいものだったのです。
 本当に残念です。
 

 暗殺者群は、
 目的のためには手段を選ばない人たちで、
 アメリカ的思考は恐ろしいですね。

 真珠湾開戦の時だって、
 ルーズベルト大統領は日本に先制攻撃をさせるために
 事前に情報を掴んでいたのに現地に知らせずに
 海軍兵を多数見殺しにしました。

2.ケネディ暗殺の理由
 ケネディ大統領の政策は自己あるいは自分達の組織を危うくする。
 それを守るために結束した。
 ニクソンは、自分が大統領になるために画策した首謀者である。

3.なぜウォーレン委員会はいい加減な調査をしたか。
 必ずしも暗殺者群から脅迫されたということではなく、
 追求をすると米国として国家機密がばれる
 (たとえばキューバ撃滅など) ということが大義名分だった。

4.しかし、事実を知っている証人たちは
 身の危険を感じて口を噤んだ。
 現実に下手人たちはみな消されてしまった。


STAP細胞騒ぎの本質は?

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 STAP細胞騒動の状況を整理してみる。
 ものごとにはウラがあることの事例研究をしていただく。

ねらい:
 STAP細胞が人類に貢献することを期待しましょう。

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4月9日、小保方さんが2時間半の報道陣対応をしました。

その過程で、
どうも小保方さんの論文作成能力には問題がありそうだ、
ということにはなりました。

「ありえない低レベルだ」などと
やっかみ半分なのでしょうかと思うくらい厳しいことを言う方
(ひょっとしたらマスコミに言わせられているのかも)
もいました。

2時間半やり取りしても結局真相はよく分からない、
ということはSTAP細胞の存在自体が疑わしい、
という論調にもなりました。

しかし、
冷静な方のコメントをつなぎ合わせるとこういうことのようです。
(若干ひいき眼かもしれません)

1.詳細の発表をしないのは、
 特許問題が絡んでいる。
 詳細発表すると特許を先取りされる可能性もある。

2.理化学研究所が急いでいい加減な調査結果を発表したのは、
 以下の背景があった。
  政府が産総研と理化学研究所を
  特定国立研究開発法人に認定して特別な助成をしようとしていて、
  そのタイミングに間に合わせないといけない。

   小保方さんも盛んに調査の不十分さをクレームしていました。

     この認定を受けるには
                  組織の運営体制に問題があるということになると困る。
  小保方さん個人の特殊事例だということにしないといけない。
  小保方さんにすべての責任を負わせてトカゲの足切りをしよう。

3.こういうトラブルが発生するのは
 理化学研究所のマネジメントにも問題がある。
  以前は本当に自由でその中からノーベル賞学者を輩出した。
  ところがある時から、成果主義的マネジメントになってきた。
  稼げる研究をする、したがって特許も重視する、ということです。

  成果主義となると部下の指導も疎かになりがちである。
  (今回もその面が多々ありますね)

 ひょっとしたら、理事長は学者ではあっても
 マネジメントは苦手ということがありそうです。

4.STAP細胞自体は存在するのではないか、
 少なくとも現状で否定はできない。

以上は私の見方でもあります。
そうして、マスコミは定見がない、いい加減な報道である、
ことを付記しておきます。