2014年4月18日金曜日

賞味期限の延長をしているのですって!!

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 賞味期限について勉強していただく。

ねらい:
 モッタイナイことを止めましょう!!
 地球上の資源保護に協力しましょう!

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日経新聞2014年4月15日号の
「エコノ探偵団 食品の賞味期限なぜ延びた」からのご紹介です。

もったいない意識の浸透と環境保護の観点から
賞味期限延長の動きは始まっています。

 2011年国連食糧農業機関(FAO)が
 「生産された食品の約3分の1が捨てられている。
 減らせれば
 飢餓に苦しむ人が減り温暖化ガスの抑制にもつながる」

 2012年欧州連合(EU)が25年までに
               食品廃棄を半減する方針を表明

 日本でも、
 まだ食べられる食品が年500万~800万トン捨てられており、
 抑制に取り組んでいる(農林水産省)。
 この量はコメの国内生産量に匹敵し、
 なんと世界の食料援助のほぼ2倍である。

 包装の印刷ミスなどで販売できない食品を集めて
 福祉施設などに配る
 非営利団体「フードバンク」を支援している(制度)。

そもそも賞味期限は、
2005年にJASの規定と統一された食品衛生法の規定ですが、
賞味期限の決定は各食品メーカーに任せられています。

一般的には次の3つの検査を行った上で決められているようです。
  • 菌の繁殖などを調べる微生物検査。
  • 濁りや粘り、色や酸化などを調べる理化学検査。
  • 実際に食べてみた食感や味、臭いなどを評価する官能検査

そこで、製造業者は食品の加工法・包装技術の改善等を行って
賞味期限の延長を行っているのです。

即席めん業界では、
現在の賞味期限は38年前に決めたままなのだそうです。
怠慢ですね。モッタイナイ!

消費者がこの期現に過敏になるのもいけませんね。
我が息子一家は、我が家に来て
1日でも過ぎているドレッシングやジュース類には、
絶対に手を出しません。
ケシカランのです。

2008年(平成20年)2月24日の
農林水産省および厚生労働省による新聞広告を参考にしましょう!!

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 ・賞味期限とは「美味しく食べられる期限」です。

 ・開封していない状態で、
  表示されている保存方法に従って保存したときに、
   美味しく食べられる期限を示しています。

   ・保存がきく食品に表示されており、
   3か月を超えるものは年月または年月日で、
   3か月以内のものは年月日で表示されています。

 ・賞味期限内に美味しく食べましょう。
  ただし、期限が過ぎても食べられなくなるとは限りません。

  ・”美味しく食べられる期限”を示します。
  賞味期限を表示した食品は傷みにくいので、
  期限を過ぎても、すぐに捨てる必要はありません。
    スナック菓子、即席めん類、缶詰など
 
 ・賞味期限内に食べるのは◎、期限切れを食べるのは△

 ・もったいない!
  賞味期限が切れていてもすぐに傷むわけではありません。
  保存や調理法を上手に行い、無駄な廃棄を少なくしましょう。

 ・食品の期限表示は、開封前の期限です。
  一度開封したら、期限表示に拘らず早く食べましょう。
  
 ・食品に表示されている保存方法を守りましょう。
  保存方法の表示がない場合は常温で保存できます。

 ・加工食品には
  消費期限または賞味期限のどちらかの期限が表示されています。
  (一部の食品を除く)

  (上野注:足の早いものは消費期限です。
   表示のないものは、砂糖、塩、氷など痛まないものです)
  



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