目的:
賞味期限について勉強していただく。
ねらい:
モッタイナイことを止めましょう!!
地球上の資源保護に協力しましょう!
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日経新聞2014年4月15日号の
「エコノ探偵団 食品の賞味期限なぜ延びた」からのご紹介です。
もったいない意識の浸透と環境保護の観点から
賞味期限延長の動きは始まっています。
2011年国連食糧農業機関(FAO)が
「生産された食品の約3分の1が捨てられている。
減らせれば
飢餓に苦しむ人が減り温暖化ガスの抑制にもつながる」
2012年欧州連合(EU)が25年までに
食品廃棄を半減する方針を表明
日本でも、
まだ食べられる食品が年500万~800万トン捨てられており、
抑制に取り組んでいる(農林水産省)。
この量はコメの国内生産量に匹敵し、
なんと世界の食料援助のほぼ2倍である。
包装の印刷ミスなどで販売できない食品を集めて
福祉施設などに配る
非営利団体「フードバンク」を支援している(制度)。
そもそも賞味期限は、
2005年にJASの規定と統一された食品衛生法の規定ですが、
賞味期限の決定は各食品メーカーに任せられています。
一般的には次の3つの検査を行った上で決められているようです。
- 菌の繁殖などを調べる微生物検査。
- 濁りや粘り、色や酸化などを調べる理化学検査。
- 実際に食べてみた食感や味、臭いなどを評価する官能検査。
そこで、製造業者は食品の加工法・包装技術の改善等を行って
賞味期限の延長を行っているのです。
現在の賞味期限は38年前に決めたままなのだそうです。
怠慢ですね。モッタイナイ!
消費者がこの期現に過敏になるのもいけませんね。
我が息子一家は、我が家に来て
1日でも過ぎているドレッシングやジュース類には、
絶対に手を出しません。
ケシカランのです。
2008年(平成20年)2月24日の
農林水産省および厚生労働省による新聞広告を参考にしましょう!!
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・賞味期限とは「美味しく食べられる期限」です。
・開封していない状態で、
表示されている保存方法に従って保存したときに、
美味しく食べられる期限を示しています。
・保存がきく食品に表示されており、
3か月を超えるものは年月または年月日で、
3か月以内のものは年月日で表示されています。
・賞味期限内に美味しく食べましょう。
ただし、期限が過ぎても食べられなくなるとは限りません。
・”美味しく食べられる期限”を示します。
賞味期限を表示した食品は傷みにくいので、
期限を過ぎても、すぐに捨てる必要はありません。
スナック菓子、即席めん類、缶詰など
・賞味期限内に食べるのは◎、期限切れを食べるのは△
・もったいない!
賞味期限が切れていてもすぐに傷むわけではありません。
保存や調理法を上手に行い、無駄な廃棄を少なくしましょう。
・食品の期限表示は、開封前の期限です。
一度開封したら、期限表示に拘らず早く食べましょう。
・食品に表示されている保存方法を守りましょう。
保存方法の表示がない場合は常温で保存できます。
・加工食品には
消費期限または賞味期限のどちらかの期限が表示されています。
(一部の食品を除く)
(上野注:足の早いものは消費期限です。
表示のないものは、砂糖、塩、氷など痛まないものです)
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