2011年7月31日日曜日

小さなクレーム

 先日7月28日、
 仕事帰り21時半頃に都営地下鉄の泉岳寺駅で
 こういうことがありました。

 都営浅草線は泉岳寺の駅で、
 品川方面に行く京浜急行線と
 西馬込方面に行く都営線が分かれます。

 品川方面行に乗ってきて西馬込方面に行く人
 (私もそうです)は、ここで乗り換えなければなりません。

 泉岳寺駅発の西馬込行が停車していることが多いのです。
 ところが、この時はホームでたくさんの人(200人くらい?)
 が待っているのに10分位も電車がきません。

 来るべき電車は泉岳寺駅折り返しで
 近くで待機しているのです。
 
 「少しでも早くホームに到着して、
 ホームで立って待っている人に乗っていただく、
 という気はないのか!
 (別にダイヤより早く出発しろ、というのではありません)

 運転手と車掌の二人の運行勤務時間を少なくするために
 多くのお客様を待たせるのか!」

 と、公営交通のお客様無視のお上体質に頭に来ました。
 今度、クレームしようと思っています。
 

 

低放射線量の有益性について 再々論

私のこの論のきっかけを提供してくださった
茂木弘道さんから、以下のメールが届きました。
そのまま掲載させていただきます。

この本は私も未入手ですが、
このテーマにご関心のある方は
ぜひご研究ください。

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上野則男 様

これまでにラッキー博士の論文3点を日本語訳して
皆様にご案内して参りました。

その3点の論文
「電離放射線の生物学的効果―日本に贈る一視点」
「原爆の健康への効用」
「放射線廃棄物による健康増進」

を元にした本を掲記のタイトルで、このほど出版しました。

ラッキー論文は学術論文で、読みにくい方も多いかと思います。
各論文の前に解説を付けました。
これをお読みいただければ
ほぼ内容が分かるようになっております。

『放射能絶対悪論』と言う現代の「迷信」が横行し、
被災地の人々を苦しめ、
全く無駄な対策を膨大な経費をかけて行い、
さらには国の今後の政策を
架空の前提に基づいて決めかねない事態となっております。

こうした問題に対する反論を、
ラッキー論文に依拠しつつ第2章で展開致しました。

是非とも
皆さまをはじめとする日本全国の心ある方々に読んで頂き、
「どうもおかしい」ということに気づいていただければ
と思っております。

8月1日から店頭に並ぶ予定です。
見当たらない場合には、是非お店にご注文ください。
また、添付の申込用紙で
出版社(日新報道)にFaxで直接申し込むこともできます。
定価で購入できます。

       「日下公人先生ご推薦文」

ラッキー博士はこの本で、
1年に100ミリシーベルトくらいの放射線は
かえって健康に良いと主張される。
自然界に存在する放射線は人体にはむしろ不足で、
そのため人はガンや糖尿病になるとの説も紹介されている。

私はアッと驚いたがかなりの程度納得した。
ラドン温泉などの実際と、長崎などのデータと
ホルミシス理論の3本建てで書かれているからである。

本書は原爆反対の感情から生まれた
放射線恐怖の行き過ぎを正している。

生命に関する科学は日進月歩しているから、
市民運動家が奉ずる古い科学は穴だらけらしいと分かった。 

                           日下公人

               目次

まえがき                     茂木

第1章 電離放射線の生物学的効果
     解説と全文訳

第2章 福島放射線問題と低放射線有益論への出会い 
                           茂木

第3章 原爆の健康への効用
     解説と全文訳

第4章 放射線廃棄物による健康増進
     解説と全文訳

あとがき                     茂木

平成23年7月27日               茂木弘道拝

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ご参考までに、以下に日経新聞7月26日の記事を
ご紹介します。

「被曝限度『生涯100ミリシーベルト』
       食品安全委 暫定規制値見直しも」
という見出しで、内閣府の食品安全委員会は、
「通常の一般生活で受ける放射線量を除き、
生涯の累積線量が100ミリシーベルト以上で
影響が見出される」とする評価書を了承した。

この基準だと現在の暫定規制値は
年間の放射線量を基準としており、
生涯に対する規制値となると
現在の暫定規制値よりも厳しい基準である。

ただ、この評価書を作成した作業部会座長の
山添康東北大(薬学)教授は
「現在の規制値はかなり厳しい。
現在の規制値を極端に変更する必要はないのではないか」
という見解を示した。

また、作業部会が根拠とした論文は、
広島や長崎の原爆で瞬間的に100ミリシーベルトの
放射線量を浴びた場合にがんになるリスクが高まるという
データに基づいている。

作業部会では、
「瞬間的に浴びた放射線量の基準を、
低い線量の放射線を長期間浴びた場合の基準にするのは
おかしいのではないか」という意見も出た。」

ということで、作業部会メンバでも
「放射線がいかなる場合にも有害である」という説に
異論を唱える方がおられるということです。

また、日経新聞の編集部も
この問題に関して関心がある(一方的ではない)
ということも分かります。

早く正しい結論に到達してほしいものですが、
保守的な日本文化の中では難しいのでしょうね。

2011年7月21日木曜日

原発の究極リスク

私は、日本の産業の競争力の維持という目的から、
早期の原発廃止に反対です。

ところが、ある研究会でハッと気がつかされたことがあります。

これまでは、何か事故等があっても冷温停止ができるように
万全の態勢があれば問題ない、
それをどうやって実現すればよいか
に関心を集中させていました。

 予備電源を十分確保する。
 冷却用の水が確保できる対策をとる。
 万一冷却がうまくいかないときの対策を準備しておく。

というようなことが中心でした。

それではすまないリスクもあるようです。
直下型大地震等で
制御棒と燃料棒の位置がずれると、
制御棒が燃料棒に挿入されなくなり
核分裂反応を止められなくなる可能性がある
というものです。

ただしこれは
地震感知システムで最初の地震波をキャッチした時点で
停止機能を動かせば何とかなるようです。

ところが、
どうにも対応できない致命的なリスクがあるのです。
何だと思われますか?

テロです。
9.11はビルを狙い、3千人の犠牲者が出ました。

多くの原発は
対空防御をしていませんから、
個人用の飛行機でも突っ込むことは容易でしょう。

そうすれば、原爆状態となるのではないでしょうか。
これは怖いですね。

なぜ今までテロは原発を狙わなかったのでしょう?
理由は分かりませんが、
今回の福島原発事故で
テロ組織が原発をターゲットにする可能性はあります。

テロへの万全な対策は取りようがないでしょう。
どうするのでしょうか。

今まで話題になっていないのは、
あまりにも恐ろしすぎて誰も取り上げていないからでしょうか。

このテーマについての検討が必要なようです。

なでしこジャパンの勝利 女性は強い!!

日本中が沸きかえったこの世界一、
当ブログでも触れないわけにはいきません。

たまたま、私は年に1回の家族旅行ーー
妻、息子夫婦と孫2人、娘夫婦と孫1人ーーで
箱根の小湧園ユートピアに行っておりました。

正直のところ、決勝戦のことは頭になく、
朝ぶろから帰ってくると、家族が大騒ぎをしていました。
試合はすでに延長戦終了間際でした。

PK戦を全部見ました。
特に感心したのは、最後のシュートを決めた
弱冠20歳の熊谷紗希さんです。

キック直前の顔が大写しになりました。
少し天を仰いでるような風にも見えました。
「緊張しているのだろうな」と、
こちらがドキドキして見守りました。

ところが、左上のコーナギリギリに
シュートを決めてしまいました。

普通の男性なら練習では打てても
あんな大一番ではとても実力を発揮できないだろう、
と思います。

日本に帰ってからのインタビュでも
「狙っていました」と淡々としたものでした。

女性は開き直ると強いのだなと
つくづく思いました。
生理的に精神構造が違うのでしょうね。
「母性は強し」なのでしょう。

キーパ海堀さんの横っ跳び右足の防御も
素晴らしいものでした。
こちらは日ごろの練習の賜物で、
体中が反射的に動くようになっていたのでしょう。
「(横に)飛びすぎた、しまったと思った瞬間に
足が動いた」と言うのですから。

とにかく、日本に強い部分があるということは
たいへん嬉しいことです。

早く菅総理退陣せよ!!

2011年7月8日金曜日

菅総理!即刻退陣を!

 先日、「管総理の引き際」で、
 菅総理も少しは知恵と良識があるかな、
 と期待した記事を書きました。

 しかし、この度の「原発のストレステスト実施」発言で
 私も切れました。
 
 海江田経産相の立場をまったくなくしてしまったのです。

 私は、7月3日朝のフジテレビで海江田さんの言動を
 1時間以上拝見していました。
 その時、海江田さんの人柄・見識・良識に感心して
 すっかり「ファン」になりました。

 人当たりが良く、裏表がなく、謙虚で、
 話に筋が通っていました。
 菅総理の考えについてどう思うかと質問されると、
 「それは管総理に聞いてください」
 と丁寧にかわしていました。

 海江田さんは、佐賀県に出向いて
 佐賀県(古川知事)が
 玄海原発の再開を認める意向を示したことに対して
 国が責任を持つ、と謝意を示しました。

 それに対して、幾日も経たないうちに
 政府の方針を勝手に変えたのです。
 
 海江田さんの立場がありません。
 この海江田さんに、
 国会の場での追及に対して
 思わず涙ぐんでしまうような辛い思いをさせたのです。

 菅総理は組織の運営原則のイロハも知りません。
 自分が責任を持って何かを完遂した
 経験はないのではないでしょうか。

 関係組織への連絡もなく思いつきでことを進めたり、
 人柄・見識を見ないで大臣に任命するのも
 いただけませんが、
 部下の顔を丸つぶしにするような行動は
 断じて許されません。

 一刻も早く辞任していただかないと、
 日本の国が迷走するだけでなく、
 日本の恥を
 いつまでも外国にさらし続けることになります。

 自ら辞めないのなら、
 力づくで引きずり下ろすしかないでしょう。