2011年7月21日木曜日

原発の究極リスク

私は、日本の産業の競争力の維持という目的から、
早期の原発廃止に反対です。

ところが、ある研究会でハッと気がつかされたことがあります。

これまでは、何か事故等があっても冷温停止ができるように
万全の態勢があれば問題ない、
それをどうやって実現すればよいか
に関心を集中させていました。

 予備電源を十分確保する。
 冷却用の水が確保できる対策をとる。
 万一冷却がうまくいかないときの対策を準備しておく。

というようなことが中心でした。

それではすまないリスクもあるようです。
直下型大地震等で
制御棒と燃料棒の位置がずれると、
制御棒が燃料棒に挿入されなくなり
核分裂反応を止められなくなる可能性がある
というものです。

ただしこれは
地震感知システムで最初の地震波をキャッチした時点で
停止機能を動かせば何とかなるようです。

ところが、
どうにも対応できない致命的なリスクがあるのです。
何だと思われますか?

テロです。
9.11はビルを狙い、3千人の犠牲者が出ました。

多くの原発は
対空防御をしていませんから、
個人用の飛行機でも突っ込むことは容易でしょう。

そうすれば、原爆状態となるのではないでしょうか。
これは怖いですね。

なぜ今までテロは原発を狙わなかったのでしょう?
理由は分かりませんが、
今回の福島原発事故で
テロ組織が原発をターゲットにする可能性はあります。

テロへの万全な対策は取りようがないでしょう。
どうするのでしょうか。

今まで話題になっていないのは、
あまりにも恐ろしすぎて誰も取り上げていないからでしょうか。

このテーマについての検討が必要なようです。

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