2011年8月30日火曜日

民主党代表選、どう見ましたか?

野田さんが次期総理大臣候補として選出されました。
松下政経塾第1期生だそうですから、
鳩山さんや菅さんとは違い、
経営の分かる方だと期待いたしましょう。

前原さんは国民投票なら圧勝だったはずですが、
「決勝」に残れませんでした。
私も前原さんに期待しました。
なぜなら、外務大臣の時にアメリカにも中国にも
きちんと日本国としての主張をしていましたから。

この方も松下政経塾生ですから
筋が分かっておられます。
筋の前に、勝ち負け・有利不利を考える
多くの政治家に対して異色です。

なぜ、野田さんに勝てなかったのでしょうか。
なかなか出馬の意向を明らかにしなかったことが
第1の原因です。
期待されているのに迷ったのは、
おそらく次の機会を想定していたのでしょう。
早くから立候補の意思表示をしていた野田さんからの
協力要請にもあいまいな対応をしていました。

それと、若くて筋を通し過ぎるということでの、
信念のない人たちからの疎遠感・敬遠感が
あったのではないでしょうか。

民主党政権が続くなら、
次の機会には本命でしょう。
それまで、
妥協ではない修練を積んでいただきたいと思います。

海江田さんは男を下げました。
小沢さんに頼みに行ったところが、
そもそも信念がないですね。

小沢さんがその前に会った前原さんは
小沢さんの筋の違う主張を飲まなかったので
協力を拒否されました。

前原さんが小沢さんに会われたのは、
支援を期待はしていないけれども、
筋を通すということでの挨拶だったのでしょう。

海江田さんは小沢さんに会って、
マニフェストの見直し、野党との協調について
自分の主張を変更しています。

主義よりも政局という悪い政治風潮を
まともに現わしてしまい、国民の評価を下げました。
おまけに、民主党内の小沢派、反小沢派の
数字の読み違いをしています。

最大派閥の小沢派と鳩山派の支援が得られれば
勝てると思ったのは読み違いです。
1回目の投票結果は、読みどおりで勝てました。
しかしここで過半数を得られるか決選投票で勝てる
という読みの時には
小沢派、反小沢派の数字の読みが必要だったのです。

浮動票もあったでしょうが、
浮動票は、野田さんの後世に残る名演説
(「自分は、ドジョウで金魚にはなれません。
ドジョウとして泥臭く頑張ります」)
で野田さんに動いた人がいたことも
「不運」だったのかもしれません。

いずれにしても、海江田さんは
人格高潔で「正直」だと思いますが
(当ブログ「菅総理!即刻退陣を!」参照)、
総裁・総理大臣向きではないのです。
なぜ、立候補したのでしょうね?

男もやるではないか!

室伏広治さんが、世界陸上ハンマー投げで
金メダルを獲得しました。

今や36歳です。
「実力は世界一」と言われていたころは、
なかなか優勝できませんでした。

お分かりのように、この競技はもの凄い精神的な集中力、
肉体の凝縮力が必要です。
見ていても投擲の方向をぴたりと合わせ
そこに最高のスピードで投げ込むというのは並大抵の
訓練ではできそうにもありません。

室伏さんも精神力が今一だと言われたこともありました。
それと年齢、故障を乗り越えての優勝ですからね。
驚嘆以外の何物でもありません。

弱点をどうすれば克服できるかと
徹底的に研究して丹念に取り入れ訓練されてようです。

なでしこに次いで、今回も徹底的な訓練の成果です。
肉体の訓練が
精神の強化(自信)に繋がっているのでしょう。

私たちも目標(「目的・ねらい」)を定めて
徹底的に実現を目指しましょう!!

2011年8月29日月曜日

「日本経済が何をやってもダメな本当の理由」??ユーグレナ頑張れ!

櫨 浩一さんというニッセイ基礎研究所研究理事が
書かれたこの本を読んでみました。

この方は、東大の理学系大学院修士課程を80年に出て
経済企画庁、国土庁、内閣官房などを経て
90年に現在の研究所に入られた異色の人材です。

この本は6月10日に出たのですが、
題名がセンセーショナルなせいもあってか、
しばらく売り切れ状態でした。

ようやく最近入手して読んでみました。

結論は、
この20年間の日本経済の停滞原因は、
生産等の供給力に対する需要(消費)不足ではなく、
消費者が本当に欲しいものが供給されない
供給不足である、

その代表例は、医療、介護、保育などである、
これらは内需型のサービスであり、
これらをどうすれば国民が望む形で拡大できるかを
検討すべきである。
製造業の輸出拡大のみにあくせくするな、
という主張のようです。

こういうサービスが
これからの高齢化社会では重要だということは、
ほぼ日本中の常識になっているかと思います。

それがきちんとできなかったことが日本の停滞原因で、
日本の製造業の競争力が落ちたことが
日本の停滞原因ではない、
というところに主張の意義があるのでしょう。

しかし、腑に落ちない所があります。
国際収支は、どこかの国が黒字になれば、
どこかの国は赤字になる、
これはゼロサム(合計すれば0)という至極当たり前の論理である、
赤字の国は引き締めにかかるので、
いつまでも黒字を続けるわけにはいかない、
という説明があります。
他でもゼロサムの思考法がたびたび登場します。

そうでしょうか。
静的に見ればそうかもしれませんが、
現在内モンゴルでは石炭の採掘が盛んです。
そのために掘削機械を輸入します。
これは国際収支の赤字原因になりますが、
採れた石炭を輸出すれば黒字になります。

輸入国が輸入品を浪費に費やしてしまえば
将来の見返りは期待できませんが、
古典経済学で言うところの、このような
産業革命以来の「迂回生産の原理」を実現すれば、
全体のパイが大きくなる成長発展が可能です。
これは経済学の常識です。

ゼロサム原理はいただけません。

それはともかくとして、
日本が高齢化先進国として、
医療・介護分野の産業を強化して
国内需要を満たすとともに、
輸出産業にもなっていけば、
櫨 浩一さんの主張にも合うのではないでしょうか。

その代表例が、
先日もご紹介したユーグレナです。
ユーグレナは製品名であると同時にその製品の供給元である
会社名でもあります。

ユーグレナは、
驚異的な栄養成分構成を持つサプリメントで、
特に高齢者や慢性病で悩んでいる方に
卓効があるようです。

ユーグレナ社は、
製品ユーグレナを開発した東大発ベンチャー第1号です。
2005年創業ですが、
すでに60社近くが販売者になっています。
売上も150億円になっているようですから、
頼もしい日本発ビジネスです。

今のところ製法特許は取っていませんが、
逆に製法が漏れることもなく、
近隣のコピー大国に真似されることもないそうです。

素晴らしいビジネスモデルです。

GoogleやFaebookのような
大企業に成長してほしいものです。
頑張れユーグレナ!!

 http://www.euglena.jp/

2011年8月23日火曜日

韓国の「パルリ」精神 日本の意思決定の遅さ

パソコンは、2011年に出荷台数で
多機能情報端末・スマートフォンに追い越されます。
そのパソコンの世界ランキングでは、
日本の東芝が5位、ソニーが9位、富士通が10位
に入っています。

しかし,急速に伸びているスマートフォン系では、
日本は苦戦でベスト10に入っていません。
韓国のサムスンが急伸の2位、
同じくLG電子が6位です。

韓国の企業はトップダウンで意思決定が早いのは
かなり知られた事実になっています。

最近知ったのですが、韓国は、
「パルリ!(早く)」が合言葉なのだそうです。

日本は、良いものを作ることを重視しています。
私は、現代の価値目標順位は
「早い、うまい、安い」だと言っています。
価値目標とは、人が望む価値ということです。

競争に勝つには、まずは「早く」ないとダメ、
次にお客様のニーズに合うもの(うまい)が重要で
安いは、「早い」や「うまい」で競争できない
(差別化できない)時の選択基準である、
と言っています。


韓国ビジネスは、このモデルそのもので
戦ってきています。
日本は「うまい」を重視していて負けているのです。

【8月29日追記】
8月27日の日経新聞に
「電子部品でもサムスン攻勢」という記事がありました。
この中で、韓国勢が強いのは意思決定の早さだけではない
という以下の情報が記載されていました。

「セラミックコンデンサーは
スイッチやコネクターなどと違い、
アジア勢が決して追いつけない電子部品とされてきた。
焼き物のように何百度で何分間熱するといった
”レシピ”が分からないと
同じ特性の製品を作れないからだ。

(いわゆる擦り合わせ型の製品なのです。
ところがこの分野でもサムスンが急成長して
日本のTDKや太陽誘電を抜いて世界2位になりました)

サムスンの先端開発を後押ししたのは、
実は海を渡った日本人技術者だ。
『サムスンには
(世界一の)村田製作所など大手メーカーを辞めた
10人人以上の技術者が転職した』(複数の業界関係者)
といわれる」

日本の人事制度が
時代の流れに完全に乗り遅れている結果で
非常に残念なことです。

これからどんどん高齢化社会になるのですから、
高齢者に活躍いただく場を作らなければならないのは
日本の至上命題ではないですか。

あまり役に立たない人にでもそれなりの仕事を作って
働いていただかなければならない状況です。
まして、役に立つ人を出してしまうなんて
何たることでしょう!!
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日本のビジネスは早くないのです。
特に意思決定が遅いのです。
根回しや全員合意が必要だからです。

日本における意思決定が遅れたことの最大の悪例は
第2次大戦の終戦の意思決定遅れだと言われます。

8月6日に広島に原爆が落とされて、
敗戦が決定的になったにも拘わらず、
日本の総責任者である首相は軍部との調整に手間取り
その間に8月9日のロシアの参戦を招いたのです。

ロシアは本当に汚い国です。
日本がもう駄目だと分かってから
日ソ中立条約を一方的に破棄しての対日参戦を行い、
その結果、
北方四島を戦勝品としてかすめ取ったのです。
もう少し遅れれば、
北海道自体も取られていたでしょう。

【8月29日追記】
8月28日の日経新聞書評欄に
「ノルマンディー上陸作戦1944」
が紹介されていました。
その中で、こういう文章がありました。

「やがて、兵站を立て直した連合国軍が、
南フランス上陸を敢行した友軍と連携して
ドイツ軍を完全包囲しパリの解放へと突き進む。
パリの一番乗りに関して
連合国軍司令部で一悶着を起こすが、
フランス第2機甲師団がその先鋒を務める。


米軍はパリを迂回して一刻も早くドイツに
突入しなければならなかったのだ。
南進中のソ連赤軍が大西洋岸まで到達したら、
戦後の世界情勢、とりわけヨーロッパの歴史は
大きく異なるだろうと危惧したからだ。


こう判断したアイゼンハワーは軍人と言うより、
戦後世界をリードする政治家としての慧眼の持ち主
であったといわねばならない。」

まさにそうですね。
超大国でありながら、海洋に接していないソ連が、
大西洋と太平洋への出口を求める戦略は、
大西洋側についてはこのようにして阻止されたのです。
悔しいことに太平洋側はやられたのです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

8月14日になってようやく昭和天皇の裁可によって
終戦となりました。

この意思決定の遅れは
当時の鈴木貫太郎首相の個人的責任とは言えませんが、
意思決定遅れが重大な結果を招いたことには
違いがありません。

日本の伝統的企業は
どうすれば「パルリ!」になるのでしょうか。

2011年8月19日金曜日

「性格のパワー」  協調性は出世の妨げ?

村上宣寛教授の「性格のパワー」を読みました。

性格の話題というと、
「性格はどういう面で見るの(分類するの)?」
「性格は遺伝なの?環境なの?」
ということが一般的関心事でしょう。

本書は、このテーマに関する過去の研究、
学説を丹念に紹介してくれています。
ただ、「性格のパワー」とは何のことを言うのか、
については、記述がなく意味不明でした。

そもそも「性格」とは何を意味するのでしょうか?
村上教授は、
「この件については、研究者の立場はさまざまで、
完全な一致は見られていない」として、
ブリタニカ百科事典の定義を紹介しています。

「性格とは、気分、態度、意見、対人的態度を含む
思考と感情と行動の癖で、遺伝や学習の結果である。
性格とは個人差のことであり、
環境や社会に対する関係を観察すると把握できる」

現在は性格を以下の5特性(ビッグファイブ)
に集約してみる見方が主流になっているようです。
 外向性
 協調性
 良識性
 情緒安定性
 知的好奇心

「良識性」は、
性格の表現として若干違和感があるでしょうから
以下に村上教授の解説を入れておきます。

「良心性、誠実性、統制性、勤勉性などの用語
が用いられている。
欧米では、抑制、衝動の統制などの用語もある」

衝動の統制と言われると、
性格の表現としてピンときます。

それでも、なぜ性格の代表指標がこの5特性なのか
については疑問があります。

当社が昔から使っている資質・適性の基本項目は、
強靭性、積極性、社交性としています。
営業はこの3資質だけで基本資質は十分で、
SE系だと分析指向性が加わります。

なぜこの5つなのかを考えてみると、
5特性は、外から見て把握しやすいからであって
必ずしも重要だということではないのではないか
と思い至りました。

強靭性は生きていく上で非常に重要な資質で
これが弱いと現代人はうつ病になってしまいます。
積極性も測りにくいですね。
でも少なくとも成功するビジネス従事者にとっては重要です。

それはさておき、著書の内容を続けます。
この5特性が何に影響しているかを紹介しています。
いずれも多くの研究者の実証的研究結果です。

寿命との関係
 良識性、外向性、情緒安定性の強い人は
 寿命が長い傾向がある。
 協調性との関係はないようです。
 知的好奇心との関係は不明です。

離婚との関係
 協調性、情緒安定性、良識性の強い人は
 離婚が少ない。(これは常識的結論)

職業上の成功との関係
 良識性、外向性、情緒安定性は
 成功との関係が強い。
 協調性が高いと成功にマイナスの影響を与える!!
 経営者・販売員は外向性との相関が高い。

児童期の性格特性と
成人後の内的成功(満足感)との関係
 良識性のみが相関がある。
 (良識性を強化しておくと、
 幸せな人生を送ることができる)

児童期の性格特性と
成人後の外的成功(年収・昇進等)との関係
 良識性、外向性、情緒安定性と相関がある。
 協調性はやはりマイナス効果である。

全体を通して、
協調性はあまりプラス効果がない
ということが意外でした。

いずれの関係も、相関関係がある、ということで
なぜそうなのかは、類推するしかありません。

性格を形成するのは遺伝か環境かについては、
遺伝の方の影響がかなり大きいというのが
通説になってきたようです。

現在の心理学がどこまで来たか、について
非常に広範な知識を得ることができる著書ですが、
気に入らないことが1点あります。

それは、以下の点です。
「血液型から性格がわかるだろうか。
もちろん、わからない。
科学的には完全に否定されている」
「もちろん、血液型と性格の関連を実証するデータは
一つもない」

そもそもそれを言うなら
性格自体は、客観的に測れないものです。
上記の5特性にしても、
判断で判定しているのであって、
何かを科学的に測定すれば性格特性が分かる、
というものではありません。

血液型と性格の関係について
「科学的に完全に否定されている」
というのは誤りです。
関係があるということを証明することはできますが、
ないということの証明はできないのです。

宇宙人がいるという証明は、
宇宙人を見つければできますが、
いないという証明は、いつまで経ってもできないのです。
「今のところ見つかっていない」
としか言いようがありません。

「科学的に完全に否定されている」のではなくて、
単に多くの学者が否定しているということなのです。
しかも、大した根拠もなく、です。
血液型と性格の関係については、
客観的に直接その関係を示すデータはありません。
性格が客観的に測定できないものだからです。

ですが、職業人(特に成功者)と血液型の関係は
統計的有意差検定をして
有意という結果が出ているのです。

相撲の横綱・大関はA型が多い
政治家はO型が多い
アメリカの社長はO型が多い
日本の過去の社長はA型が多い
(多いというのは平均の率よりも多いという意味です)

血液型→性格特性→職業人としての成功
という関係があるだろうということは類推可能です。

証明されていないのは、
血液型→性格特性の因果関係です。

「この関係が証明されないから
血液型→職業人としての成功
という関係も認めない」と言うなら、
「なぜリンゴが樹から落ちるのか分からないから、
リンゴが樹から落ちることを認めない」
ということになります。

残念ながら、
この先生も、血液型と性格には関係があるわけがない
というインテリ人の常識的先入観で
結論ありきとなってしまっています。

それにしても、私としては早く
「血液型→大脳の働き→性格特性という関係」
を証明したい思います。

現在(もう10年も前から)、
「血液型→大脳の働き」の部分の論理仮説・物理仮説
を立て実験で実証するだけのところまできているのです。

どなたか共同研究をしてくださいませんか!!

大震災被災者応援、自分たちにできること

我が母校の空手部のOBが発起人になって
こんなイベントを実行しました。

大震災の被害を受けた釜石で空手を稽古している
小学生から高校生まで14人を
3泊4日で東京に招んで楽しんでもらったのです。

日程は以下のとおりでした。
87日(日)】
14
24 東京着(東北新幹線)
15
301700 東大七徳堂にて空手合同稽古

これは、東大の武道館である七徳堂の前での写真です。
一番若い招待客、世話役をする現役学生、
企画推進者であるOBの3世代混合です。

なお世話役の現役には女子も交じっています。
東大空手部の女子は、
7帝戦(旧帝国7大学)で4連覇など
結構頑張っているのです。

招待された14人のうちの5人です。 

17
301930 「棲鳳閣」(本郷2丁目)で歓迎夕食会
88日(月)】
9
002000頃まで  東京ディズニーランド訪問
89日(火)】
9
30 1200  上野動物園   
12101340 国立科学博物館
14
201550 東京タワー(大展望台・特別展望台)
18
302000  東大七徳堂にて空手合同稽古
 結構、強行軍ですね。

810日(水)】
8
56  東京発 やまびこ273号(東北新幹線)  
1336 釜石着
釜石から参加の子供達の名前(姓は省略)・年齢は
以下のとおりです。
名前のユニークさ・新しさにびっくりしました。
半分くらいは読めませんね。

唯(ゆい 16)      
恵莉菜(えりな 16才)   
亮也(りょうや 15才) 
恵里奈(えりな 13才)   
沙彩(さあや 12才)   
彩華(あやか 13才)  
一颯(いっさ 10才)     
祐奈(ゆうな 14才)    
夢侑(うゆ 13才)      
魁(すぐる 14才)      
茅里(ちさと 11才)     
駿希(としき 09才)  
祥大(しょうた 07才) 
遥花(はるか 07才)  

この企画は、熊本に住む本田憲之助OBが
同期の仲間である新日鉄釜石空手部OB前田穆人君を訪ね、
被災者に何か励ましができることはないかと
思いついたものです。

 東京における行事の具体化
 希望者の募集・調整
 資金集め
 (空手部OB120人から150万円以上が集まったようです)
 安い宿泊所の確保
 引率者・合同稽古の手配

等々たいへんな手間ひまをかけて実現しました。

空手の縁で被災地のごく僅かですが子供たちに
一生の思い出を作ってあげられたのです。

何かの縁というのは大事ですね。
学生時代には、何らかの本格的なクラブ活動をするように
お子様・お孫様をご指導なされたらいかがですか。

2011年8月17日水曜日

アメリカの目的思考、合目的主義

8月5日の当ブログ「無条件降伏について」で
我が敬愛する茂木弘道氏の論を
ご紹介しました。

それを受けて私の意見を整理してみました。
私は反米でも親米でもありません。
アメリカは「そういう国である」という前提で
その認識を根底に持って付き合えばよいのです。

では「そういう国である」とはどういうことかを
開陳させていただきます。

アメリカはアメリカのためにすべてを行っているのです。
誰しも自分第一、自国第一だと思いますが、
アメリカは自国第一が
最も徹底している国だと認識すべきです。

いくつかの例でアメリカの行動原理を再確認しましょう、
原爆の使用  
 従軍していない一般市民を攻撃対象にしてはいけない
 という国際法違反です。
 
 これからすると、
 軍事施設ではない住宅地域を「大空襲」するのだって
 国際法違反なのです。

 アメリカは国際法よりも、
 早く戦争を終結させる、
 これ以上自国軍隊の被害を拡大させない
 という目的を優先させたのです。

ポツダム宣言の反故化
 ポツダム宣言は1945年7月26日に米英中3国が作成し、
 日本は8月14日にその宣言内容を受諾しました。
 
 しかし、その後の占領軍は、
 ポツダム宣言の公平性を無視して
 強圧的な占領政策を遂行したことはご承知のとおりです。

 これも、ひょっとして日本が復活して
 再び米国に敵対してきたら大変だという恐怖心から、
 つまり自国を守るという目的から
 ポツダム宣言の内容を反故にしたのです。
 
③日米安保条約締結
 当然、これは日本のために
 日本を守ることが目的ではありません。
 ソ連との冷戦の前線基地として意義があったからです。
 自国が冷戦に勝つという目的からの手段です。

④日本の軍事的価値軽視
 ソ連が崩壊して、日本の軍事的価値は低下しました。
 米軍基地の再編成も行われました。
 グアムへの引き揚げなども検討されました。
 日本のことを考えてのことではありません。

⑤日本の軍事的価値見直し 
 ところが、ソ連に代わって中国が脅威になりました。
 日本の軍事的価値は向上します。
 アメリカが世界で負けない目的のための戦略です。

⑥自由主義経済  
 自分たちのビジネスの発展につながるからです。

保護貿易の反対
 これもそうです。

⑧民主主義の普及 
 自分たちに都合のよい価値観の土俵作りのためです。

すべて、アメリカという国の存続発展強化のためという
目的で貫かれています。

致知2011年6月号で、
田母神俊雄さんがこう言っていました。

「アメリカという国は、
自分の国益で敵味方がどんどん変わっていくんですね。
第2次世界大戦の時は日本やドイツは敵で、
ソ連、中国は味方です。

終戦後は日本、ドイツが同盟国となって、
ソ連や中国は敵になります。

そして、冷戦構造が終わり、
1991年のアメリカの戦略計画書には
「これからアメリカにとっての敵は
ソ連の軍事的脅威ではなく、
日本とドイツの経済的脅威だ」
と書き込まれました。
これでまた、同盟国から敵になったわけです。
(その政策のせいで、それから20年間
世界のGDPが2倍になっているときに
日本のGDPはまったく伸びていない)」
正に、目的重視で、
目的のためには手段を選ばないのです。

一番基になる目的のためには、
国際法であろうが、ポツダム宣言であろうが
目的の大義の前に影が薄くなってしまいます。

米国民が血も涙もない非人道的人種だから
原爆を使用したということではないでしょう。

しかし、これ以上自国軍の犠牲者を出したくないという
目的からやったことで
原爆投下を正当化する大義はまったくありません。
広島長崎合わせて30万人が犠牲になっているのです。

このように極端なアメリカの目的思考は
建国の背景に裏付けられています。

人種・宗教・思想・知的レベルの異なる移民が
押し寄せてきて共同で何かをするのです。
歴史とか伝統はまったく存在しません。

自分たちの行動に都合のよいルールを決めて
臨むしかないのです。
自分たちの身の安全を守るために必要だ、となれば
お互いにお金を出して保安官や用心棒を雇いました。

バックグラウンドが異なる人びとが
一緒に何かをするとなれば、
それを束ねるのは共通の目的しかないのです。
目的に人が付いていくという文化です。

それに引き換え日本の国民性は、
その正反対です。
歴史と伝統がありますから

どうしても何かを守ろうという発想が強いのです。

因みに、目的重視か伝統重視かという軸で
国民の思考法を見ると、
アメリカが最右翼、日本が最左翼
(左右はどちらでもよい)
ヨーロッパは中間です。
ヨーロッパにも伝統があります。
この観点では「欧米」と一くくりにするのは
間違いです。

今回の大震災で、
住民たちが暴動や略奪を起こさないで
粛々と現状を受け入れていると
世界から称賛を受けましたが、
「今食べ物を得る」目的よりも
「これまでの生活圏を維持する」
という目的意識が強い結果なのです。

日本で最も伝統を守っている東北だから
こうだったので、
東京が今回のような被害を受けていたら
あのようにはいかなかったでしょう。
暴動略奪もあったでしょうね。

ところで、
一般に言われるプロジェクトの定義は
こうなっています。
 達成すべき明確な目的がある。
 期限が切られている。
 そのための資源がアサインされる。

アメリカという国は、建国の初めから
あらゆることが目的重視で、
プロジェクト的に動く国だったのです。
「目的のために何かをする」という発想は
自然に身についているし、
周りに成功例も多数あります。

「新規事業を起こす」は
プロジェクトで彼らにとっては日常茶飯事です。
こういう国と闘うのですから、
日本のビジネス界はたいへんです。

強いリーダが引っ張らなければ負けてしまいます。
今の日本の産業界はそういう状態ですね。

今回の大震災から復興するのも
一大プロジェクトです。
優れたリーダでなければ全うできません。
特定の社会集団の利益を守ろう
などという政党にはとても無理な難事業でしょう。

誰ならできるのでしょうか?
日本の産業界で成功した革新的なリーダに
お願いしたいものです。

2011年8月5日金曜日

ユーグレナってご存じ?

先日、ある研究会に参加しました。
今まで参加したあらゆる研究会で一番ビックリし、
かつ嬉しく思いました。

ユーグレナはミドリムシのことだそうですが、
このミドリムシを原料にした粉末が、栄養の宝庫で、
今までの栄養補助食品を圧倒的に超える
効果があるようです。

このミドリムシの大量培養に成功したのは
日本の大学発ベンチャでして、
全世界を対象にビジネス展開が可能なのです。

素晴らしいことではありませんか。

ミドリムシは単細胞生物なのですが、
動きまわるという動物の特性を持つと同時に
葉緑素を持っていて炭酸同化作用ができるという
植物の特性も持つのです。

このミドリムシは栄養価が高いので
ミジンコなどの格好の餌となり、
人為的な培養はたいへん困難で、
多くの研究者がトライしてきて成功していなかったようです。

この難題をクリアして大量培養に成功したのは
東大農学部出の30歳の出雲充さんです。

5年前にユーグレナ社を創業して、
補助食品としての利用だけでなく
JET燃料に使う開発も進めておられます。
スゴイですね。

これまで、日本のお家芸は組立型の製造業でした。
ところが、このビジネスは化学系です。
化学系でも日本が強いことを示せれば、
画期的なことです。

出雲社長は、世界の栄養偏り人口
(飢餓はほとんどいなく、栄養が偏っているために
病的な状態になっているのだそうです)
を救うことを目標にしておられます。

特許は製法では取らない方針だそうです。
秘密にしておいた方が有利(真似はできない)
という判断です。 
なるほど!

頑張れニッポン!の強い味方です。
興味のある方は、ぜひ以下のURLでご研究ください。

  http://www.euglena.jp/

「無条件降伏」について

私の貴重な情報源である茂木さんから、
以下のメールの解説文を付けて
その下の
「無条件降伏」という国際的な詐欺とそれに騙され続ける日本
という文章が送られてきました。

歴史が嫌いな私は、
ポツダム宣言の原文に当たることもなく
日本国が「無条件降伏」をしたのだと思っていました。

そうだったのか、と思う反面、
今さらそれで?という気がしないでもありません。

契約違反・国際法違反を訴えることはできるのでしょうが、
その「目的・ねらい」は何か?
何の得があるのか、ということでしょうね。

想定するに、
ポツダム宣言作成国である英米中のうち米国は、
真珠湾攻撃を受け、
あるいはその後の日本の決死の戦いを目の当たりにして
「日本は本当に怖い国だ。
復活して仕返しをされたら大変だ」
という気があったのでしょう。

ですから、なりふり構わず
日本を徹底的に骨抜きにする道を選んだのでしょう。
ある面の目的思考です。

そういう意味では、
イスラム圏の国や中国の法人個人が、
契約があっても
その後の状況変化による臨機応変の方が重要だ
という考えと同じです。

契約第一は今の欧米圏の常識ですが、
当時はそうではなかったのです。

この「詐欺」の教訓はどう生かせばよいのでしょう?


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上野則男 様,

8月15日が近づきますと、
大東亜戦争を巡っての論があふれかえりますので、
10日ほど前の今日、よ
く言われている
日本が「無条件降伏」をしたという大ウソについての
一文を書きましたので、お送りする次第です。

「無条件降伏」すなわち「国家の無条件降伏」と
ポツダム宣言にいう「軍隊の無条件降伏」とは、
似て非なるものという域を超えた
それこそ雲泥の差があります。

「無条件降伏」ということは、
それこそ負けたのだから
勝者の言うままに何をされてもかまわない、
と言う事を意味します。

しかし、ポツダム宣言は
「我らの条件以下の如し」
とあるように明らかに有条件降伏であり、
この受諾は
国際法に基づく国際協定としての宣言受諾です。

従って、宣言に述べられていたことは、
勝者敗者双方を拘束する「双務協定」
ということになります。

ですから、いかに勝者といえども
そこに述べられていたことを逸脱して
「勝手」なことはできないという事です。

しかし、一旦日本軍の武装解除をした占領軍は、
この規定を公然と無視して
やりたい放題の国際法違反を重ねました。

「言論、思想信条の自由はこれを尊重さるべし」
と書かれているのに、
徹底的な検閲と表現思想の取り締まりを行いました。

神道指令、地理歴史教育停止、教科書書き換え、
そして憲法の押し付け、
すべてポツダム宣言違反、国際法違反でした。
単にハーグ協定違反といった
部分的なものではありません。

要するに、
ポツダム宣言を発して
さも国際法を尊重するかのように見せかけたアメリカは、
日本の軍事力がなくなった途端、
それを完全に反古にするするという
国際的な大詐偽・背信行為を行ったという事です。

この事実を明確に認識し、
これに対する正義の怒りを持つことなくして、
敗戦思想からの脱却、日本再生はあり得ないと考え
一文を書いた次第です。

以下の通りです。ご覧いただければ幸いです。

 平成23年8月5日
             「史実を世界に発信する会」
                事務局長 茂木弘道


   「無条件降伏」という国際的な詐欺と
       それに騙され続ける日本
         
   「史実を世界に発信する会」 茂木 弘道

1945年7月26日に米英支が発したポツダム宣言を受諾して
日本は降伏した。
宣言は、13項目からなるが、第5項で「われらの条件は以下の如し。
われらは右条件より離脱すること無かるべし」とあり、
以下8項目の条件が掲げられている。
明らかに「有条件降伏」であり、
その第13項に「全日本国軍隊の無条件降伏」がある。

「軍隊の無条件降伏」と「国家の無条件降伏」が全く異なることは
言うまでもない。国際法の常識である。

従って、
7月30日に開催されたアメリカ国務省の国務長官スタッフ会議では、
それ以前にアメリカが考えていた「国家の無条件降伏」と
7月26日の宣言とはどのように違うか、
検討された覚書でこの違いについて検討している。

そこで明確にこう述べている。
「この宣言は、
日本国および日本国政府に対して降伏条件を提示した文章であって、
受諾されれば国際法の一般準則によって解釈さるべき
国際協定となるであろう。」

更に「この宣言は、
無条件降伏が「全日本国軍隊」にのみ適用されると解している。」
と当然のことながら書かれているのである。

マッカーサーですら、このくらいの国際法の常識を持っていたので、
送られてきた「降伏後の対日初期方針」に疑問を感じ、
9月3日マーシャル参謀長あて手紙を送っている。

「特に内示された指令は、
いくつかの点において降伏文書とポツダム宣言に規定されている
諸原則を著しく逸脱していると思われるので、
小官は所見を貴官に上申しておかなければならないと感じるのである。」

直ちにトルーマン大統領から、
これに答える指令が9月6日付で送られてきた。
「我々と日本の関係は、契約的基礎の上に立っているのではなく、
無条件降伏を基礎とするものである。

要するに、ポツダム宣言以前の無条件降伏でいくのだ、
と開き直ったわけである。
それは間違っていることを分かっていながら、
「軍隊を武装解除」してしまえば、何を言っても通るとばかり、
正しく国際的な背信詐欺行為を堂々と行ったのである。

これを受けて占領軍民間検閲支隊長フーバー大佐は、
日本の報道関係者に
「マッカーサー元帥は、連合国はいかなる意味でも、
日本を対等と見做していないことを明瞭に理解するよう欲している。
…最高司令官は日本政府に命令する…交渉するのではない」
と強圧的宣言を行い、
「言論、宗教及思想の自由は尊重さるべし」
と言う宣言の規定を踏みにじって、
徹底的な検閲、さらには史上例を見ない焚書まで行ったのである。

しかも、憲法まで検閲下で変えさせられたにもかかわらず、
「無条件降伏」論にやられてしまった日本人は、
これに対するまともな反論を行う事が出来ずにここまで来てしまった。

負けたのだから仕方がないといつまでも思っていたのでは駄目だ。
「無条件降伏」などということは詐欺であり、不当なことである、
という認識なしには、敗戦克服、日本再生はないということである。                            
                    (2011.8.5)

2011年8月1日月曜日

ソフトウェア保守の改善をしましょう!!

 ソフトウェア保守のテーマにつきましては、
 当ブログでも、
 以下の2回取り上げさせていただきました。

 2010年12月
  「ソフトウェア保守のコスト半減」
 2011年3月
  「Sweeperってご存じ?」

 その要旨は次のとおりです。
 1.ソフトウェア保守の業務量は開発の3倍以上もあり
   この業務が停滞すると、
   ビジネスに重大な影響を与えます。 

 2.それにも拘わらず、
   これまで多くの企業では
   ほとんど本格的な改善は実施されていません。

 3.そのため、この業務は旧態依然のままであり、
   頻繁に問題を起こしていますし、
   莫大に無駄なコストがかかっています。

 4.そこで「保守業務の改善に取り組みましょう」と
   当社グループは動き出しています。

 ということでした。
 そして、その一端で、
 前掲のSweeper(保守業務の改善スペシャリスト)
 を養成する研修を始めています。

 その受講生を募集する過程で分かったことがあります。
 それは以下の図のとおりです。


(▼クリックすると拡大します▼)

















 この意味は次のとおりです。

 ソフトウェア保守の当事者は3者です。

 まず、「システム利用者」です。
 この人たちはソフトウェア保守の品質がよくなり
 依頼したことが
 すぐに、安くできれば非常に嬉しいのです。
 
 ですが、保守業務の実施方法がどうなっているかは
 分かりませんし関心もありません。
 「しっかり頼むよ」というスタンスです。

 次は、システム利用者の依頼を直接受け付ける
 「システム部門」(または情報子会社)です。
 
 現在、ほとんどのシステム部門は
 自分では保守の実務は行わずに
 受託者任せです。
 「あなた任せ」でこちらも「しっかり頼むよ」のスタンスです。

 「改善をしないのですか」と持ちかけると
 「それは受託者の問題」と逃げてしまいます。

 実務を担当している「受託者」はどうかというと、
 「言われたことを忠実にこなす」というスタンスで
 余計なことはする余裕がありません。
 
 受託者が改善に取り組まない大きな理由は、
 現在の保守業務の契約形態が、
 改善をして得になるようになっていないからです。

 ということで、
 保守業務の改善につきましては
 3すくみ状態でこう着したままなのです。

 ですから、
 前掲のSweeper養成研修の受講生集めは
 大変苦労しました。

 18社のシステム部門長や情報サービス業のトップに
 会ってお誘いしました。
 結果は7社にご参加いただいただけでした。

 即断された責任者の方も少数おられましたが、
 多くは「趣旨には賛成」だが、
 ということで見送られました。
 
 日本社会は大勢順応型ですから仕方ないのでしょうが、
 この意思決定スタイルでは、
 日本のビジネスは勝てませんね。
 なでしこジャパンは遠い夢です。

 大勢順応型を動かすにはどうしたらよいのかと
 考え出しています。

 マスメディアが煽らないとダメですね。
 マスメディアが動くには、
 大きな改善成果が複数企業で出ているとか、
 業界のオピニオンリーダが動き出すとか、
 が必要でしょう。

 複数企業で成果が出るにはまだ時間がかかります。
 目下のところ、
 動きそうなオピニオンリーダはいないようです。

 そこで、どうしたものかと思案中なのです。

 申し遅れましたが、
 私たちが、保守業務の改善推進に必死なのは、
 もちろん当社のビジネス発展のためですが、
 こんな生産性の低い保守業務では、
 日本のビジネスの足かせになる、と思うからです。

 あらためて、当社グループが取り組んでいる
 保守業務の改善について以下にご紹介します。
 ぜひ、保守業務の改善活動にご参画ください。

 1.保守業務の革新研究トップセミナ
  保守業務改善・改革の必要性・有効性を説く
  「啓蒙」無料セミナで、次回は9月14日(水)です。
    http://www.newspt.co.jp/data/semina/tops.html

 2.ソフトウェア改革の実践研究会
  ソフトウェア保守業務に関わっている方々が一堂に会し、
  抱えている問題やや改善の取り組み方法について
  お互いに意見を出し合う研究会です。
  今年度分は9月15日(木)から始まります。  
  http://www.newspt.co.jp/data/slcm/hosyu_ken.html

 3、先ほど来、ご紹介しているSweeper養成研修
  http://www.newspt.co.jp/data/sweeper/sweeper.html

  すでに総論的なテーマの第3単元まで終了しています。
  次回8月11日の第4単元から
  具体的な改善手法の研修になりますので、
  現在、追加募集中です。
  ご関心ある方は、料金等を含めお問い合わせください。

 日本のビジネスの発展のために、
 皆様もぜひこれらの活動に力をお貸しくださいませんか。