2013年12月25日水曜日

私の年賀状です!!

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 皆様に年賀状をさしあげる。
ねらい:
 2014年もよろしくお願いいたします。

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2014年の年賀状は、2013年の回顧をテーマとしました。
以下は、
はがきでさしあげる年賀状の内容とほぼ同じものです。
はがきの文言は、1枚に収めるために少し簡潔になっています。

 東京マラソン出場

2月24日、東京マラソンの抽選に当り参加しました。
毎日のジョギングを50年続けていますが、
帝人にいた時に
芦屋の独身寮主催の「マラソン大会」で
優勝したことがあるだけで
フルマラソンの経験はありません。
 
ですから完走は期待していませんでした。
3万5千人が参加しますが、
自己申告の目標時間別に組が分かれています。
当然遅い者が後ろの組です。
私は最後の方の組でした。
 
走り出すとゆっくりですが結構いけそうだ、
完走も夢ではないと思いだしていました。
ところが8キロ地点で右ひざが痛み出し、
残念ながら歩きださざるを得なくなりました。
 
そうしましたら、
完走した80歳の名物お爺さんにも抜かれてしまいました。
15キロ地点、
我が家に近い品川で応援に来てくれた家族の前で
不名誉なバス収容となってしまいました。
 
孫娘に「ダメなジジね」というような顔をされたのは
残念なことでした。
因みに96%も完走したのです。
女性も1割くらいいたようです。

よし来年は完走だと思っていましたが抽選に外れました。
それなら10万円出してチャリティ枠で参加と思っていましたが、
その締め切りは追加の抽選発表よりも早かったのです。
意地悪な運営です。

11食にチャレンジ

モノ好き、何でもチャレンジしたくなる性格です。
南雲先生が飢餓状態が体を活性化する、
そういうDNAを人間を含む動物は持っているのだ
と言われるので、
そうかやってみようと思い立ちました。
 
もともと私は12食を20年くらい実行していますので、
あと1回抜けばいいのだと21日に気楽に始めました。
1週間で体重が4-5キロ減り62キロくらいになりましたが、
あとはしばらく横ばいでした。
これでバランスするのかと思っていましたら、
1月するとまたどんどん体重が減っていくのです。
58キロまでいきました。

このままのペースで体重が減ったら体重が0になってしまう
と危機感を感じるほどでした。
そのころから別の要因もあり
心臓が痛むなど体調を崩し始めました。
 
結局3カ月強でギブアップでした。
考えてみれば当然のことですが、
11食ではどんなに頑張っても
必要エネルギー・栄養素を補給できないのです。
 
南雲先生はほとんど運動しないので
最少エネルギーでバランスしているのかもしれません。
普通の活動をしている人には向きませんね。


左の写真は孫娘の七五三で得意のジジ


陰矢のごとし


年を取ると時間の経つのが早いと言われます。
先日、そのことを実感しました。
我がファミリーは、新年3日に集まって新年会を行います。
その時に写真を撮りました。
そのうちに焼いて皆さんに配ろうと思っていました。
なんと実行したのは12月になってからでした。
ついこの間のことと思っていたのに、ビックリでした。

ということで、
どんどん天国に急いでいるようですが、
まだまだそこには行かれません。頑張りましょう!!

言いたくないけれどパクはひどい!!

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 朴韓国大統領の言動を総括する。
 その言動の背景を再確認していただく。

ねらい:
 韓国に対して単純に腹を立てるのは止めて
 冷静・適切な対応を考えましょう。

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以下は
日本の正当な知識人にとって自明の韓国評価ですが、
呉善花・黄文雄:石平3氏の出された
「日本人の恩を忘れた中国人・韓国人の『心の闇』」
から再確認してみましょう。

朴(パク)韓国大統領の言動は、
良識ある国際社会から見るとまったくの顰蹙ものです。

たとえば、5月7日のオバマ大統領との会談で、
「北東アジアの平和のためには、
日本が正しい歴史認識をもたなければならない」
と特定の国を名指しで批判しました。

これは外交のタブーです。
同じようなことをASEANの会議等でも発言しているようです。

韓国テレビのインタビューで竹島問題の解決について問われ
「日本が諦めれば簡単に解決できる」
歴史問題の解決についての答えは、
「日本の知識人にまともな歴史認識をもってほしい」
というものでした。 呉

しかしこれらの幼稚な言動は、
パクが単に政治・外交の経験不足であるという
個人的な問題ではないようです。

日本は国交正常化以後、
韓国と中国に多大な経済・技術・人的支援を
行ってきました。

韓国が日本の援助資金で推進したものは、
産業基盤のインフラ整備
重化学工業化 (代表は浦項製鉄所)
農業近代化
中小企業育成
産業団地・地下鉄・他目的ダム・下水処理場などの建設、
医療・教育の充実
などあらゆる分野にわたっています。 呉
 

「これだけの成果を上げているのに」忘恩です。

韓国人の過激な反日の狂奔に辟易する日本人も
大激増する一方のようだ。
しかし日本に対する韓国からのいやがらせは、
「ゆすり」「たかり」だけに止まっていることが、
私はむしろ羨ましい。

日本は、強い国にして大人の国だから、
いやな隣人に対しては、付き合いをやめれば済む。

それに対し弱い立場に立った台湾にたいして
彼ら韓国人は徹底的ないじめを行った。
それは決して政治の場だけでなく、
スポーツの場でも日常生活の場でも、
弱者いじめがほとんど病気という一言につきるほどいじめぬく。

だから韓国人は、世界でもっともいやしい人種だと
どこからも、とくに台湾からかかわりを拒み嫌われている
ということを自覚すべきである。黄

「いやしい」というのは、惨めなことです。

その意識は、
開闢以来中国大陸の強大な民族に虐げられてきた
歴史から来ていることは「周知の事実」でしょう。

「我々は他民族からさまざまにやられてきた」
という言い方をしています。
そうした民族の度重なる受難の歴史、
艱難辛苦の歴史に耐えてきた「恨ハンの民族」だ
というのが韓国人の誇りになっています。

「我々はやられっぱなしの民族だ」という被害者意識で
まとまってしまうんです。  呉

その結果、
「強いところを見定めてそこに付く」という戦術が
習い性となっています。
パクは、中国をそのターゲットに見定めているようです。

それでありながら、民族愛が欠乏し、
「特殊・特権意識」「党派意識」が強いことが
韓国が近代国家として発展するために克服すべき課題なのだそうです
(朴元大統領「漢民族の生きる道」)。 呉

その国民性としては「集団利己主義」なのだそうです。

集団利己主義の基盤は、
簡単に言えば父系血縁一族で構成される家族・親族という
血縁小集団にあります。

それぞれの血縁小集団が、自分たち集団の利益だけを追求し、
他の集団の迷惑など考えないで各個が激しく闘争し合う。

こうして、
それぞれが少しでも上を目指していこうとするエネルギーが、
社会を動かす原動力になっていたのが
李氏朝鮮時代の韓国です。 呉

これでは、
よほどまとめる力がないと国は成り立ちません。
うまくまとめられなければ、
安易にどこかに寄り添うということになります。

ですが、中国はそんな甘いものじゃないでしょう。
パクさんの力量では無理ですね。
丸裸にされなければいいですがーー

恩を忘れる、
自分のことしか考えないという思考法は中国も同じですね。

著者3人は、
「日本は、いやな隣国と付きあわなくても
ASEAN、米国、ヨーロッパとやっていけばよい
(安倍さんガンバレ)」
というご意見でした。

OB会は楽しいものですね!!

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 OB会は「参加した者にとってはとても楽しい」
             というご報告をさせていただく。
 そんな研究会があったのかということを
                      知っていただく。

ねらい:
 あまり一般的な参考になりませんね。

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11月22日,10人にご参加いただき、
ISトップフォーラムのOB会を開催しました。

ISトップフォーラムというのは、
1997年から2010年3月まで継続した
情報サービス業の社長様だけの研究会です。

13年間も続いたのは、
「参加者は社長様だけ」と限定したことです。
代理出席を認めると、どんどん代理ばかりになり、
社長の立場の研究会という趣旨が薄れてしまいます。

この会が終わってしまったのは、
「社長が会長になられたときに引き続きご参加いただけます」
というルールにしたことです。
社長に引き継がれるということがなくなってしまったのです。

このOB会は、
三井情報の社長のたってのご希望を受けて、
初めて開催したものです。

久々にお集まりいただきましたので、
近況報告をしていただきました。

これが波乱万丈、実に楽しいものでした。

「相談役になったら座敷牢で、
 1か月は誰も部屋に来てくれなかった。
 社長の時の予定は30分、1時間単位だったものが、
 午前・午後単位になってしまった」

「自分のケータイは発信専用である」

「今年社長在任50年のお祝いをする(創業社長)」

「シニア向けのiPadの講習会の先生をしている。
 iPadは入力しなくてよいのでシニア向けである」

「カラオケ向けに歌を習っている」

「乗換案内に時刻表を取り込めるようになったのは、
 この研究会のおかげです」

「今話題の「ななつ星」の旅行をお子様にプレゼントされた」

「最近台湾に行った折に、
 現地の方のご好意で30年ぶりに美女と再会できた」

「先立たれて30歳年下の魅力的な女性と
 お付き合いをしていて、まだまだいける」

「これ(掌で握っているとストレス発散になるこんにゃく状のボール)を
 皆様にプレゼントします(創業15年の記念品に作られたもの)」

私からは皆様にギンナンを差しあげました。

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この研究会で取り上げたテーマは70以上ありますが、
比較的新しい時期に当社が作成したテーマに
以下のものがあります。

今でもお役に立つものがあるかもしれません。
ご関心ある方はお尋ねください。
資料を差しあげます。

 
「情報サービス業の本物の勝ち残り作戦」
「危機を乗り切る改革成功の4原則」
「IT産業崩壊の危機」
「開発ロスの削減方法研究」

新しいアイデアを生み出す凄い思考法が誕生しました!!

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 潜在意識の力を活用した想像思考の可能性を評価していただく。
 想像思考を活用した事業創造・強化の方法があることを
 知っていただく。
 その方法が有効である可能性を感じていただく。

ねらい:
 想像思考を体験してみようかと思っていただく。
 想像思考を活用してみようと思っていただく。
 想像思考を活用した事業強化をしてみようかと考えていただく。
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こんな発想法が実用化されてきました。

12月18日、暮の忙しい時に開催した
「画期的事業創造プログラム紹介セミナ」に
2人の社長様を含む6人が参加され
「想像思考」の真髄を体験されました。

そのときのセミナ案内です。
http://www.newspt.co.jp/data/semina/kjsemi.pdf

このセミナは半日でしたが、
その中で行われた「新しい家電製品を考える」
という演習で生まれた製品のアイデアの一つが以下のものです。




















これは、掃除機の新製品アイデアです。

以下の特長を持つのです。

*長さが延び縮みする(天井の掃除もできる) 
*先端から蒸気が出る。
*如意棒を体につけて体をひねって使うと整体効果がある。
*音声でどういうストレッチが効くかをガイドしてくれる。
*「どこがまだ汚い」とかのガイドを音声でしてくれる。
この思考法は講師の八木橋英男氏が考案したものです。

この思考法の誕生には以下の経緯があります。

八木橋氏の所属していた某金融系の情報サービス業では、
提案力の向上や、新規事業創造力が課題となっていました。

そこで、当時その会社のPMO部長であった八木橋氏が、
既存ビジネスの強化や新しいビジネスの創造を考案して、
それを提案できるような研修を実施しようと考えて、
私に相談を持ちかけました。

当社からは、Iコンサルタント、
八木橋氏のところからはYコンサルタントが参加して、
4人で研究しながら
「事業強化拡大研修プログラム」を開発しました。

その際、材料に使った一つが、
2013年12月に日経新聞の「私の履歴書」に登場した
フィリップ・コトラー氏の「マーケティング思考法」でした。

新事業または既存事業強化のアイデア出しには
「マーケティング思考法」で紹介されている水平思考や、
経営戦略で一躍有名になった「ブルーオーシャン戦略」
のアプローチも取り入れました。

そうして、その会社の本部長以下延べ約100人を対象に
そのプログラムを実施しました。

役職の上の人が中心になって部下数人ずつでチームをつくり
2週間くらい間を空けて実施した2日間の集合研修を含め、
約3ケ月程度で新事業構想書を作成しました。

その構想書は経営会議で審査され、
差し戻しもありましたが、
最終的には約6割が検討推進OKとなりました。

既存事業の強化や、新規事業の創造という点では、
予想以上の成果となり、
事業を検討して提案するプロセスを定着させる
という点でも効果がありました。

新規事業というと、
経営企画部門やプロジェクトチームが取り組む
ということが一般で、
このように全社挙げて検討するということは
前代未聞なのではないでしょうか。

ですが、参加者の何名かから
「既存事業をベースに変革アイデアを考えるのには良いが、
 シーズから新規事業を考えるのに
 どうやってアイデアを出したらよいかがわからない」
という要望が聞こえて来ました。

元になる既存事業があると、多数のアイデアが出る半面、
事業自体を新しく考えるには、
直感に頼らざるを得ないというのが実情でした。

そこで八木橋氏は
その穴を埋める探索のアプローチを始めました。

その結果生まれたのが今回発表した
「想像思考アプローチ」です。

右脳を中心にした潜在意識を働かせて
顕在意識では思いもよらないアイデアを導き寄せるのです。

八木橋氏は、
この方法を新入社員の将来ビジョン作成や、
就活学生の仕事選び等に応用して
有効であることを確認しました。

氏が日刊工業新聞社・メトロガイドセミナーで
「『テトラレンマ論理(東洋論理)』が示す創造思考の神髄!」
と題して、この想像思考を紹介した際に、
私も受講生として参加しました。

その時の演習で、
私自らも潜在意識にあるものを引っ張り出すことに成功し、
これは使えると判断し、
今回のセミナ開催に至ったものです。

この想像思考は事業開発だけでなく、
どんな領域のアイデア出しにも応用可能です。

当社のビジネスとしては、
この想像思考を取り入れた新規事業創造プログラム
を実施させていただき、
皆様の事業拡大・成長のご支援をさせていただくものです。

今後、想像思考を体験いただく紹介セミナを
定期的に開催していく予定です。

また、新事業創造支援プログラムについては
以下をご参照ください。
 「事業創造支援プログラムのお勧め」
http://www.newspt.co.jp/data/semina/jss_pg.pdf

ご関心ある方は、以下にお問い合わせください。
システム企画研修 03-5695-3130
mind-pc@newspt.co.jp
 
 
 

システム再構築の救世主が間もなく登場します!!

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 画期的な情報システム再構築方式の情報を知っていただく。

ねらい:
 その実現を期待していただく。
 この新方式の紹介セミナに参加していただく。

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皆さまよくご存じのように、
情報システムにもライフがあります。
老朽化して思うように動かなくなるのです。

老朽化は、
状況変化に対応するために頻繁に手を入れて
継ぎはぎだらけになっていくからです。
スパゲッティプログラムなどと言われることもあります。

スパゲッティだってそんなグチャグチャじゃないと
スパゲッティから文句を言われそうです。

JUAS等の調査では、
日本の基幹業務の情報システムは10数年使っているようです。

昔は、数年かせいぜい10年ごとにシステム更新していたのに
それができないでいるのです。

その理由は、
システムが大きくなって費用がかかること、
作り替えがうまくいかない可能性があること、
作り替えた結果がどれだけ良くなるか定かでないこと
などです。

みずほ銀行が2011年に
3月の連休にATM全面ストップの大障害を起こしたのも、
合併後の本格的再構築を先送りしたからだと言われています。

ところがここに、
システム再構築の救世主が現れつつあるのです。

現在、当社がソフトウェアジェネレーション社と組んで
準備中の「画期的システム再構築方式(仮称)」の骨格は、
以下の内容です。

1.新システムは「EAリポジトリシステム」を利用した
  完全DOAベースのプログラム自動生成方式を採用します。

  このシステムはある企業で完全稼働中です。
  日経コンピュータ2012年11月22日号の
  「OSSやクラウドを活用 レガマイの選択肢広がる」
  の記事をご参照ください。

2.保守・機能拡張に強いコンポーネント・疎結合型の
  アーキテクチャを採用します。
  この方式の経験者が参画します。
 

3.現行システム仕様を
  RESCUEのソフトウェア解析機能を使って取り出したものを、
  再構築担当要員が再整理して
  半自動でEAリポジトリシステムに連携します。

  RESCUEはソフトウェアジェネレーション社が提供し、
  100社近いユーザに使っていただいている
  リバースエンジニアリング・ツールです。

この画期的新方式は、
大企業で数十億円から百億円かけている再構築が
半分以下でできるようになることを目指しています。

半年以内に具体的な内容の発表ができる予定です。
日本から発信する世界的システムとなりうるものです。
ご期待ください。

システム企画研修㈱社ではこの紹介セミナを
定期的に開催しています。

次回は1月28日(火)午後開催です。
以下のご案内をご参照のうえ、ふるってご参加ください。
http://www.newspt.co.jp/data/semina/sksemi.pdf

保守業務の生産量把握はできていますか?

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 ソフトウェア保守業務の生産量把握に有望な方法が
 あることを知っていただく。
 その紹介セミナがあることを知っていただく。

ねらい:
 その方法を研究してみようと思っていただく。
 その紹介セミナにご参加いただく。

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「改善はPDCAのサイクルを回すことだ」
ということはどなたも十分ご存じでしょう???

ところが、ソフトウェア保守業務は、
そのPの基になる現状把握が明確にできないのです。

保守業務の改善が遅々として進まない原因は、
突き詰めればそこにあります。
そう思われませんか?

システム企画研修社では、
保守業務の改善をいろいろと進めていくうちに、
ソフトウェア保守業務の見積り手法として
「SW式保守工数見積り手法」を開発しました。

保守業務におけるFP法のような方式です。

この方式は見積り手法としても
 早い:
  システム利用者からの保守依頼書を受け付けた時点で
  見積ることができる。
 うまい:
  見積り根拠が見えるので依頼者の納得が得やすい。
  見積り精度も高い。
 安い:
  保守担当が見積る前提で、1件10分程度で見積ることができる。
が実現できる画期的なものです。

しかし、この手法の普及を進めているうちに、
「この手法がソフトウェア保守業務の生産量把握に活用できる」
ことが分かってまいりました。

この手法を活用すると、
個々の案件の「保守FP値」がいくつであるかが把握できます。
それが保守業務の利用者から見た価値を表現するのです。
その点は開発におけるFP値と同じです。

しかし開発におけるFP法と異なる点もあります。
それは保守業務は既存のシステムを前提にしていますので、
その制約を受けて
単純なシステム間比較はできない点です。

ですが、この保守FP値で測定する保守の生産性値が悪いものは
改善余地が大きいことを示します。

 











この表で網がかかっている部分は低い生産性になっている原因を
追求してみる必要があります。

ということで、この方式が保守業務改善に
風穴を開ける可能性があることは間違いないようです。

この方式による保守業務生産量把握方法の
第1回紹介セミナを1月22日に以下により開催いたします。

「見える化」推進の第1人者、元東レシステムセンター社長の
高村俊彦氏の講演もございます。

 http://www.newspt.co.jp/data/semina/shsemi.pdf

保守業務の改善にご関心のある方は
是非ご参加ください。お待ちしています。

幼少のころから目的思考の訓練をしましょう!!

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 幼少の時から「目的思考」訓練を行うべきだ、
                という主張を知っていただく。
 「目的思考」「価値目標」とは何かを再確認いただく。

ねらい:
 そういう意見について頭に置いていただく。
 なんとかこの主張を実現したい(上野としてのねらい)。

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別稿の
「下村博文大臣を東京都知事候補にするなんてとんでもない!!」
では、幼少の頃からの道徳教育の重要性が論じられていました。
その節には大賛成です。

しかし、それと並んで実現してほしい「教育」があります。
私はかねてから、
幼稚園で目的思考の訓練をすべきだと主張をしています。

その理由はこうです。
日本では長く農耕生活・外国からの隔離状態が続いたために
「前例・みんな主義」が思考の基本となっています。

何かものごとを考える時に
「前例はどうなっている?」「みんなはどうしている?」
と考えます。

これは自分の判断で考えないということで
一種の思考停止状態です。

安定社会では、
余計なことを考えなくて済むので効率的な思考法でしたが、
変革時代には対応できません。

日本が外国に後れを取る原因の一つはこの思考法です。

日本のビジネス社会では、
新しいモノは「前例があるか?」という問いで不採用になっています。
日本のビジネスで世界に先駆けられたのは
個人を対象にした家電・自動車などでしょう!

当社が30年前から提供するMIND-SA研修では、
目的思考を方法論のベースに置いています。

最近10社ほど、お客様の社長様を訪問したときに、
たまたま何人かの社長様から、
以下のご意見をいただいております。

「昔習った目的思考が今でも役に立っている、
今の若い人たちにも是非この思考法を身につけさせたい」

目的思考のシンボルが以下の「丸い三角形」です。
このタイトルは「病院に行くのはなんのため?」です。

▼▼ 図をクリックすると拡大します ▼▼

 
自覚症状が治ればよいのではないでしょう?
思いこんでいる風邪が治ればよいのではないでしょう?
まして、薬をもらいたいのではないでしょう?
本当な健康になりたいのです。

という例題です。

「前例は?」「みんなは?」の代わりに
「それは何のため?」という思考をするのです。
「何のため?」をお客様視点で考えれば
自社のビジネスの改革も可能です。

目的を追求することは、
あらゆる場で当然のことなのですが、
日本人は「前例・みんな主義」が壁になって
あまりよくできていません。

思考法は
凝り固まっているとなかなか変えることができません。
そこで私は、
幼稚園にこの思考法を育てる訓練を、
競争心を植え付ける訓練、
共同作業をこなす訓練と一体にして持ち込んだらよい
という主張をしています。

以前、私の後輩が文部大臣になったときに、
その意見書を送りましたが、
短命だったこともあってか日の目を見ませんでした。

あらためて下村大臣にこの意見書をお送りしようと思います。

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以下に、長いものですが、
2009年1月号の「上野 則男のメルマガ」に掲載した
記事をご参考までに再掲いたします。

◆・◆・━◆【 幼稚園時代から競争心を!! 】◆━・◆・・◆

_________________________
 1.日本は「茹で蛙」民族?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
日本人は「茹で蛙」民族だと言われています。

ご存じだと思いますが、
「茹で蛙」の意味は、
蛙を熱い湯の中に放り込むと
びっくりして反射的に湯から飛び出しますが、
水に入れて徐々に温度を上げていくと、
熱湯になるまでそのまま入っていて茹で蛙になってしまう、
徐々の環境変化は気がつきにくいという喩えです。

日本はバブル時代に経済成長の頂上を極めて以来、
どんどん下り坂になって、どん底に落ちつつあるのに、
いまだにのんびりしています。
 
日本が「落ち目」である、というデータが
次から次と発表されています。

「一人当たり名目GDPは、
1995年にOECD加盟国中3位だったのが、
2006年には18位に後退した」

「スイスの国際経営開発研究所が発表している
国際競争力指数では、
日本のランクは低下の一途をたどり、20位台を低迷している」

日本の小中学生の学力も低下している、と言われています。

不思議なことでは、
日本の08年の「男女平等指数」は
世界でなんと98位なのだそうです。
これも前年比で順位を7位下げています。

「茹で蛙」の証拠はまだあります。
近世日本の革新例は2回のみです。
お分かりのように、明治維新と敗戦です。

明治維新のときは、
国民一般は「茹で蛙」状態だったのでしょうが、
一部の志士と優秀な指導者が改革を実行したのです。
黒船襲来が大きな契機となっています。外圧でした。

敗戦、
国民が自らの意思で選んだわけではありません。
これも外圧です。

しかし、窮乏し生きるか死ぬかでしたから、
全国民が必死で頑張りました。
歴史始まって以来の
全国民を挙げての活動だったのではないでしょうか。

2回とも素晴らしい成果が上がったことは
ご承知のとおりです。
この2回とも、外圧・他力本願だったのです。
熱湯に放り込まれたのです。

以下に、脱「茹で蛙」に対する提言をさせていただきます。

国民の大多数が、わが国は「茹で蛙」でよい、
このまま無理をしなくてよい、
というご意見であれば、以下の提言はムダなことです。
私はそうではないだろうと思います。

_________________________
 2.なぜ「茹で蛙」民族なのか?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
私の見解では、日本人の多くが「茹で蛙」発想であるのは、
日本人の思考特性が「連続思考」だからなのです。
それは日本人の歴史からきています。

連続思考というのは、飛躍思考に対比する思考法で、
ずうっと筋を追って
一つずつ順番に物事を考えていく思考法です。

日本人が連続思考になったのは、
私が考えるに二つの理由があります。

その一つは農耕生活です。農耕には飛躍がありません。
毎年ほぼ同じことの繰り返しです。
季節の流れに従って必要な農作業を続けていきます。

もう一つの理由は鎖国状態です。
国境で隣国と接していませんから、
中で育まれる思考法や文化は外圧を受けずに
そのまま温存されます。

この二つの理由で、
(少なくとも過去の)日本人の思考法は連続思考なのです。
連続思考の結果は、現状をよしとして重視しますから、
保守的な思考法となりますし、
仲間に対しては「和」重視となります。

この辺りについては
拙著「価値目標思考のすすめ」に詳しく解説いたしました。
ご関心のある方はご参照ください。

思考法が後ろ向き・保守的になっていると私が思う代表例は、
学校生徒に対する保護者(多くは母親)の態度です。

子供が体操の時間等で怪我をすると、
学校の指導が悪いと言ってねじ込んできます。
少しでも危険性があることをどんどん止めていったら、
いずれどんな体操もできなくなります。

運動会は、差別になるからという理由で、
明確な順位をつけないそうです。
差がつかないように手をつないで一緒に走る幼稚園がある、
と聞きました。
とんでもないはき違えです。

運動会は、
勉強はできないけれど運動は得意なヤンチャ坊主が
いい目をする場なのです。
機会均等でよいではないですか。

そういう機会も与えないから、
裏でうっぷんを晴らすようなこと(イジメ)が
起きるのではないでしょうか。

_________________________
 3.ビジネス社会の指導原理
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
それなら、
この連続思考・「和」重視思考から脱却することを
考えないとなりません。

国民の生活に必要な生産・流通・サービスを担う事業活動が
社会の基盤を支えています。
その事業活動の中核は企業が担っています。

企業における指導原理は、
創意工夫(個性、創造性、)を求め(※1)、
競争を重視し競争の結果で差をつける(※2)のです。

これは、
市場で競争をして結果を求められている企業として当然なことです。

※1:経団連の調査(2006年)では、
   企業が新入社員に期待する能力は
   「コミュニケーション能力」「チャレンジ精神」「主体性」です。
   甘やかされて育ったひきこもり気味の受け身人間
   とは全く異なるイメージです。

 
※2:KDDIの小野寺社長の08年度新入社員入社式の訓示は
     「激烈な競争に勝ち抜くことが社員に与えられた使命だ」でした。


私は以下の3点が
事業活動の成功にとって極めて重要な指導原理だと思います。

この3つの指導原理は、
ビジネス社会に出る人間の多くが育ってきた環境の指導原理と
全く相反するのです。
順応性のない人は適応できません。

大卒新入社員の3割が3年以内に退職してしまう結果になるのは、
当然と言えば当然の帰結でしょう。
その人たちのわがままと片づけるのは短絡的です。
今の社会の「教育」が悪いのです。

就職活動で、運動部活動を全うした人間が評価されるのは、
ビジネス社会が要求する環境条件を
経験してきているからなのです。

 1)和優先ではなく競争心重視
  競争心が人類の進歩の源泉であることは、
  異論のないところでしょう。
  競争のない社会が停滞かつ腐敗をして脱落することは、
  1989年のベルリンの壁の崩壊で証明されています。

  今の学生たちが経験している競争は、
  入学試験かゲームの世界のものです。
  この競争は生身の相手が見えない競争であって、
  「よーし!」という本物の競争心は
  育まれないのではないでしょうか。

 2)共同作業重視
  当然のことですが、事業活動は、
  個人が単独で行うものは極めて稀です。
  多くの活動は複数人の共同作業です。
  前掲の「コミュニケーション能力」の重視は
  そのことを表しています。

 3)創意工夫重視 
  創意工夫とは自分の頭で考えるということです。
  「他人と同じに考える、他人と同じことをするだけ」の否定です。
  前掲の経団連の言葉だと「主体性」です。

この点を、
日本経済新聞の「私の履歴書」に登場した経済人(社長経験者)
の行動から拾ってみましょう。

 小倉昌男氏(元ヤマト運輸社長):
  「家庭から家庭へと荷物を運ぶサービスをうまく商品化すれば、
  主婦に買ってもらえるはずだ」
  「しかし、当時の運送業界では私の発想は全く非常識だった。
  役員に根回しを始めたが、全員反対」

  (反対を押し切って大成功されたことはご承知のとおりです。
  小倉社長は
  官僚(運輸省)の不当な規制と戦った業界人としても
  有名でした。
  

  これが80年代のことですから驚きです。)
 
  同社長は、
  日本経済新聞が2003年に調査をした
  「平成の名経営者」ランキングで第6位でした。

 鈴木敏文氏(セブン&アイ・ホールディングス会長):
  「反対されても言いたいことを言い、やりたいことに挑戦した」
  「(セブンイレブン事業を日本で始めようと提案したとき、
  周りはすべて反対だった)
  否定論は規模の大小の話ばかりで、
  生産性については一つも明確な反論はない。
  ならば挑戦する価値がある」
 
  鈴木社長は、前掲ランキングで第4位でした。

 金川千尋氏(信越化学工業社長):
  「会社の仕事は「他社もそうしている」「以前もそうだった」
  といった理由で進められがちだが、
  まず惰性を振り切り、原点に戻って考えることが必要だろう。
  「何かおかしい」と感じ、
  「ではどうすべきか」と考えることが発展につながる。
  おかしいと感じなくなったら、もうおしまいだ」
 
  金川社長は、前掲ランキングで第6位(小倉社長と同率)でした。

なお、「私の履歴書」には登場されていませんが、
松下電器産業の中村邦夫社長(当時、同上ランキングの12位)が
大組織の既存の壁を破壊して大改革を実現されたことは、
皆様ご存じのとおりです。

_________________________
 4.教育の場にビジネス社会の指導原理を!
   それも幼稚園から!
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ビジネス社会での適応不良を起こさないで、
人生を全うすることを望むのであれば、
若い人たちになるべく早くから
ビジネス社会での指導原理に
馴染ませなければならないでしょう。

大学生からその訓練をすればよいのでしょうか? 
それでは遅すぎるでしょう。
試験勉強のようにできるものではないのです。
では高校? 中学? 小学校?まだまだ遅いでしょう。

「三つ子の魂100まで」と言います。
基本的な思考法・精神構造は、
幼年時代に決まってしまうのです。

極論かもしれませんが、幼稚園から競争心を育て、
共同作業を行い、
創意工夫を追求する訓練をすべきではないでしょうか?

この3者を満たす訓練は、
チーム対抗で創意工夫を促す訓練です。

私は、
17年間の学校生活で最も印象に残った授業があります。
それは中学の工作の時間のことです。
「金工のオヤジ」というあだ名の鈴木利夫先生が
ご担当でした。

出題は
「どういう方法でもよい。
校庭に大量に放置されている3センチ角・長さ1間の廃材を
長さ30センチ・1束100本ずつ縄で締めた薪束にせよ。
1チーム5人で工場を編成し、役割分担をして取り組め」
というもので、
何回かの授業時間を使っての取り組みでした。

私はあるチームで工場長になり、
我々の「工場」は廃材を鋸で挽くための枠になる道具を
廃材の一部を使ってで作りました。

すぐ切断作業に入った工場もありました。
その工場は生産が進んでいきますが、
我々の工場は途中までは生産ゼロでした。

しかし、いったん道具が完成すると、
高い生産性で見事優勝しました。

優勝はしましたが、先生に注意を受けました。
それは、
「何も記録が残っていない。
これでは工場にならない」ということでした。

そのときは「なんでそんなこと!」と不満に思ったのですが、
今にして思えば
「マニュアル化」「ドキュメント化」のことでした。
 

この演習は、
競争心、創意工夫、共同作業という
3原則を満たしたものだったのです。

当社の研修で
1984年の創業期から実施している演習方式も、
この3原則を満たした方法です。

研修内容は忘れても、
夜遅くまで「競争」したということを覚えている方も多いのです。 

創意工夫とは、
「周りやみんながやっているからそうする」ではなく
自分の頭で考えるということです。
いつも自分の頭で考えるようになれば、
安住せずに疑問を抱くようになり、
茹で蛙にならずにすむでしょう。

それでも、幼稚園でそんなことできるのか、とお思いでしょう。
こんなことはどうでしょうか。
すべて4~5人で、共同作業で取り組みます。

 ・積み木で何かを作る。
 ・お遊戯や劇を作る。

審査は先生ではなく、園児みんながするのです。
先生の評価ではないところに納得性があります。
人の作品を評価する練習になります。

相手がどう評価してくれるかということを考えるので、
自分勝手・わがままが矯正される面もあるでしょう。
自分たちを客観的に見られるようにもなります。

同じテーマ(遊戯とか劇作り)で繰り返し実施すると、
学習効果で回を追うごとに
目覚ましく進歩するはずです。

植物を育てる。
これもよいのではないでしょうか。
自然や生物に対する目も養われます。
長い間かかりますので、
その仲間意識も強くなります。

何か運動でできるものはないでしょうか?

玉入れはどうでしょう。
初めは普通の玉入れをします。
次は玉が少ししかない条件でやります。
拾う人、渡す人、投げる人など、
どういう役割分担をすればよいかを考えてもらいます。

その次は玉を作ってもらいます。
材料は大きな布きれを渡して、
これで玉を作って玉入れしなさい、
と出題します。

ハサミ・輪ゴム・糊などの補助材は隠しておき、
要求あれば出すようにします。
どんな玉を作れば入れやすいか、
どうやって作ればよいかを考えてもらいます。
いろんなことが勉強できると思われます。

いずれの場合でも、
チームは固定しないほうがよいでしょう。
固定すると変な仲間意識が生まれますから。


当社の主力の研修は、
「創意工夫」の方法に特色があります。

「創意工夫しなさい」と言っても、
そのための有効なアプローチ法がなければ、
創意工夫の目覚ましい進歩は得られないでしょう。

「何のためにこれをするのかの目的を追求しなさい。
「何のため」を
「これ」を実現した時の価値(価値目標)で考えなさい!」
ということを
手法として体系化して指導しています。

私の中学時代の工作の場合の「目的」「価値目標」であれば、
「一番多くの薪束を作って、優勝する」となります。

生徒たちは
「優勝する」という「価値目標」を目指して頑張ります。
指導教官鈴木先生の作戦成功です。

「価値目標」は端的に言えば「嬉しいこと」です。
「価値目標」の追求が、
「創意工夫」の原動力になっているのです。

前掲の幼稚園の例では、
 素晴らしい積木の作品を作る
 楽しい遊戯を作る
 しっかり植物を育てる
 たくさん玉を入れる
 入れやすい玉を作る
ことを実現することによって
「満足する」「勝つ」という価値目標を実現するのです。

ということで、
「競争心、創意工夫、共同作業」の3原則を
幼稚園に持ち込むことは有効そうだと思われませんか!


2013年12月23日月曜日

食材虚偽表示問題の決着は?

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 食材虚偽表示問題の決着方向を考えていただく。
 

ねらい:
 決して許されないことだと強く感じましょう!

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食材虚偽表示問題につきましては
当ブログでも先月
「食品偽装から日本人の思考法を考える!!」でとりあげました。

日本人のブランド指向、自らの思考停止方式に問題がある、
という指摘をさせていただきました。

その後、12月19日消費者庁が、
以下の3社に景品表示法違反に当たるとして
再発防止を求める措置命令を出しました。

 阪急阪神ホテルズ
 阪神ホテルシステムズ
 近畿日本鉄道が運営するホテル

3社15施設の55の料理が対象だそうです。
この対象については立ち入り検査の結果、
その事実が直接確認できたということであって、
他は無罪放免というわけではありません。

消費者庁では、同時に、
景品表示法違反の可能性のあるメニュー表示のガイドライン(例示)
を発表しました。

たとえば、ブラックタイガーを車エビ、バナメイエビを芝エビ、
市販品のパンを自家製パン、冷凍の魚を鮮魚
などです。

この動き以外に、
景品表示法を改正し、消費者庁以外も、
経産省や農水省などが管轄業界に対して
調査や指導の権限を与えることが検討されているようです。

 経産省:百貨店、スーパーなど小売店
 農水省:飲食店
 国交省:ホテル、旅館
 国税庁:酒類販売会社

各省が権限拡大に動くのですか!

しかし、このような行政指導や法に従う規制は
そもそもおかしいではないですか。

このような不当表示は、
料理を担当する者は明確に分かるものなのです。

それをあえて行って消費者を騙すということは、
商道徳上あってはならないことです。

今後そんなことをしたら
「直ちに退場!」という目に会わさなければなりません。

法以前の問題、自己規制の問題です。

そんなことがまかり通ることは
隣国ではともかく日本では許されないことです!!


2013年12月21日土曜日

右翼とは何か??

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 右翼・中道について考えていただく。

ねらい:
 愛国心を強く持つ正当な中道になっていただく。
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右翼って何なのでしょうか。
街を宣伝カーでがなりたてる一隊はたしかに右翼でしょう。

前稿でとりあげました下村大臣のような考えを
右がかっている、あるいは右翼だという人がいます。
そうでしょうか。

私が心酔している渡部昇一さんや
石原慎太郎さんも右翼化右翼っぽいと言われます。
下村大臣、渡部昇一さん、石原慎太郎さんは
単に愛国心があるのであって、なぜそれが右なのでしょうか?

今の日本では、
愛国心=軍国主義という構図で考えられるようです。

その考えからすると、
「上野則男のブログ」も右傾ということになります。
現にそう言われることがあります。

そういう歪んだ考えは、
日本人を骨抜きにするために
戦後のマッカーサー指導の下に行われた
洗脳教宣からきています。

「日本は悪い国だ、自国の領土拡大にために戦争を仕掛けて
多くの人命を奪った。
これからは「お国ために」という考えをしてはいかん」
というのです。

そのお先棒を担いだのが
朝日新聞を代表とするえせ良識人と日教組です。

日本という「お国」を考えてはいけない
という考えが中道になりましたから、
本来真ん中であるはずの愛国心は右になってしまったのです。

共産主義や極端な平和主義が真ん中なら
自由主義や国を守ることは右になってしまいます。
とんでもないことです。

そう言えば、党の位置づけを表現する「保守・革新」
といいう言葉も偏りがあります。
「革新」と言えば、そちらを目指すべきだというニュアンスが、
「保守」はそれに対する抵抗勢力というニュアンスがあります。

この言葉も、
朝日新聞を代表とするえせ良識人と日教組的発想
から来ています。

えせ中道、えせ革新を早く脱却して
正当な愛国心と国を守ることが中道だと思うようにしましょう!!

下村博文大臣を東京都知事候補にするなんてとんでもない!!


【このテーマの目的・ねらい】

目的:
   下村大臣の志を知っていただく。
 これからの教育の方向について考えていただく。
  日本頑張れの応援節を読んでいただく。 

ねらい
 日本にもっともっと誇りを持っていただく。
 もっと日本のために活動しようと思っていただく。
 2回目の東京オリンピックに期待していただく。

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猪瀬さんが脇の甘さで辞任の羽目となり、
国民の期待を裏切りました。

急きょ後任の知事候補の人選に入っているようです。
その中に自民党から下村大臣を候補にという意見が
一部にあったようです。

その線は立ち消えになりましたが、
下村さんほど文科省大臣として適任の方はおられません。
文科省大臣が変わるなどとんでもないことです。

私がそう思ったのは、
私の愛読誌「致知」2013年1月号での
「国家百年の計は教育にあり」というテーマの
渡部昇一さんとの対談記事です。

 なぜ下村大臣が文科省大臣として素晴らしいと思ったのか、
その発言を以下に示します。

因みに下村大臣は、
昭和29年群馬県生まれ
早稲田大学教育学部卒業、
9歳の時に父上が交通事故で亡くなり、
極貧の家庭で育たれました。

 ―――――――――――――――――――――――――

私がいま一番危惧しているのは、
日本人に志がなくなってしまったことです。

志なんていまの若い人の間では
ほとんど死語になっているのではないかと思います。

しかし、自分のためだけに生きるというのは
志ではないと思うんです。

やっぱり自分が人のため、社会のため、国のために
どう貢献するか、そのためにどう生きるか
ということが志だと思うんですけれども、
その志というものがいつの間にか
この国から無くなりつつあるのではないか
と憂えているのです。

それを
唯一甦らせることができるのが教育だと思いますし、
それをぜひ成していきたい
と考えて私は政治の道に進んだわけです。

そういう歩みの中で、
最近とみに思いますことは、
道徳という教科の大切さです。

(日本の道徳は、
特定の宗教から出発していないユニークな面を持っている
というお二人の確認がありました。そして

「日本の教育勅語は、いかなる宗教や学説のにおいもしないし
科学と抵触することもいっさいない」
という渡部さんの発言がありました)

21世紀の道徳というのは、
人類としてより崇高な価値を見出していくために
既存の宗教を超えた中で人はいかに生きるべきか
というものを教えていくことだと思うのです。

(というような序論から始まり
次第に具体的な内容に展開していきます)

 2012年4月の調査で
「自分はダメな人間だと思うことがある」について
「当てはまる」「まあ当てはまる」の回答が

 日本   84%
 アメリカ 53%
 中国   39%
 韓国   32%

と、日本だけが圧倒的に高いんです。
これは異常ですよ。

(その原因は
日本が悪いことをしたという自虐史観に基づく
教育にある。

具体的にはその教育を支えている教科書である。
その発端は宮澤喜一官房長官(当時)が認めた
近隣諸国条項である)

 平和教育はもちろん大切ですが、
それが思考停止の教育に日本はなっています。
自分で物事を判断できる思考能力を養うことも
大切だと思いました。

(上野:そのとおりです。
私は、日本では1000年を超える農耕・村生活によって
思考停止の「前例・みんな主義」になったと主張しています。
前例に倣う、みんながどう考えているかを重視しそれに従う、
という考え方です)

日本の将来のためにも避けて通れないと私が思うのは、
日本人の心に暗い影を落とし続けている
東京裁判史観の検証です。

(この考え方は今や常識ですが、
現職の大臣が言われるところに重みがあります)

東京裁判では、
インドのパール判事が連合国の中で唯一
日本の立場を評価してくれましたね。

インド建国の父と謳われたチャンドラ・ボースは、
日本のおかげでインドは独立できた、
日本への感謝は忘れないと言っており、
インド国会では毎年いまも広島・長崎原爆の日に
記念式典が行われています。

お二人は、今の自分が形成できたのは、
小さい時に読んだ偉人伝だと言っておられます)

子供というのは本来、
私たちが貪るように偉人伝を読んだ時があったように、
誰に教わるともなくもっとよく生きたいという思いを
心の奥に抱いているものだと思うんです。

しかしいまは家庭でも学校でも
それを引き出してもらえていない。
それはいまの日本の自信のなさの反映でもあると思うんですね。

(上野:確かにそうでしょうが、豊かになってしまって
ハングリー精神がないことも影響しているでしょう)

しかし今度のオリンピック・パラリンピックをきっかけに、
日本はもう一度失われていた夢や希望を取り戻す機会を得た
と思うんです。
 
多少大げさに言えば、
オリンピック・パラリンピックの歴史を変え、
人類の意識向上のきっかけにする、

単なるスポーツの祭典ではなく、
スポーツを通じて今後の人間の生き方というものを
示して行くという意気込みで私は取り組んでいきます。

(上野:是非そうしていただきたいと思います)

日本は軍事大国を目指す国ではありませんし、
残念ながら世界一の経済大国にもなれません。

しかし、
文化芸術立国としてなら世界で一番になれると思います。

2020年という日本の共通の目標に向かって
国民全員が進んでいく中で、
教育もよりよいものにし、
失われた志を取り戻していく、

 
人は自分のことだけにのみ生きるものではないということを、
ぜひいまの若い人に教育を通じで伝え、
日本から失われた活力、若い人の生きるエネルギーを
取り戻していきたいと念じています。

―――――――――――――――――――――――――――――

これだけ志を持った文部大臣はおられなかったでしょう。

博文というお名前は志半ばで朝鮮(韓国)人の凶弾に斃れた
明治の元勲伊藤博文公の名前に由来するそうです。
是非伊藤博文公の志も継いで
日本の復興のために頑張っていただきたいと思います。

皆さんで応援しましょう!!!

なお、伊藤博文公のお墓は我が家のすぐ近くの伊藤町
(西大井)にあります。
何かのご縁を感じます。

因みに、このお墓のある敷地の一部が小さな公園になっていて、
そこは以前私のギンナンの猟場の一つでした。

2013年11月29日金曜日

50年目で分かりつつあるケネディ暗殺の真相は?

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 ケネディ暗殺の背景事実に近づいていただく。

ねらい:
 「ウォーレン委員会50年目の証言」を読んでいただく。

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今回のテーマのきっかけを与えてくれたのは、
私の情報源の一つである
フジテレビ日曜朝7時半、美人キャスター吉田恵嬢が登場する
「新報道2001」です。

11月24日でしたが、その2日前11月22日は
ケネディ元大統領が凶弾に倒れた日から満50年で
テキサス州ダラスで追悼式典が行われました。

この記念すべき日、
ご承知のようにケネディ大統領のご令嬢
キャロライン・ケネディ駐日大使は赴任直後で
日本におられ
その式典には参列されませんでした。

お父様が亡くなられたときの
5歳のいたいけないお嬢さんだった姿を思い出し、
お気の毒にと思いました。

ケネディ大使は、その人事が発表になった時は
マスコミの評価が低調でしたが、
来日されてからの人気は過去の歴代大使の中で最高ですね。
儀装馬車での行進はとても美しく、すごい歓迎の人でした。

本題です。
11月24日の放送で、ほんの少しの時間でしたが、
50年目にして今まで知られていなかった新事実が出てきた、と
「ケネディ暗殺 ウォーレン委員会50年目の証言」
のさわりが紹介されました。

そこで早速その本を入手しました。
著者は、フィリップ・シノンという元ニューヨークタイムズの記者で
本書の基礎になる情報収集活動に5年を要しています。

本書は、上巻428ページ、下巻412ページの大作です。
とても短時間では読破できません。

そこで、現時点で分かったこと、気になることを
以下に列記させていただいて
詳細は読破次第ご報告ということにさせていただきます。

・ケネディ政権は
 キューバのカストロを暗殺によって排除しようとしていた。

・暗殺の真相を明かすためのウォーレン委員会の
 ウォーレン委員長はケネディの死を非常に残念がっていた

・それにもかかわらず、真相を明らかにしない方向で委員会を
 動かした。

・それは、何ものかの強い力があったからであろう。

・その一つの疑いは、
 ケネディ暗殺の動きをキャッチしていたにもかかわらず
 それを阻止できなかったCIAである。

 
・オズワルドは現場に居合わせたのは確かであるが、
 犯人に仕立て上げられた替え玉の可能性がある。
 
 
 

・その理由は彼が射撃の名手ではなかったことである。

・オズワルドが真犯人でないことが尋問等で判明すると困るので
 ジャック・ルビーにオズワルドを殺させた(これは周知)

・しかし、警戒の中をジャックルビーがオズワルドに近付くのは
 警備側の導きがなければできないことである。
 ここでもCIA等の影が見え隠れする。

・事情を知っている可能性がある人間および
 ウォーレン委員会のメンバは厳しいかん口令がしかれ
 みな「知らない」と言ってきた。

・そういう人たちは、
 自分に身の危険があると思わせられたようだ。

・かなりの証拠資料が委員会段階で焼却されている。

・多くの証言可能者は死んでしまっている。
 そういう状況の中で本書の著者シノンは情報集めを行った。

・残念ながら確たる物的証拠は少なく、
 推定できる記録が主材料である。


ということなのです。

こうしてみると、最近の盗聴事件も含め
アメリカの暗部は恐ろしいものですね。

食品中の放射性物質の基準値について

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 食品中の放射性物質の規制が不当で
      非科学的であることを知っていただく。

ねらい:
 日本の放射性物質の規制は無視して
  少なくとも国際規格を信じて考えていただく。
 (いずれ現在の国際規格よりも緩い規格に
                   なっていく方向です)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 以下の情報は、私の盟友「史実を世界に発信する会」の
事務局長茂木弘道氏からのものです。
 
日本の放射線規制は世界の常識から外れ、
住民・産業界に多大の迷惑損害を与えているのですが、
今回は、
食品中の含有量の規制に関して問題提起された講演の記録です。
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
10月23日、衆議院第2議員会館において、
放射線議連(会長:平沼赳夫)の第3回勉強会が行われました。
 
テーマは「食品中の放射性物質の基準値について」で、
講師は中村仁信先生でした。
中村先生は大阪大学医学部放射線学科の教授を長らく務められ、
現在は名誉教授、彩都友紘病院院長です。
 
1997年から4年間ICRP委員も務められています。
「放射線の正しい知識を普及する会」の副会長です。

講義の概要を三浦小太郎さんがまとめてくれまして、
会のホームページに掲載されています。


又ここには、パワーポイントのスライドも掲載されています。
PDFも載っていますので、簡単にダウンロードすることもできます。)
  http://s-radiation.info/pdf/1023study.pdf


結論として、
平成24年に改定された現在の基準値は、
平均して欧米の10倍、
飲料水に至っては100倍という厳しさであり、
全く合理性が認められないということです。

FAOおよびWHOによる国際食品規格
コーデックス委員会による規格)
を欧米は基本的に採用していますが、
これを全く無視したものが、現行の基準値です。

これによって健康の効果など全くなく、
農業、漁業などの生産者を苦しめています。

さらに福島大学の佐藤理教授が述べているように、
「基準値が下がれば安全が達成できるのではなく、
安心できないレベルが下がるだけ」
という結果となっている訳です。

講義は放射線の影響に関する
広範なバックグラウンドに及んでおります。
低放射線の健康増進効果についても触れられていますので、
概要、ならびにスライドを是非ご覧になってください。
 
               
 
                    茂木 弘道