【このテーマの目的・ねらい】
目的:
食材虚偽表示問題の決着方向を考えていただく。
ねらい:
決して許されないことだと強く感じましょう!
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食材虚偽表示問題につきましては
当ブログでも先月
「食品偽装から日本人の思考法を考える!!」でとりあげました。
日本人のブランド指向、自らの思考停止方式に問題がある、
という指摘をさせていただきました。
その後、12月19日消費者庁が、
以下の3社に景品表示法違反に当たるとして
再発防止を求める措置命令を出しました。
阪急阪神ホテルズ
阪神ホテルシステムズ
近畿日本鉄道が運営するホテル
3社15施設の55の料理が対象だそうです。
この対象については立ち入り検査の結果、
その事実が直接確認できたということであって、
他は無罪放免というわけではありません。
消費者庁では、同時に、
景品表示法違反の可能性のあるメニュー表示のガイドライン(例示)
を発表しました。
たとえば、ブラックタイガーを車エビ、バナメイエビを芝エビ、
市販品のパンを自家製パン、冷凍の魚を鮮魚
などです。
この動き以外に、
景品表示法を改正し、消費者庁以外も、
経産省や農水省などが管轄業界に対して
調査や指導の権限を与えることが検討されているようです。
経産省:百貨店、スーパーなど小売店
農水省:飲食店
国交省:ホテル、旅館
国税庁:酒類販売会社
各省が権限拡大に動くのですか!
しかし、このような行政指導や法に従う規制は
そもそもおかしいではないですか。
このような不当表示は、
料理を担当する者は明確に分かるものなのです。
それをあえて行って消費者を騙すということは、
商道徳上あってはならないことです。
今後そんなことをしたら
「直ちに退場!」という目に会わさなければなりません。
法以前の問題、自己規制の問題です。
そんなことがまかり通ることは
隣国ではともかく日本では許されないことです!!
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