目的:
日本人の思考法として「目的重視思考」を強化すべきことを
確認いただきます。
その思考法を「幼稚園の時代から訓練すべきである」
という主張を知っていただきます。
ねらい:
それが実現できるといいですね。
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ここのテーマは、「隠された真実」というほどではありません。
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ここのテーマは、「隠された真実」というほどではありません。
「実はこうです」程度でしょうね。
前置き
私およびシステム企画研修社の主張の根源は
目的重視思考(「価値目標思考」)です。
私およびシステム企画研修社の主張の根源は
目的重視思考(「価値目標思考」)です。
起:日本人の伝統的思考法の限界
日本人の伝統的思考法は、「前例・みんな主義」です。
農耕文化と鎖国社会は変化に乏しく、
すべてが過去の知見の中で判断することが可能でした。
そして、社会も固定していますから、
「和」が重視され、お互い(「みんな」)を尊重しました。
それで育ったのが、「前例・みんな主義」(上野の造語)です。
何かを考えるときの指導原理は、
まず「前例はあるか?」であり、
「みんなはどう言っている?」でした。
しかし、日本人に染みついているこの伝統的思考法は、
新しいことがどんどん起きてくる変革の時代には通用しません。
今や過去の延長に成功はあり得ないのです。
別項「私の履歴書」ハイライトでも、
成功者はすべて過去に見切りをつけて成功しています。
後掲のこのブログの前段をご参照ください。
承:米国の徹底した目的重視思考
日本と正反対な思考法なのが米国です。
開国で0からスタートしましたので、
拠るべき伝統や文化はありません。
異人種・異文化の人たちが拠りどころにしたのは、
「それをするかどうか。するなら何が目的?」
と常に考えることでした。
「それは何のため?」という思考法は、
何にも勝って必要でした。
目的が一致したら、「手を握った」のです。
極端な場合、目的のためには手段を選ばない、となります。
別項「隠された真実!その1:ケネディ大統領暗殺の真相」
で挙げましたように、
「ケネディ暗殺」「真珠湾攻撃の際の陰謀」「原爆投下」
などがその例です。
因みに、ヨーロッパは日本と米国の中間です。
転:価値目標思考とは何か
「価値目標思考」は、
何かをするときにはまず目的を考えなさい、
という、ある面で当然の主張です。
花咲爺さんの「ここ掘れワンワン」の例で言えば、
「ここ」が目的です。
いくら掘り方がよくても、
掘る場所を間違えれば宝は出てきません。
目的は、目指すからには価値がなければなりません。
価値とはわかりやすく言うと、
それが実現すると「嬉しいこと」です。
企業が実現すべき価値の基本は
相手(お客様)の望む「早い、うまい、安い」を実現することです。
牛丼の𠮷野家はこのキャッチフレーズで成功しました。
この変化が激しい時代に、
「遅い」は門前払いです。
いくら品質が良くても、競争の土俵に上がれません。
「安い」よりも「うまい」が先です。
いくら安くてもまずいものは売れません。
現在の「価値目標思考」では
「早い、うまい、安い」に自分たちの「人の向上」も加えたものを
価値目標の4大柱としています。
目指す目的を「目的」と「ねらい」に分けて考えることが、
目的を明確にすることに有効である、
という主張もしています。
この思考法は、故堺屋太一さんにも評価いただきました。
これも参考にしてください。
結:価値目標思考の訓練は幼稚園から
価値目標思考の訓練であるMIND-SA研修は、
多くの場合、30歳前後の社員が対象でした。
そうすると、多くの受講者から
「もっと早くに知れば良かった」という声をいただきました。
「早く」とはいつから?ということになりますと、
「三つ子の魂百まで?」と言いますので、
この思考法を「魂」にするには、
幼稚園時代からということになります。
それを、「競争心、創意工夫、共同作業」という
成功する集団の3原則に従って実施するのです。
詳細は以下のブログの後段をご参照ください。
2013年12月25日
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