当ブログ11月14日付け「外交危機の責任」という題で、
鳩山前総理の責任を追及しました。
ところが、その後また事件が起きています。
北朝鮮の韓国攻撃です。
このままいくと外交の危機ではなく、
日本の国の危機がやってきてしまいます。
この責任は菅総理です。
この事件が起きて1時間後に
米国は非難の声明を出しました。
菅総理は、事件直後には
「まずは、情報を把握・分析する」と称し、
漸く7時間後に非難声明を出しています。
正に「風見鶏」の真骨頂です。
「そんなことで、有事対応ができるのか」
「総理が官邸に入ったのは1、2時間後だ。何たることか」
「安全保障会議を開いていない。これでよいのか」
とか、散々叩かれっ放しです。
その一つずつに対して
民主党政権は抗弁・説明しています。
その一つずつの非難事項がどうこうや
抗弁が正当か、などは大して重要ではないでしょう。
菅総理の国際感覚。危機管理意識が、
希薄か欠如していると言わざるを得ません。
菅総理は野党時代は、
政府のアラ探しをして追及していればよかったのです。
そういう意味ではなかなか切れると評価されていたようです。
自分の責任で物事を考えるという思考はなかったのでしょう。
善し悪しの判断で発言するのではなく、
何でも政府・政権を批判していればよかったのです。
「免責決議を受けた者が居座るとはどういうことか!」
と追及していました。
今はどうですか。
「辞める必要はない」と言っています。
この感覚で国際社会を渡るのは無理ですね。
菅総理の目的意識は、
「自分が偉くなればよい。頑張れれば良い」
ということではないでしょうか。
「日本の国を救う。強くする。国民を幸せにする」
という目的意識があれば、
行動は変わってくると思うのですがねー。
1 件のコメント:
突然の書き込みで申し訳ありません。
危機管理とインテリジェンスについて、日本は遅れていると思います。アメリカと中国の蔭になって、アジアにおける存在感を失ったままでは、がんばっている企業戦士達も浮かばれません。
ただ、この結果を招いたのも、我々の選択の結果であることも忘れてはならないと思うのです。政党と議会によって、日本国の代表が選ばれるシステムではダメなのではないでしょうか。
国民としての義務が不明確な今の状況では、国としてのダイナミズムが失われてしまう気がして仕方がありません。
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