㈱データ総研とシステム企画研修㈱の共催で進めております
SLCM研究会ですが、
昨年と今年は保守業務に焦点を当てて研究をしております。
保守の対象範囲はソフトウェアです。
研究メンバは、主催者側を除いて14社23人です。
10月28日に今年度第3回目の研究会を開催しました。
その成果は
「障害削減に焦点を当てた保守プロセス整備」というタイトルの
対策集です。
保守業務を13プロセスに分け、以下のような整理を行っています。
例:
影響範囲調査・確認のプロセス
障害に結びつく問題点:
連携のない類似する別業務の影響範囲の確認漏れが起きる
原因:
要望に別業務が入っていない。
また、開発も業務を理解していないため指摘もできない。
対策:
・業務フローを整備する。
・業務フローの要素、類似業務の関連をリポジトリで管理する。
・メンテナンス作業の中で類似業務を開発する際には
台帳への登録を実施するよう手続きを定める、
・あるいは既存手続きのこの部分を強化する。
問題点は70件、対策は150件に及んでいます。
第3回研究会では、この対策集の活用法も検討し
以下のような活用をすればよいということになりました。
①対策の部分をチェックリスト化して、
新しく保守業務を決める際または改善する際に用いる。
②問題が発生した時に、
原因究明または根本対策を検討することに用いる。
とにかく、すぐに使えそうな成果物ができ上がったのです。
次の第4回では同じ手法で
保守業務の納期短縮・コスト削減を検討することになりました。
ご関心ある方はお問い合わせください。
田村八重子 電話03-5695-3130
Mail tamura@newspt.co.jp
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