2014年6月2日月曜日

日本の捕鯨はどうなっている?

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 日本の「捕鯨」の現状を知っていただく。
 日本の捕鯨業界が「捕鯨」に熱心でないことを知っていただく。
 世界の「捕鯨」に対する取り組みを知っていただく。

ねらい:
 「捕鯨」に対する正しい認識を持って、今後ご判断いただく。

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2014年5月1日の日経新聞で、
意外な事実を知りました
(私が知らなかっただけかもしれません)。

日本の南極海の「調査捕鯨」に対して
国際司法裁判所が、認めない判決をしました。
これは皆様もご存じで
「エーー!まずいことだ」と思っていました。

ところが、この日の解説ではこうなっていました。
以下の太字部分のように日本の捕鯨業界は、
捕鯨継続に熱心ではないということです。

1.南極海の捕鯨枠は年間1035頭に対して、
 実際の捕獲数は2005年度からどんどん減少して
 近年は2割程度しか捕っていない。

2.調査のための捕鯨であればミンククジラだけでなく
 他の鯨種も捕らなければならないのに捕っていない。

3.年間50億円以上の調査名目補助金が出ていて
 これが捕鯨業界に流れている。

4.国際捕鯨取り締まり条約(ICRW)では
 「捕鯨資源の持続可能な利用」をうたっており、
 90年までには資源評価を踏まえ
 商業捕鯨の再開を検討することになっていた。

 捕鯨資源は問題ない状況になったのに、
 それが無視されている。

5.日本の捕鯨業界は、需要も多く期待できず、
 シーシェパード・「国際世論」の反対のある捕鯨に
 積極的になれない。
 (補助金をもらっていた方がよい)

6.米国・豪州の反捕鯨国は
 かつては鯨油目的の捕鯨をしていたが、
 石油によって鯨油が不要になった経緯がある。

7.シーシェパードは反捕鯨活動で
 多額の寄付金を得ている。
 

 基本的には資源保護面と動物愛護面からの反対ですが、
 よく
 「同じ哺乳類で難で牛や豚はよくてクジラはダメなんだ」
 と言われます。
 
 

 これは、
 捕鯨の場合絶命までの時間がかかり、
 その間苦しむということがあるようです。

 そこで別の情報源ですが
 捕鯨会社や砲手は、
 いかに即死に近い形で射止めることができるかを
 リスクを冒しながら腕を磨いてきているようです。

8.ノルウェー,アイスランド、カナダ等の捕鯨国は
 国際捕鯨委員会の1982年の商業捕鯨の一時中断を
 受け入れずに捕鯨を続けている。

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捕鯨が自然環境破壊、食物連鎖に悪影響を与えるなど
様々な視点から反対論が唱えられてきたのは
皆様もご存じだったでしょうが、
日本の捕鯨業界が捕鯨拡大に積極的でないというのは
ビックリでした。

規制の世界はおかしなことが起きてしまうのですね。

バランス感覚のある国際的な結論が出されて
多様な美味しいクジラ料理が食べられるように
なるといいと思います。

なお、「捕鯨問題」について詳しく研究なさりたい方は、
以下のWikipedia記事をご覧ください。

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8D%95%E9%AF%A8%E5%95%8F%E9%A1%8C
 

1 件のコメント:

  1. 捕鯨反対に熱心な外国人には、理解しがたいところが多いですね。 さらに、事情がありそうなので、先行き気になります。
    ただ、飽食の時代に、遠い海のクジラが、かげがうすくなっていることもあるでしょう!?

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