目的:
桜の弱みを知っていただく。
ねらい:
これからそういう目で桜を見てください。
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東京では、もう八重桜もほとんど終わりです。
今日、「散歩ジョギング」していて
「残念だな」と思って思いだしたことがありました。
それがこのテーマです。
以前、我が家の前の公園に2本の桜がありました。
「栄養をあげよう」と思って、公園に落ちていた吸殻数本を
桜の根元に置いたのです。
そうしたら、1年後くらいに1本が枯れてしまいました。
もう1本も間もなく枯れました。
その時は原因が分かりませんでした。
何かの機会に桜がニコチンに弱いということを知りました。
2本の桜に申し訳ないことをしてしまいました。
家から近い大井町駅の近くに八重桜の並木があります。
そこにある樹の2本が枯れてしまいました。
上のつつじの下に
立派な八重桜だった名残りの
この切り株が隠れています。
しばらくして、その並木に
「煙草を捨てないでください」という掲示が出ました。
なるほど、並木の管理者も原因が分かっているのだな、
と思いました。
「煙草を捨てないでください」の看板は、
今はこのようになっています。
吸ってはいけないのですから、
「捨てないでください」はないですね。
今年行ってみましたら、
立派な「一葉」(八重桜の品種)の樹が2本
若木に代わっていました。
これも被害に遭ったのでしょう。
向こうに見えるのは
成木です。
私が毎年楽しみにしていた普賢象の樹が
一昨年ぐらいから弱ってきて、介護の甲斐もなく
今年はご覧のようにほんの一部の枝のみが
細々と生き延びているという状況です。
ここは根元の部分の土を除去までしていました。
タバコの影響を取り除くためなのでしょう。
因みに、八重桜でも真っ赤な関山は少し早く咲いて、
散る時は一斉に散ってしまいます。
普賢象が少し遅く開花ですが、一部の花が長く残っています。
上の樹は最盛期には、7月まで残っていることがありました。
今年は、5月1日現在で2輪残っています。
近所にはすっかり枯れてしまった樹も残っています。
切り倒すのに忍びないのでしょう。
その近くには、うまく早めに手当てをして、
延命できた樹もあります。
その枝は見事な花を咲かせていました。
桜は成長は極めて早いのですが、
弱いところもあるのです。
大事にしてあげましょう。
2 件のコメント:
桜の花は可哀想でしたね。昔見たSF映画を思い出しました。それは植物が人間に逆襲する話です。声も出せない、移動も出来ない植物ですが彼らは相互にコミュニケーションし、自らの存在に対する危機を排除しようとする能力があり人間に逆襲するといった内容です。植物も地球上の共同生命体でありし共栄を図るのことの大切さを訴えていました。正しい理解の欠如した水のやり過ぎ、肥料のやり過ぎは植物にとっても子育てにとってもマイナスですね。何よりも大切なのは正しく理解する姿勢と地球上で共栄するという目的意識ですね。実生活では中々難しいけど。
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