本稿は別項「「なぜ医療過誤は起きるのか」の本質解明」の続きです。
「難かしい病気の場合は、
医師も自分の診断が絶対とは思っていない、
そこで、的確な患者の疑問は、
医師の判断を深めたり補強したりすることができる」
と言われるのです。
著者のお勧めの質問はこうです。
「どうしてそう診断されるか説明してください」
「他には何が考えられるのでしょうか
(病名として)」
「今の診断で辻褄が合わない点がありますか」
「確証バイアス」(思い込みによる診断)
をチェックする意味があります。
「私の問題(原因)は
もしかして一つだけではないのではないですか」
複合原因だと一つの治療法では成功しません。
「質問に的確の答えられないようなら、
頼りにならない医師と判断し
他の医師にかかることがお勧めです」
それは賛成です。
自分の診断を絶対と思っていなくても、
なぜそう考えるか、
もし違うとすればどの段階で判明し、
その際はこうするつもりである、
というようなところまで考えていない医師は
頼りになりません。
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