何回か取り上げている放射能問題です。
このテーマの私に対する情報提供者である
畏友茂木弘道氏からのメッセージを
そのままご紹介します。
このテーマは7月31日の
「低放射線量の有益性について再々論」以来
2か月ぶりです。
今回、前回のご報告を読み直してみましたら
肝心のラッキー博士の著書名が載っていませんでした。
たいへん失礼しました。
あらためて、ご紹介しておきます。
「放射能を怖がるな!」T.D.ラッキー、茂木弘道共著
です。
今回は服部博士の著書
『「放射能は怖い」のウソ』の紹介です。
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上野則男 様
服部禎男博士は、
小型原発開発の主唱者であると同時に、
放射線ホリミシス効果研究の日本の第一人者
であるだけでなく、
国際的なリーダーでもあります。
(上野注:ホルミシス効果
(ホルミシスこうか、英: hormesis)とは、
生物に対して通常有害な作用を示すものが、
微量であれば逆に良い作用を示す生理的刺激作用のこと。
出典Wikipedia)
1984年に服部博士はラッキー論文を読み、
それまで抱いていた常識が根本的に否定
されていることにショックを受け、
アメリカの電力研究本部に、これは本物か、
という質問状を出したのがきっかけとなり、
翌85年にオークランドで150人の研究者が集まる
大国際会議が開かれました。
3日間の討議の結果、
ラッキー博士の言っていることは基本的に正しい、
ということになり、
日本でも1989年に
「放射線ホルミシス研究委員会」が発足、
数々の実証データーを生み出しました。
1997年に、セビリアで行われた大国際会議では、
ホルミシス効果はDNA修復機能の結果
もたらされるものであること、
そしてDNA修復研究の最新成果がいくつも発表され、
ICRPの基準は根本的に見直されなければならない
ことが議論されました。
ICRPの代表も出席していましたが、
50年も続いた基準見直しは
その後まだなされていないわけです。
こうしたことは、すべて服部先生の近著
『「放射能は怖い」のウソ』
(武田ランダムハウスジャパン)(980円)
に載っていますが、
さらにDNA修復研究最先端の状況がマンガも交えて、
分かりやすく説明されています。
現在やみくもに放射能を危険視する考えは、
DNA修復機能発見以前、
即ち20年以上以前の
超時代遅れのアナクロ二ズム思想である
という事がよくわかります。
この本を読まずして、
放射線の生命に対する影響(危険性、恩恵)を論ずるのは、
今でも天動説に基づいてあれこれ主張をしている
ようなものです。
先ずお読みください。
*放射線防護学第一人者である
札幌医科大学の高田純博士が、
『放射能を恐れるな』につきコメントをお送り下さいました。
「そもそも放射線とはエネルギーですから、
細胞の活性化につながる程よいエネルギー量がある
と考えるのは合理的です。」
とホルミシス効果を基本的に肯定してくださったことは
心強い限りです。
こちらをご覧ください。
(ただし、9月8日までさかのぼってください。)
日本シルクロード科学倶楽部
http://junta21.blog.ocn.ne.jp/
なお、最後のところで第5福竜丸の久保山さんの死因は、
売血輸血による急性肝炎であり、
放射能障害では全くなかったことが
書かれているのもご注目ください。
久保山さんの死が、原水禁運動の原点でしたが、
全くのウソから始まっていたという事です。
平成23年9月20日 茂木弘道拝
1 件のコメント:
放射線ホルミシス第一人者・服部禎男先生と
アセンションのエハン・デラヴィさんの共同講演会の動画です。
「放射能とDNA」
放射線ホルミシスとDNAの修復能力について詳しく解説。放射能に不安を抱いてる人、疑問を感じてる人は必見です!
↓↓↓↓
http://www.ustream.tv/recorded/17862990
放射能の歴史をマンガで紹介!
http://bitly.com/qNF4v9
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