2016年8月2日火曜日

都知事選挙の結果は?

【このてーまの目的・ねらい】
目的:
 都知事選の結果について考えてみます。
 報道メディアとしてのテレビの圧倒的強さを再確認していただきます。

ねらい:
 いろいろ考えましょう!!

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都知事選は「予想外の」小池さん圧勝でした。
小池さんの有利は伝えられていましたが、
圧勝予報はありませんでした。

私は、増田さんの実務能力は高く評価しています。
しかし、面白みがない、初の女傑知事もよいのではないか、
と迷いました。

結局どうしたかというと、
共産党推薦の鳥越さんにしました。

理由は私利私欲で、共産党は、
我が家が立ち退きさせられる都道拡張工事に反対しているからです。
今回の投票もその理由でした。

残念ながら鳥越さんは大差で負けました。
締め切り2日前の立候補決定ではいくらなんでも
準備不足です。

圧勝原因を私なりに分析してみました。
結局、浮動票の動きです。

多くの浮動票は、政策をあまり重視していません。
どうでもよいのではなく、皆ほぼ同じことを言っているからです。

そうすると、浮動票(特にご婦人)はテレビの影響大です。

今回、石原元知事が増田さんの応援にかけつけて、
「年増の厚化粧女なんかに負けるわけにいかん」
というようなことを言いました。

それに対して、小池さんが
「私の厚化粧は、ご存じないでしょうが
皮膚に傷があるための治療的な化粧なのです。
私は豊島(区)の出身です。トシマのために頑張ります」
というような切り返しをしました。

おそらくその一幕は面白かったので、
どのテレビでも報道したでしょう。

このテレビを見た多くの人は、
「小池さんは、すごく頭がいい人だし、ユーモアもある」
とファンになったのではないでしょうか。

もともと女性陣は女性を応援するものですが、
女っぽい女性は嫌われます。
このひと幕で、厚化粧抵抗感が薄れたのではないでしょうか。

私のこの解釈が正しいとすると、
小池さん圧勝の立役者は石原元知事だということになります。
そのおかげで石原伸晃氏(東京都自民党議員連盟会長)が
苦境に立たされることになったのですから皮肉なものです。


【データでの補足】
1.投票率は59.73%で、前回よりも13.59%上回った。
 →前回よりも浮動票派の投票が増えたのです。

2.女性の投票率61.22%は、男性の投票率58.19%を上回った。
 →残念ながら前回のデータは確認できないのですが、
   小池さんが女性票を集めたのでしょう。

3.共同通信社の出口調査によると、小池さんは
  無党派層の51%を押さえ、
  自民党支持層の52%をも獲得し増田氏の40%を上回っている。
  民進党支持層の39%も獲得している。
  幅広い支持を受けたのです。

テレビはこわいです。
日本人みんなを考えない「バカ」にしてしまうこともできるのです。

憲法とか原発とかについて
きちんとした見識を持って報道してほしいものです。



4 件のコメント:

  1. 本当に石原元知亊の発言が小池さんを有利にしたのは間違いないですね インタビューで「この発言を聞かれてどう思われましたか?内心しめた!とおもわれたのでは?」の問いに「応援の言葉を頂いたと思いました」と答えられたとか・・・
    実にことばを巧みに使われる! 小池さんの対話を聞いて私も勉強せねば!と感じております

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  2. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  3. 石原元知亊の発言が浮動票を小池さんにプレゼントしたのは間違いないでしょうね。
    自民党都連の伸晃氏が出した締め付け文書も、小池さんの追い風を作ったと思います。
    石原元知亊と小池さん、戦い方は似ている部分が有りますね。
    もし立場が逆なら、石原元知亊も同じような返しをしたのではないでしょうか。
    自民党都連の慢心が全ての元凶。

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  4. 石原さんは、従来、小池さんを高評価していました。自身が都知事を辞める際に、小池さんに、立候補を促した話は小池さん自身が発言しています。

    石原慎太郎は、長男をあまり評価していません。
    さらに、増田さんみたいな、旧自治省からの木っ端役人上がりが知事になりましたという知事たちを、かつて知事会で大嫌いだと発言していました。

    つまり、石原慎太郎は、小池さんの方が増田さんより本年は応援したかったのです。

    自分の発言がマスコミに取り上げられることは百も承知で、発言しています。

    立場上、表立って、小池支持を打ち出せないので、一芝居打ったのだと思います。

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