2015年6月28日日曜日

医薬分業の欠陥・改善すべき点

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 医薬分業の盲点を知っていただく。
 後発薬ってあんパンに例えるとどんなものか知っていただく。

ねらい:
 各人が工夫して健康寿命を延ばしましょう!!

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6月28日のフジテレビ「新報道2001」は、
「財政削減トクスリ」がテーマでした。

そこで医薬分業が60年の歴史があると聞いて
ビックリしました(不勉強でした)。
地元で医薬分業しだしたのは20年かそこらの感じでしたからね。

医薬分業について調べてみました。
以下はWikipediaです。
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戦後、連合国軍最高司令官総司令部の指令により、
薬事法が改正され医薬分業が導入された
(1951年の「医師法、歯科医師法及び薬事法の一部を改正する法律」
(俗にいう「医薬分業法」)制定及び1956年の同法改正)。

 政府は、医師・歯科医師・獣医師による調剤を禁止して
完全な医薬分業へ移行しようとしたが、
従来の既得権を保持するために、調剤については、
「医師・歯科医師・獣医師が、特別の理由があり、
自己の処方箋により自らするときを除き」という但し書きが追加され
(薬剤師法19条柱書但書)、
昭和50年代後半までは事実上骨抜きになっていた。

高度化した現代医療において医師等処方する者のみでは
薬についての把握がとても難しく、薬剤師の専門性が必要であった。

だが、「薬は原価が10%で利益が90%だ」という意味で
薬九層倍」(くすりくそうばい)とも揶揄された時代
(ただし製薬企業は15年以上の時間の機会費用と
多額(200億円以上)の開発費用を投資している)、
医療機関が薬で利益を得る、いわゆる「薬漬け医療」が蔓延したことも、
医薬分業が伸展しなかった理由の一つにあげられる。

厚生省(現:厚生労働省)はそのような状況を打開するために
薬価改定を行い、薬で利益が出ない仕組みに組み替えると同時に、
院外処方箋を発行することに対しての評価を高くして
利益誘導による医薬分業を図った。

その結果、日本でも調剤薬局が増加し医薬分業が伸展してきた。
しかし、
欧州の本来的な医薬分業制度の普及にはまだ程遠い現状である。
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現状は曲がりなりにも医薬分業が行われています。

ところが、
「新報道2001」でのある出席者(医師)から問題指摘がありました。

現状では、
医師が発行する処方箋に病名を記載する欄がないのだそうです。

そのために、
薬剤師がその専門的知識(各種薬の薬効)を働かせようがない、
たとえば、
現在後発薬がたくさんあるがその中からどれが合うのかの判断するとか、
というのです。

後発薬はあんパンに例えると、
あん(主成分)は同じだがガワは違う、
したがって、向き不向きがあるのだそうです。

医薬分業と言っても、「薬」は単なる下請けではないですか!
これまで私もそう思っていました。しかし当日のテレビを見ていると
薬剤師の医と異なる役割が分かりました。

単なる下請けでは、患者にとっても薬剤師にとっても勿体ないことなのです。
もっと薬剤師に活躍していただく必要があると思いました。

それには薬剤師が患者の病名を知る必要があるのですが、
それを阻んでいるのは、
おそらくですが薬店を下請けに見ているということと、
個人情報保護の観点です。

個人情報は、
個人のためになることなら個人が賛同すればよいのです。
そうでなくても、「薬」も専門家ですから、
医が患者の機密を守るのと同じ扱いにすればよいのです。

その先生が言っていました。
「多少のトラブルが起きるとしても、そのメリットが大きければ
(病名開示)するべきだ」

私もそのとおりだと思います。
恥ずかしい、他人に知られたくない病気があるのは確かですが、
これもその先生の発言ですが、
「7割は税金で賄われるのだから我慢するべきだ」
そのとおりです。

その正論で押し通してほしいですね。
処方箋に病名を書くことは誰が反対するのでしょうか?
患者はイヤと思うことはあっても
反対運動するとは思えません。

医師会も自分の利益が損なわれることはないでしょう。
薬剤師に自分の無知をさらけ出す
(「なんでこんな処方をしているのか」と思われる)
のがイヤということはあるかもしれませんね。

とにかく、日本の医療費は年間8兆円なのです。
何とかしないと財政破たんです。

当日も
「かかりつけ薬局」
  これは飲まないで捨てられる薬年間400億円の削減
  にも貢献する。

「漢方薬利用拡大によって未病(病気にならない)の実現」

「健康年齢を伸ばす対策」
  地域社会とのコミュニケーション
  (高齢者が朝食を近所の喫茶店のモーニングセットで、
  集まった人でワイワイ)、
  食生活の工夫(健康にいいもの)、など
  この点で名古屋が優秀だと紹介されていました。

「後発薬は現在は公定価格だが自由価格にすべき」
などの意見も出ていました。

少しでも有効な対策は、
厚労省さん、どんどん取り入れるべきでしょう!

なお、健康保険取扱い薬店としては、
「薬のカルテ」と呼ばれる薬剤服用歴(薬歴)
を作成しなければならないのですが、
そこに記載せずに患者に薬を出していた問題が
しばらく前に報道されました。

当日の番組内の薬剤師協会へのインタビューで
その責任者が、
「それは一部の薬局でのことで、そういうことがあれば、
業界の信頼維持という観点からも厳正に処分してほしい」
と述べられていました。

たいへん結構な姿勢で好感が持てました。



一人ひとりも自覚を持って健康維持を工夫すべきですね。
お上に頼らずに!!



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