2013年9月30日月曜日

「トライアングル思考法」って何でしょうか?

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 企画書作成の秘訣を知っていただく。
 「トライアングル思考法」を知っていただく。
 

ねらい
 「トライアングル思考法」を読んでいただく。
 
 企画書作成のコツは何だろうと考えていただく。
 企画書作りに上達していただく。

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「トライアングル思考法ー
自分の企画書に自信が持てる七つの法則」は
「仕事品質」改善教室代表の大島道夫さんの最新著書です。



















大島道夫さんは、
システム企画研修㈱が主宰しているDMクラブメンバで、
トライアングル思考法は、
システム企画研修㈱の丸い三角形の拡張版です。


























七つというのは、
上に示した拡張版丸い三角形の〇の数を示しています。

1.お客様にとって価値があるものが「ねらい」

2.「ねらい」のために実現することが「目的」

3.「あるべき姿」と「現状」のギャップが「問題」

4.「問題」を起こしているのが「原因」

5.「目的」を達成するためにやることが「解決策」

6.「改善目標」に共感すると「目的・ねらい」が達成できる

7.「目的・ねらい」のために支払ってもよいのが「コスト」

大島さんは・本書の執筆目的を「はじめに」で
以下のように書いておられます。

このような応援団がいてくださることは、
当社にとってたいへん嬉しいことです。
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はじめに

本書は、
「トライアングル思考法」の7つの法則で企画書を見える化し、
よ~く考えることで、
お客様や上司が重要視する企画の目的・ねらいを
腹に落とし込むこと、
つまり、自分の企画書に自信を持つための本です。

自信がある企画書は、とおせる、ブレない企画書となり、
お客様や上司からYesを引き出すことができるでしょう。

その結果、「その企画、私にやらせてください!」と
明るく、楽しく、元気よく仕事ができることを願って書きました。

 
「トライアングル思考法」とは、
システム企画研修株式会社が開発した「目的達成手法」という
業務改革の方法論に、同社から承認をいただき、
私の約30年間のビジネスマン経験を加えてとりまとめた
企画書を見える化して、よ~く考えるための思考法です。

システム企画研修株式会社は、
システム開発で一番大事な「システム企画」という
上流工程に関わる研修を中心に
ビジネスをしている研修専門会社です。

また、
単なる問題解決よりも前向きなとらえ方をするために、
問題解決という言葉を裏返して「目的達成手法」と称し、
約200社、30,000人超の研修実績がある
画期的な方法論です。

考えてみると企画書作りと言っても、
いろいろなものがあるでしょう。

お客様や自社内の業務改革だけではなく、宴会も、結婚式なども、
ある意味では、企画と言えるでしょう。

共通して言えることは、
「それは、何のためにやるのか」
という目的・ねらいがあると言うことです。
何だかちょっと難しそうですか? 
でも「トライアングル思考法」は、
ビジネスの基本となる5W2Hがベースですからとてもシンプルです。

また本書は、
物語風に架空のサンキューソリューション(株)営業部の木村主任が、
「トライアングル思考法」をコンサルタントから学びながら、
お客様の業務改革のための企画書作りに苦労して、
そして最後には、
自分の仕事に自信をつけていくサクセスストーリーで書かれています。

楽しく読んでいただければ幸いです。

          「仕事品質」改善教室 代表 大 島 道 夫

※ご参考 5W2H
 ・Why(何のために、効果)
 ・What(いかなる問題を解決するか)
 ・Where (いかなる対象範囲を)
 ・When(どれだけの時間をかけて)
 ・Who(どういう体制で)
 ・How(どのような方法により)
 ・How Much(いくらかけて)

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本書は、「もしドラ」
(「もし高校野球の女子マネージャーが
ドラッカーの『マネジメント』を読んだら」)
や「世界一やさしい問題解決の授業」
で脚光を浴びるようになった物語仕立てでの解説書です。

本書の物語仕立ても、なかなかのものです。
以下の例をご覧ください。

第1の法則の中の文章です。
木村主任の相手は野上社長というコンサルタントです。
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・お客様をうらなせる「価値目標」

「木村主任、まだ先ほどの社長の気持ちでいてくださいね」

「はい、わかりました。何だか、ワクワクしますね」

「一般的に、何がどのようになると会社の利益ができますか?」

「それは、売上増大、生産性向上、シェア拡大、品質向上などの
 『増えるのが良い』ものと、 社員数、工数、コスト、スペースなどの
 『減るのが良い』ものとの差が利益だと思います。

「素晴らしい、そのとおりですね。今、言われたことを経営に
おける価値目標として一覧表にしたものがここにあります。」
価値目標一覧表を挿入(掲載省略)

 
木村主任は、これは、良い資料だ、できたら欲しいなと思った。
野上社長は、続けた。

「これらの10項目をA4一枚にまとめてあります。
これを二つ折りにすると木村主任が今持っている
そのA5サイズの手帳にちょうど納まります。
 
これをいつも手元に置いておくと企画書作りに便利ですよ。
今日は、特別に差し上げます」

「えぇ~、いいんですか! ありがとうございます。嬉しいです。
あれ?この紙は、ちょっと厚いですね。」

「そうです。ふつうの紙ですと使っているうちにボロボロに
なってしまいますから、 チラシなどを作るときに使用するツヤが
あって少し厚めの紙に印刷してあります。
お客様満足度向上のためのコンサルタントとしての一手間ですね。
おっと自慢話になってしまいましたが・・・」

「いえ、とんでもありません。感動しました。
昨日、鈴木部長からコンサルタントに相談してみたらと言われた時は、
正直、なんだか面倒臭いと思っていたのですが(失礼)、
野上社長は、私の思っていたコンサルタントではなく、
クライアントの成長を本気で願っている方なんだと 思います。
お会いできて本当に感謝しています」

「そう言っていただけると、私も嬉しいですよ。
木村主任とこうして出会うことができたのも鈴木部長の
おかけですね。感謝しなきゃいけませんね。
そのためにもこの企画書を良いものにしましょうよ。」

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あまり褒めると自己宣伝にもなってしまいますが、
大事なことがやさしく書いてありますので、
企画書作りや提案書作りに関心のある方は、
是非お読みいただければ、と思います。

このテーマにご関心をお持ちいただきましたら、
私自身の書いた「世界で初めての目的達成の授業」

http://www.newspt.co.jp/data/info/book/book4.pdf

もご覧になってみてください。
全文を無料でご覧いただけるようになっています。

「おっと自慢話になってしまいましたが・・・」



1 件のコメント:

大島道夫 さんのコメント...

「トライアングル思考法」著者の大島道夫です。メルマガにとりあげていただきありがとうございました。この本は、中堅(30代後半〜40代前半)の方が、自分の仕事に自信を持って欲しい、という願いをこめて書きました。中堅の方が元気になればまだまだ日本も大丈夫です!