2015年9月30日水曜日

空手が2020東京五輪の推薦種目になりました!

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 空手について考えていただく。
 私の思い出話を聞いていただく。

ねらい:
 空手に関心を持ってください。

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ご承知のように、空手は、
2020東京五輪の日本からの追加推薦5種目に入りました。

実は私は、
1960年の全日本学生空手選手権大会東西対抗個人戦の部で
まぐれでベスト8に入りました。

個人戦は全国の代表学生64人によるトーナメント制で
3回勝てばベスト8になるのです。
その時のスポーツ新聞に
「東軍でベスト8に残ったのは
○○と組み合わせに恵まれた上野の二人だけ」と書かれましたから
やはりマグレなのです。

因みに、
なぜ私が東軍の選手に選ばれたかというと、こういう事情です。、
その前に開催された関東大学空手道選手権大会で
我が校が3位にになったので、1人の枠が与えられました。
他に希望者がいなかったから?私が出たのです。

その時の試合で私は、拓大の巨漢を相手に反則負けしています。
こんな細い男(当時は60キロ弱)が
巨漢に対して反則(「いじめ」)しているなんで
おかしくありませんか?
審判の贔屓だと思いましたね。

当時の空手は試合制度ができたばかりでした。
日頃の稽古では、喧嘩を思っていただければお分かりのように
本当に強いものが絶対に強いのです。
弱いものは叩きつけられたり押しつぶされたりして終わりでした。

ところが試合となると一発勝負です。
作戦を考えて相手の弱みや油断をつけば
一瞬で勝てるのです。

しかも本格的に当ててしまうと「反則負け」になってしまいます。
「寸止め」と称して、ぶち当てる直前で止めるのです。
現に私の第3回戦の勝ちは相手の反則負けでした。
反則勝ちは自慢になりません。

因みに4回線目の相手は当日の優勝者で
抜群の安定感を誇る勇者でしたから仕方ないですね?

ですから、空手の試合制度は50年強の歴史しかありません。
その間に審判制度もずい分進歩したと思いますが
「一本」か「技あり」か「反則」かは審判の判断次第の面があります。

あの分かりやすい柔道でも誤審があるのですから、
五輪競技としてどこまで一般の方の理解がいただけるかは
課題ですね。

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ところで我が空手部に、現在は日本体操協会の会長をしている
元ジャスコ社長の二木英徳氏がいました。

空手については稽古熱心な部員ではありませんでしたが、
現在は、日本の体操競技の維持強化のために
余人をもって代えがたい貢献をしています。

私は二木氏にはずい分お世話になっています。
1984年にMIND-SA事業を始めた時に、
そちらも社長になりたての二木氏が部下に指示をしてくださって
MIND-SAの第1号契約者になっていただきました。

その後、MIND-SAは破竹の進軍で
250社に導入いただくまでになったのです。
大恩人です。

空手が五輪種目に採用されて、
皆様で楽しめるときが来ることをお祈りしましょう。

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