2013年8月27日火曜日

渡部昇一さんの意見はどうなっているのでしょう??

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 渡部昇一さんの「国難」問題に対するご意見を確認していただく。
 あらためて日本で何が問題なのかを考えていただく。

ねらい:
 日本の「国難」についてもっと関心を持っていただく。
 日本の「国難」についてもっと深く研究していただく。

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渡部昇一さんの著書をご紹介したついでに、
渡部さんのご意見を整理して見ようと思い立ちました。

私は、雑誌「致知」を渡部さんの意見を読みたくて
購読しているようなものです。

あと、たまに登場する櫻井よし子さんのファンでもあります。

この1年間に渡部昇一さんが取り上げたテーマと
発言趣旨は以下のとおりです。

これを改めて確認してみますと、
現在の日本は「国難」だらけです。
眠っている国民は早く目覚めて
自分を含めてもっと行動しないといけません。

       最近1年間の渡部昇一さんの発言(於:致知)

           テーマ                         内容
  2012.10
日米同盟関係
民主党政権の国防意識の欠如のせいで重要な関係が棄損されている。
周辺国がそこに付け込んでいる。
原発
自己の全責任を引き受けようとする東電の態度は問題あり(上野注:漸く最近汚染水漏れを国の責任で対応しようとし始めている)。
原発の被害
原発の被害(強制避難、食品の規制など)は国が作りだしたものだ。国が責任を持つべきだ。
  2012.11
領土問題
日本は舐められている。北方四島、竹島、尖閣いずれも日本固有の領土である根拠は明白である。
歴史認識確立のために東京裁判のパル判決書を学ぼう。
中国
中国では政治的利益が歴史認識を形成する。「相手は帝国主義国家と思え」
  2012.12
中国
領土問題は歴史的に明晰である。
中国はダメモト主義である。
中国の政権は崩壊するかも。
日本の政治 立て直しが必要だ。総選挙に期待。
  2013.
政治のあり方米関係を立て直す必要がある。
原発
発は必要。
原発事故の被害は政府の誤施策の結果だ。
  2013.2
原発 早急に原発の運転再開をすべき。
日米同盟の再構築 集団的自衛権を確立し連携を深めよ。

 
公共事業で
経済活性化
メンテナンスを重視して。
  2013.3
エネルギー
問題の重要性
歴史を作るのはエネルギーである。
原発事故
福島原発事故の人体への影響はない。
強制立ち退きや除染は愚の骨頂
  2013.4
新政権への
期待
安倍政権に期待。
憲法
今の憲法を破棄して明治憲法に戻れ。
鳩山元首相 国賊には落とし前をつけよ。
  2013.5
別対談のため
休稿
   
  2013.6
歴史教科書
日本を悪者にする偏向教科書を正せ。
放射線問題
戦後の「長崎の鐘」の永井博士は放射線の正しい理解をしていた。
政府は早く正しい理解をして強制避難を解除せよ。
  2013.7
原発
その論者は脱原発の意義が分かっているのか。
地震学者の言い分は当てにならない。
原発
日本の原発技術は世界に認められている。
靖国参拝
靖国参拝は宗教問題である。中国・韓国の内政干渉を排除せよ。安倍総理の発言は正しい。
  2013.8
慰安婦問題
従軍慰安婦の存在を示す証拠は何もない。
その存在を認めた河野洋平氏から桐花大勲章をはく奪せよ。
沖縄の
集団自決
これは軍の命令だったとする大江健三郎の「沖縄ノート」はでっち上げである。
  2013.9
慰安婦問題
「朴大統領!あなたのお父さんはそのことについて何も言っていないのですよ(その時はそういう話はなかったのです)」
鳩山元首相
その言動には「開いた口がふさがらない」
何らかの形で裁くべきだ。
中国 中国政府は軍の暴発に怯えている
子宮頚がん ワクチン接種より性道徳の強化を!
がん治療
近藤医師の「医者に殺されない47の心得」を紹介。
歴史の教訓
歴史には謙虚に学ばなければならない。

こうして見ますと、マネをしているつもりはないのですが
私のブログの意見はほとんど渡部さんの意見と同じです。

私のまったくの守備範囲外は、
9月号の子宮頚がんです。
こうしてみると渡部さんの関心領域はずい分広いですね。
「知の巨人」と言われるだけのことはあります。

取りあげられているテーマの順は以下のとおりです。
 

 原発・エネルギー問題  5  
 中国問題・領土問題  4
 日米同盟関係  3
 原発事故の被害  3
 韓国慰安婦問題  2
 鳩山元総理の責任  2
 

鳩山氏については、よほど頭に来ておられるのでしょう。 
2度取り上げておられます。

私のブログでは取りあげていない靖国問題について
致知2013年7月号の記事を以下にご紹介します。
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ーー靖国参拝は宗教問題であるーー

靖国神社の春季例大祭に
麻生副首相など3閣僚が参拝したのに続いて、
国会議員168人が大挙して参拝したニュースは
記憶に新しいと思います。

案の定というべきか、
中国と韓国が即座に反発してきました。
注目すべきは安倍首相の発言です。

衆院予算委員会で、

「国のために尊い命を落とした英霊に対して
尊崇の念を表すのは当たり前だ。
閣僚はどんな脅かしにも屈しない。
その自由は確保していく」

と毅然として内政干渉をはねのけました。

厳然とした日本のトップの発言に胸がすく思いがしたのは、
私だけではないでしょう。

この首相発言はもちろん評価に値します。
ただ、それについて一つ言い添えれば
靖国について論議する場合、
きちんと押さえておかなくてはならない
重要なポイントがあります。

これはどこまでも宗教問題であるという点です。

ヨーロッパにおける30年戦争(1618~1648年)を
終結させたウェストファリア条約があります。

30年戦争は、
プロテスタントとカトリックの宗教戦争です。
その条約締結以来、先進国の間では
政治問題に宗教をからめてはならないことが決まりました。

これは400年近く経ったいまも国際社会の鉄則です。

アメリカのブッシュ前大統領がイラクに軍を派遣した時、
テロ行為は激しく批判しつつも、
イスラム教それ自体については
一言も批判しなかったのはそのためです。

日本の神道はキリスト教よりも歴史のある宗教です。
大自然や先祖を崇拝し明き(あかき)清き心を説く神道は、
日本に入ってきた仏教や儒教、キリスト教を見事に取り入れ、
和合させ、日本独自の精神風土を築きあげました。

そこには、
テロや破壊などという発想はいささかもありません。
靖国神社もまた戦死者の霊を祭る神聖な場所です。

そこに参拝するのに
文句を言われる筋合いなどまったくないのです。

安倍首相にはできれば今回の委員会での答弁で、
これは宗教問題である旨、
はっきり明言してもらいたいものでした。

今後、靖国参拝になお反発してくる国があるとしたら、
それらの国を名指しして、
「宗教問題に口出しをしないのは先進国の常識です。
それができない国は先進国に値しない」
くらいのことをはっきり言ってあげたらいいのです。

その上で、いずれ天皇陛下が参拝されるための道筋を
つけていくべきでしょう。

それが過去の戦争で亡くなった人々への
何よりの供養、慰霊となるはずです。

靖国参拝がこじれた時、
政府がすぐに「それは宗教問題である」
と断じれば、
良識ある世界の国々では
「そうか、宗教問題には口出ししてはいけないな」
と納得します。

世界の世論を味方につけるだけでも、
靖国問題は解決に向けて大きく前進するでしょう。
答えは極めてシンプルなのです。

私は未だに外務省がそれを言おうとしないのが
不思議でなりません。

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そうなのですか。
たいへん勉強になりました。
 

1 件のコメント:

  1. 「国際社会の鉄則」とは「国際法」とは違って、何かあるんでしょうね。初めて聞きました。
    イスラエル紛争は、公明党(創価学会)はどう理解するのでしょうか。
    ブッシュ元大統領が口にしなかったのは選挙の為ではないのでしょうか。
    最近知った「特定非営利活動法人 日本紛争予防センター
    」の活動は地に足がついていると思ってます。

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