2010年9月27日月曜日

「雇用、雇用、雇用!」の間違い

 ご存じのように、「雇用、雇用、雇用!」と叫んだ
 菅直人氏が民主党代表選で勝ちました。
 雇用を重視することは、間違いではありません。
 
 参議院選挙の時には、菅総理は
 経済・産業の強化、社会保障の安定・充実、財政の破綻回避
 の3領域をすべて重視する、と言っていました。

 ところが、今回は「雇用」を前面に出したのです。
 何が最もアピールできるかという菅氏らしい「機」を見たのでしょう。

 しかし、雇用を真っ先に考えるという考え方は
 社会党や共産党の発想で、政策の優先順位としては正しくありません。

 この点につきましては
 10年7月号の「政策の優先順位」
 http://uenorio.blogspot.com/2010/06/blog-post_26.html
 で詳しく述べました。

 雇用を重視するなら、まず経済成長を考えなければならない
 ということです。
 
 雇用重視優先で、
 最低賃金を上げたり、製造業派遣を禁止したりすれば、
 日本の産業は海外に逃げ出し
 雇用減につながり逆効果です。

 目的を雇用増大に置くなら、
 経済成長を第1に政策を実施すべきだということです。
 
 目的=雇用増大→手段(打ち手)=経済成長

 という関係なのです。

 「菅総理は経済に弱い」と言われているようですが、
 そのくらいのことは分かっていただきたいものです。

1 件のコメント:

  1. とても魅力的な記事でした。
    また遊びにきます。
    ありがとうございます。

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