2010年9月27日月曜日

わが子虐待、親の責任放棄、どうする?

 最近次々と、親が親の責任を放棄して  
 何日も小さい子供を放置して死に至らしめたとかいう
 悲惨な事件が報道されています。

 「何というむごいことを!」と、
 その親を張り倒したい気にかられる位とんでもないことです。

 どうすべきなのでしょうか、
 連絡を受けた生活指導員や警察がもっと積極的に介入すべきだった、とか言われています。

 そうでしょうか?
 そういうことが起きている背景・事情は千差万別です。

 そうして、これを起こしている親は
 基本的には一般社会の常識からいうと異常者なのです。

 昔だってこういう人はいたのでしょう。
 報道されなかっただけのことです。
 自然に淘汰されたのです。

 そういう異常事件を
 社会の仕組みとして救済するのは基本的に無理です。

 その発生率はどのくらいあるのですか?
 マスコミがとりあげるので
 さも多くの事例があるように見えますが
 コンマコンマ以下の発生率です。

 そのために国や自治体が何とかしようというのは、
 その発生原因が多岐に亘るのですから、
 手間ひまがかかり過ぎです。

 異常者はある率で発生するのです。
 これは受け入れざるを得ない社会的リスクです。
 そういうことがある、ということを社会が知ることは
 それなりの意味があるでしょう。

 そうして本人たちにとっては大変なことだし
 何とかしてあげたいとは思いますが、
 これを救う、あるいはそういうことが起きないようにするには、
 気の遠くなるほどのことを実現しなければむりでしょう。
 その前にやるべきことはたくさんあります。

 何万人という求職難民を救う方がはるかに大事です。
 そのような価値判断をして
 マスコミも社会も行動してほしいですね。

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