目的:
渡辺洋一様の「憂国の思い」をお伝えします。
ねらい:
政治家諸兄は「目覚めよ日本」を熟読すべきです。
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先日、以下のこのブログでもそのご著書をご紹介しました
2012/12/9 「若者たちよ!君たちに伝え残したいことがある」のご紹介
近代世界の過去500年余は、欧米列強による有色人種・
少数民族に対する残虐な支配と人種差別が
世界に貧困と紛争・混乱をもたらした時代でした。
そして彼らの欧米優位の世界秩序が今日に至るまで
変わりなく続いているのです」
アジアを侵略した白人の列強諸国は、
我が国の生命線を厳しく圧迫し、
ついに昭和16年、
大東亜戦争の引き金を引かざるを得ないところまで、
我が国を追い詰めました。
戦後多くの人々が、
日本は好戦的な国だったと考えているようです。
なるほど、戦後の教育はそのように教えてきましたが、
真実は逆です。
膨大な歴史資料が公開・験証された今日、
日本が欧米列強によって戦争を仕掛けられた
との認識の正しいことが分かってきました。
大東亜戦争は昭和20年、日本の敗戦によって終わりを告げ、
占領軍による我が国の支配が始まりました。
占領軍は日本を徹底的に抑圧し、
日本を劣等国にする目的で改造を図りました。
彼らは、都合の悪い欧米列強による
500年にもわたる世界侵略の歴史を隠蔽し消去するために、
日本が侵略者であると歴史を巧妙に改竄し、
その歪曲・捏造した歴史を国民の
頭に徹底的に叩き込んだのです。
加えて、日本は米国製憲法を押し付けられ、
自国の安全を自分で守る自衛権すら奪われました。
昭和27年、サンフランシスコ講和条約の発効によって
独立を回復してから今日に至るまで、
日本人は
占領軍のマインドコントロールから抜け出すことができず、
平和ボケを続けています。
世界は依然として今日も、
白人列強が諸国を支配しようとしのぎを削り、
覇権を争い、弱小国を侵略し続けています。
近年急速に経済発展を遂げ、
軍事力の驚異的拡大を続ける中国が列強の中に割って入り、
米国と覇を競うまでに強大になってきました。
中国は増大させた武力でチベット・ウイグルを侵略し、
残虐蛮行を重ね、国家を滅亡させました。
その中国の軍事的脅威が我が国に差し追っています。
祖国日本はまさに第二のチベットになるかもしれないのです。
しかし、政治家をはじめ国民には、
この緊追した状況に対する危機感がまったくありません。
戦後、マッカーサーが狙ったとおり、
日本人は祖国を愛し、
自らの国を守ろうという意思を失ってしまいました。
政治家はポピュリズム・大衆迎合を旨とし、
国益を無視して、目先の党利党略に流され、
政争に明け暮れています。
国家百年の大計を慮る者はなく、
国会では売国奴が平然と利敵行為を行ってはばかりません。
マスコミは真実を報道せず、デマゴギーに走り、
列強の走狗となり下がりました。
国民は日米安保条約が日本を守ってくれると思っています。
とんでもないことです。
日米安保条約はすでに大きく変化し、
日本人自身が祖国を守ろうとしなければ、
米軍は日本を支援してくれないのです。
我が国には内憂外患が一気に押し寄せ、
沈没寸前にあります。
こうした状況にあって、
私は50年のサラリーマン生活を終えるのを機に一念発起、
わが人生最後の力を振り絞り、
世界の近代史を明らかにし、
我が国の危機的な現状を訴えたいと、
ペンを執る決意をいたしました。
残念ながら、
戦後の占領政策によって平和ボケしてしまった
現在の政・官・財・マスコミには、
祖国日本の将来を真剣に考える人はほとんどいません。
過去数世紀にわたって欧米列強が行ってきた
残虐非道な侵略の歴史の実相、
そして、
日本が現在、中国の脅威にさらされているという
厳然たる事実を知っていただきたいのです。
皆さん一人ひとりが、
真実の近代史を知ることによって、祖国を想い、愛し、
そして日本を外敵から守り抜く力となって欲しい、
と心から念じています。
平成23年3月11日、
東日本大震災という新たな国難に直面しました。
しかし、我が国の政治はまったく機能せず、
被災地の復旧、復興は遅々として進んでいません。
我が国周辺の情勢も、
尖閣諸島をめぐる中国の好戦的対応で、
ますます厳しくなっています。
絶対に日本を「第二のチベット」にしてはなりません。
祖国の将来を案ずる筆者の憂国の思いは、
いっそう募るばかりです。
平成25年2月吉日 著者記す
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今回の「謝喜怒」の第1章の「謝」では、
お世話になった以下の方々への感謝の気持ちが述べられています。
お父上、大屋晋三元帝人社長、佐治敬三元サントリー社長、
千玄室大宗匠・嘉代子夫人、戦友(ビジネス上の)、
一族本家の大奥方、奥様
第2章の「喜」では、
喜びを分かち合えた方々や機会・場を紹介されています。
ご家族、会社の友人グループ、親友、大屋政子夫人
海外事業の経験、故郷北海道、執筆(目覚めよ日本)
趣味(世界の人形コレクション、和歌)
1回の出張で3度の航空機事故に遭遇するも無事
この内容につきましては、私も全面的に賛成ですので、
ご本人のご了解をいただきまして、
そのままご紹介いたします。真に歯切れのよい文章です。
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第3章 【怒】
第一項 -列強の世界侵略500年と大東亜戦争-
欧米列強による世界の弱小国侵略の嗃失は15世紀、ポルトガル人は、アフリカ大陸を探検、侵略し、
インド洋経由アジアに、更にブラジルに植民地を築いた。
処で、英国から北米大陸の東部にやって来た移民達は、
わが国の江戸幕府は(1603年~1867年)264年間、
その間、英仏露の大国は”眠れる獅子“支那を侵略分断し、
我が国は、米国の強い要請に抵抗したが、
第二項 -戦後レジーム-
“日本が二度と世界の強国にならないこと”を基本方針として、
斯くして、戦後レジームは、着々と進行、祖国日本の平和ボケ、
第三項 -米国製憲法の施行と自衛権の放棄-
国家の基本法である日本の憲法の廃止と
このような国際法に違反した異国による押し付け憲法は、
しかも、その現憲法が、
75年間一言一句も変更されず今日に至っているとは何たることだ。
政治家の怠慢だ!!
世界の恥だ!!
自民党の党是には、“自主憲法の制定”が挙げられているが、
それは単なる“お飾り”であり、
だれも今日まで之に手をつけてこなかった。
それは形式的に“自衛隊”と言う文字を憲法に入れさせて
“米国の日本支配”を永久に変えさせまいと言う本旨である。
大“怒“
この百鬼夜行の世界情勢下で、自国の防衛権を放棄し、自国の防衛を他国に委ねるなどは、まさに狂気の沙汰だ。
自分で自分の国を守らないのに、
第四項 -歴史の改竄とマインドコントロール-
先述した 列強500年の世界侵略の歴史を隠蔽し、
東京裁判は、裁判ではなくマッカーサーの陳腐な芝居であったが、
2年半後、絞首刑7人、禁固刑18人と言う判決が下された。
死刑になられた方々は、“天皇陛下万歳”を叫び、従容と死に就いた。
大“怒“
東京裁判で、でっち上げられた虚偽の歴史は、
日本の教科書に厚かましくも取り入れられ、日教組によって広められ、
あたかも日本全土をマインドコントロールするがごとく
全国に普及された。
マッカーサーは、このマインドコントロールをさらに強めるため、
まるで共産圏の国の様に、言論の自由を抑圧、
文書、書籍、通信の検閲を行い、
更に紀元前3世紀、秦の始皇帝が実施したと云う
“焚書”すら行った。やり度い放題だ!!
大“怒”
従って現在のわが国の若者たちは
これは誠に重大な事であり、
第五項 -内憂外患と国家の危機-
以上のマッカーサーの行った、種々なわが国の変容は、それぞれに反撥してこなかった日本の政治家を始めとする
日本国民の自業自得であり、
我が国を“平和ボケの骨無しの国”としてしまった。
特に占領軍や共産党に誘導されたり、
進歩派と称する輩達に追随したマスコミの責任は大きい。
特に岸田政権は政策の根幹に“魂”が入っていなく、
優柔不断で、大衆の動向に左右され、空理空論、朝令暮改、
いつ倒れてもおかしくない状況である。
もはや、そんな段階でない!!有事は、もう直ぐ其処だ。
このような状況にあって、今や国連は、“犬の遠吠え”ばかりで、
全く無力となり、相次ぐ拒否権で、
“国連改組”が必至だ。
どうなるウクライナ!! どうする日本!!
米ソ冷戦の中で、米国のレーガン大統領が、
ゴルバチョフのソ連を崩壊させたのは、つい先日のように思えるが、
あれから早くも33年が経過。
四苦八苦している時代だ。
今や世界の60%が独裁者によって支配されていると言う時代で、
その中心人物たる習近平の支那は、
嘗て列強の侵略を、一被害者として経験した痛みを充分に感じ、
その上を行く侵略国となり、地球の歴史を塗り替えようとしている。
歴史上、独裁者は、常に、彼個人の利得、地歩を守る為、
そして民衆の反独裁蜂起を避ける目的で近隣諸国を侵略し、
自國の人民の目を誤魔化し、その反撥を回避してきた。
毛沢東はじめ、近代支那の独裁者達も民衆の独裁に対する反撥を抑え、
自己の地位を守るため、蒙古、チベット、ウイグルを侵略、
その人民を多数捕縛、惨殺し、不法占拠している。
習近平は、極端な強権政治を行っているが、
一方で現在支那では、社会不安、不満が高まり、爆発寸前だ。
現在、政権の治安対策費用は、
軍事費を上回っているとさえ云われている。
慣例を破り三期目の国家主席に就任した習近平は、
今后、更に終身国家主席を獲得する為には、
問題山積みの自国の民衆の反乱を意識し、
外部で何らかの勝利を勝ち取らねばならない。
夫が次なる侵略、“台湾”であり“日本”である。
大“怒”
一旦、事が起これば、進出した日本資産は、
接収され価値はゼロになる事、必至だ。
プーチンに於いても然り、自己の地歩保持の為、
何の根拠もなく隣国ウクライナに侵入した。
之等の独裁者の覇権権主義国と自由民主主義国との戦いは、
今後一層激しさを増すものと思われる。
双方共に原子爆弾と言う極めて危険な武器を抱えて居り、
この世界制覇の戦いに於いて、原爆による地球規模の破壊を避け、
争いを終結させるには、
夫々の独裁国家内において反独裁の芽を育て、内乱を起こさせ、
自国内で独裁制を終息させるしかないのであろうか。
大“怒”
以上 渡辺洋一
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