2021年3月10日水曜日

低線量放射線の無害性の証明また一つ

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 低線量の放射線は有害ではないことの実証例のご紹介です。
ねらい:
 早く、低線量放射線の悪者扱いから脱却しましょう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
当ブログでは、低線量の放射線は有害どころか有益である、
という主張を再々にわたりご紹介してきました。
2020.12.14

以下の国連報告書は、福島県や東京電力とは利害関係がなく、
中立的な立場ですから信用できます。
今までは、甲状腺のがんが増えたのは原発事故のせいだ、
と言われてきたのです。
「因果関係の判定は、難しいテーマである」ことの実証例としても
有益なレポートです。

原発事故「甲状腺がん増は高精度の検査によるもの」国連報告書
出典:3月10日 毎日新聞

原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)は9日、
東京電力福島第1原発事故について
「がんなど被ばくと直接結びつく健康影響が
将来にわたって認められる可能性は低い」
とする報告書を公表した。
子供の甲状腺がんの診断例の増加については、
被ばくの影響ではなく高精度のスクリーニング検査によるもの
との見解を示した。

福島県では、
事故当時18歳以下だった子供約38万人を対象に甲状腺検査を実施し、
これまでに200人超ががんと診断された。

報告書は、甲状腺がんの診断が増加したことについて、
高精度の検査によって従来は認識されなかった
甲状腺異常の罹患(りかん)率が明らかになったためだと分析。
検査しなければ見つからず、症状も起こさないようながんを
高精度の検査機器で見つけた「過剰診断」の可能性もあるとした。

委員会は2013年版の報告書でも事故の影響をまとめていた。
当時は論文などの情報が限られていたため情報の追跡を継続し、
今回の20年版では19年末までの情報を基に分析した。

委員会のギリアン・ハース議長は声明で
「13年の報告書以来、
事故による被ばくに直接原因がある地域住民の健康への悪影響は
実証されていない」と述べた。【ベルリン念佛明奈】

0 件のコメント: