目的:
日本全体で100万人以上いるシングルマザー家庭の
救援策を検討します。
救援策としてどんな制度があるのかを確認いただきます。
ねらい:
ここにも、少子高齢化対策の芽がありそうです。
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9月7日の日経新聞夕刊に以下のような記事が載りました。
見出し 母子家庭の18% 食事回数減らす
NPO法人「しんぐるまざーず・ふぉーらむ」の調査
7月にインターネットでアンケート実施
シングルマザー約1,800人から回答を得た。
同法人の赤石千衣子理事長は
「ぎりぎりの生活だったところに新型コロナが追い打ちをかけた。
格差を固定化しないためにも、
日頃からの政府支援が必要だ」と訴える。
さらに、
10%前後の世帯が家賃や水道代、電気代などを滞納し、
36.8%の世帯では、一斉休校に伴う子どものオンライン授業に必要な
タブレット端末やパソコンを持っていなかった。
自由記述では、以下のような過酷な体験が並ぶ。
「子どもたちには2食で我慢してもらい、
私は1食が当たり前。3か月で体重が激減
(二人の子どもを持つ30代)
「子どもが学校に行けなくなった。
タブレット、パソコンが無いため会話に入れずイジメに近い感じ。
子どもを守れていない自分が嫌で嫌で死にたい」
(二人の子どもを持つ30代)
親の気持ちも子どもの気持ちもたいへんよくわかり、
なんとも言えません。
そんなことがあっていいのか!!と思います。
厚生労働省の平成 28 年度 全国ひとり親世帯等調査結果の概要
によりますと、
全国でシングルマザーは123.2万世帯おり、平均年収は243万円、
就業率は81.8%前後となっています。
平均が年収243万円は月収20万円ですが、
これ以下の家庭もかなりあるということです。
それでは生活は厳しいでしょうね。
7月17日に厚生労働省が発表した
「2019年国民生活基礎調査」によると、
中間所得の半分に満たない「貧困」家庭で暮らす子どもの比率は、
母子家庭では48.1%となっています。
この調査で母子世帯の86.7%が「生活が苦しい」と回答しています。
因みに、
シングルマザーになった原因は以下のようになっていました。
「死別」が 8.0 %、離婚などの「生 別」が 91.1 %
そこで、そのような家庭を支援する仕組みを調べてみました。
そして前掲の子ども二人30代のシングルマザーの場合に
受給できる金額を試算してみました。
なんとすべての制度を利用すると
月額約10万円が支給されるのです。
全国データだと前掲の243万円のうち、仕事の収入は200万円で、
補助等が43万円(月額4万円弱)です。
可能額の半分程度だということになります。
おそらく、前掲のシングルマザーたちは
すべての制度を利用していないのでしょう。
下の表の制度以外に
母子家庭(シングルマザー)が利用できる
8つの減免と割引手当制度や
母子家庭(シングルマザー)の自立支援訓練給付金制度
というものもあります。
今回、調べてみて、日本の国は結構充実した制度を持っている
のだと分かりました。
制度を調べたり、手続きをすることはそれなりに大変なことです。
したがって、シングルマザーを支援する組織での重要な役割は
その手続きを代行または支援することです。
冒頭の調査結果は、まだその支援が十分でないということを
表しています。
「しんぐるまざーず・ふぉーらむ」のような組織を
国が支援する必要がある、
と言うことをアピールするために実施した調査なのでしょうか。
シングルマザーが利用できる手当て・支援制度
出典:離婚弁護士ナビ
「母子家庭(シングルマザー)に役立つ17の手当て・支援制度を徹底解説」
補助の種類
|
概要
|
子ども二人30代の母の場合の受給額試算
|
·
児童手当(国)
|
15歳未満の子供がいるすべての家庭に支給
|
20,000円
|
児童扶養手当(国)
|
ひとり親世帯で子供が18歳未満の場合に支給
|
47,000円
|
母子家庭の住宅手当(市区町村)
|
20歳未満の子供がいるひとり親世帯
|
5,000円
|
母子家庭(ひとり親家庭)の医療費助成制度(市区町村)
|
18歳未満の子供の医療費の本人負担分
|
α円
|
こども医療費助成(市区町村)
|
市区町村により子供の年齢に制限あり
|
β円
|
特別児童扶養手当(国)
|
20歳未満で障害がある子供に対して支給
|
68,060円~102,200円
なし?
|
障害児福祉手当(国)
|
日常生活を自力で送ることができず、常時介護を必要とする20歳未満の子供に支給
|
14,480円
なし?
|
生活保護(国)
|
4つの条件を満たした場合に最低生活費ー収入金額を支給
|
なし
|
母子家庭の遺族年金(国)
|
夫または妻が死亡した場合で子供がいる場合に支給
|
なし
|
児童育成手当(市区町村)
|
18歳までの児童を扶養する母子家庭が対象で、児童1人につき定額を支給
|
13,500円×2
|
合計
|
99,000円
|
これらの制度利用の促進以外に、
シングルマザーの支援策を考えてみました。
こういうビジネスをうまくできれば、
ビジネスも大発展するし、シングルマザー家庭の収入増、
そしてうまくいけば幸福実現、
少子化対策にもなるのではないかと思います。
どなたかやりませんか?
シングルマザー人生相談室
ネット上に設けます。
簡単に言えば、デートの斡旋です。
これで再婚が進めば、大ハッピーです。
1)シングルマザーから登録を受ける。
身長(3桁)体重(2桁)年齢(2桁)現住所(3桁郵便番号)、
名前(愛称可)、メールアドレス、電話番号
2)シングルマザーを支援したい男性から登録を受ける。
年齢、氏名、メールアドレス、電話番号、登録料3万円
面会で1時間につき1万円相手に支払うことの了解。
相手からクレームが来たら登録料没収することの了解。
1回の紹介で1万円を登録料から支払うことの了解。
3)男性からシングルマザーの紹介希望を受ける。
希望条件の提示を受ける(身長体重年代居住地の条件)
紹介条件を了解したら条件検索して、
該当のシングルマザーのメールアドレスを知らせる。
4)シングルマザーにその旨をメールで連絡する。
電話番号は双方ともに教えない。
5)当日、相手が来ないとかがあったら
電話で事務局に連絡を受ける。
事務局は必要な調整を行う。
6)あとは当事者の自由。
どちらかからクレームが来たら対応する。
いかがでしょうか?
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