目的:
「段取り」の意味を再確認していただく。
「段取り」のヘボ写真を見ていただく。
ねらい:
それで終りです。
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たまたまある目的で「段取り」の言葉の意味を確認しました。
私は「段取り8分」が頭にあり、
準備作業のことを指すのだと思っていました。
ところが、辞書を調べてみると、以下のように、
もともとは、準備ではなく本体の進め方を言うのだと分かりました。
そういえば、「段取りがいい」とかいう場合はその意味ですものね。
① 〔② の意から〕 事を運ぶための順序。事がうまく運ぶように、
前もって手順をととのえること。手はず。
「 -をつける」 「うまく-する」
② 芝居・小説などで、筋の運び。
皆様は、どう思っておられましたか?
話変わりますが、私は毎朝ジョギングをしています。
そのコースではいつもどこかで、家の解体と新築をしています。
近接している隣近所に破壊品が倒れ込んだりしないようにするのは
たいへんだな、と思って見ていました。
たいへんだな、と思って見ていました。
ブルド―ザ1台でうまいことやっているのです。
壊す「段取り」がノウハウなのでしょうね。
壁の上を挟んで引き倒すのかと思ったら、
1回に壊す高さの下の部分のコンクリートをはがし取って
鉄筋だけにしておいてから
この方法なら、手間はかかりますが、
壁が向う側に倒れ込む心配はいりません。
となりに何もないところなら
上から強引にに引きずり倒していくのでしょう。
状況によって「段取り」が違うのです。
この工事で、準備の方の段取りは
覆いを作ったりすることですが、
隣の家の自動車にカバーをかけることもやっていました。
せっかくの機会なので、
現場監督の「おじさん」に話を聞きました。
その人は、都庁を定年で辞めて、
その後4年間この仕事をしていると言っていました。
他の3人は、中国人だそうです。
その内の一人はブルドーザの操作員、若い二人は下働きです。
そういう人を雇うのは、会社としての段取りです。
現場監督のおじさんは、
「近所の人ととの調整とかがあるので、監督は日本人でないとダメだ」
と言っていました。
警察に工事車両駐車の許を可取るのも面倒なことだ、そうです。
近所へのあいさつ、警察の許可取りも段取りです。