2017年5月13日土曜日

認知症について調べてみました

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 認知症の危険因子(かかりやすい条件)・予防因子について
 の調査結果を知っていただきます。


ねらい:
 この調査結果を積極的に活用しましょう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
我が友人にもボチボチ認知症気味の人たちが出てきました。
それで認知症について少し調べてみました。
と言いましても、一つのレポートを読んだだけです。


そのレポートとは、
清原 裕さんという九州大学大学院教授の
學士会会報2017-Ⅰ号「生活習慣と認知症の発症予防」
です。


でもこれは凄い研究です。
1985年から現在も継続している
福岡市の東に隣接する人口約8500人の久山町での定点観測です。
こういう地道な研究をしている先生たちがおられるのですね。


この調査期間内に設定した集団を追跡して、
認知症の発症率・死亡率、危険因子・防御因子を検討しています。
ほぼ7年おきに過去5回調査しているのですが、
受診者は各回1000人~2000人でそれなりの数です。


結果はどうだったのでしょうか。
以下をご覧ください。


ADとは、アルツハイマー病、VaDは血管性認知症で
なぜかADは急速に増えているのだそうです。



認知症の危険因子・防御因子

検証した因子
認知症の発症リスク
糖代謝異常
糖代謝異常(糖尿病)は認知症の発症率(特にAD)が高い。
高血圧
高血圧のVaD発症率は高いが、中年期の高血圧の方が老年期の高血圧よりも高い。ADの発症率は高血圧と関係ない。
喫煙
生涯にわたり喫煙しなかった群に比べ、中年期から老年期にかけて喫煙を続けた群における発症率はAD2.0倍、VaDは2.8倍。
老年期になって禁煙した群も非喫煙群と同じ成績(効果あり)
運動
海外の追跡調査の結果を含めた数値で、余暇時の運動によってADのリスクが45%減少する。
食事パターン
大豆・大豆製品、緑黄色野菜、淡色野菜、海藻類、牛乳・乳製品の摂取量が多く、米の摂取量の少ない食事パターンの発症率が低い。

 
これらの調査結果によると、高齢者の2人に1人は生涯のうち
いずれかの時点で認知症になるのですって。
恐ろしいですね。
積極的に予防しましょう!!



0 件のコメント:

コメントを投稿