日本人の平均余命は、
男性80歳、女性86歳で、6歳の開きがあります。
その理由はいろいろ言われていますが、
最近私が気がついたことがあります。
私は、毎朝30分くらい散歩モードのジョギングをしています。
それに加えて最近は、
1歳前後の孫娘を抱いて20分くらい散歩しています。
その時に気がついたことは、
男性の通行人はほとんどが通勤者です。
孫は現在「犬(わんこ)」に興味を持っていますので、
犬の散歩をしている人に近付いて
孫に見せるようにしています。
それで、今まで全く関心のなかった(どちらかと言うときらいな)
犬を連れている人に関心を持ち出しました。
そうして分かったのは、
犬の散歩者はほとんどが女性です。
正確には8対2くらいでしょうか。
男性はどうしているのでしょうか。
ここからは一部の事実に基づく推定です。
バリバリに働いていた男性の多くは、
定年になるとばったり外に出なくなります。
その前に、定年後の再就職口を探す人もいるのですが、
職種と待遇とかの条件で折り合いがつきません。
「笑い話」に「私は部長ができます」という求職者がいる、
というのがありますが、こういう方はほとんど就職できません。
何かができる人が必要なのです。
そういう意味では専門職や技能職は有利です。
私が大学卒業後就職した企業で、
役員よりも長く勤務した同期生は「法務の専門家」でした。
再就職できないで「失意」すると、
もう引きこもり人間になってしまうのです。
新聞やテレビを見ているらしいのです。
実例:家内の友人のご主人は、営業職だったのに
定年になったら途端に
外食も嫌いで一切外に出ないそうです。
テレビを見ていることは、ほとんど脳の活性化にならない
という実証結果が発表されていました。
家にこもってテレビを見ているような人、
たまにゴルフに出かけるだけの人、
その人たちは、ボケる一方ですね。
犬の散歩をしている人たちは、
犬を媒介にしてあっちこっちでお互いにおしゃべりしています。
脳の活性化がされているでしょう。
ですが、
男性の犬の散歩者はあまり他人としゃべっていません。
地域の町内会で集まってくるのも女性が中心です。
脳の退化=老衰化ですから、
少なくとも定年後は、男性の老衰化は急速なのでしょう。
定年後の世の男性さま、
ぜひ、地域の活動とか頭と体を使うボランティアをして
健康を維持するようにしませんか。
まだまだそのような方々の働きを必要としている場があるはずです。
追伸
その後気がついたことの付言です。
私がジョギングしている頃、
大きな西大井広場公園(グラウンド)で
6時半から朝のラジオ体操が行われています。
100人位が参加していますが、
その男女構成比を見ると半々か
若干男性の方が多いのです。
私の解釈はこうです。
男性も健康に対して頭では留意していますので、
ラジオ体操には参加しています。
でも、老化を防ぐ決め手となる脳の活性化につながる
オシャベリには積極的でない。
というようなことでしょうか。
真偽のほどは疑わしいようです。
0 件のコメント:
コメントを投稿