2010年4月29日木曜日

大谷正夫先生"超"プロマネ養成研修講師引退!

大谷正夫氏は、
三井造船株式会社で、海外のプラント建設に長い間従事された後、
三井造船システム技研株式会社の社長を4年間務められました。

社長になられたとき、この会社はかなり厳しい経営状態だったようです。
4年間で、社員にやる気を起こさせ、
何とか黒字体質に転換され、
これから本腰入れて優良会社に持っていこう、
というときに
「はい、ご苦労様!」となってしまいました。

私は、外からその人事を見ていて
「えーっ。本社は何を考えているの?
何を見ているのか。だれがやっても同じと思っているのか」
と憤慨しました。

その後の社長は1期2年ずつでしたが、
大谷社長の路線を強化することなく、
また、元の道に戻ってしまったようです。

改革には信念と実行力が必要です。
リスクを取らない大企業体質の方には
改革は無理ですね。

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本題に入ります。

大谷様が社長をされていたときに、
「大谷社長が、エンジニアリング業界のプロマネ手法を
自社に技術移転しておられる。夜の飲み会もお好きだ」
ということを聞きつけて
夜、大谷社長にお会いしました。

そして、
「プロマネ手法の技術移転を、業界全体に広めるために
お力を貸してください」
とお願いして実現したのが
MM式“超”プロマネ養成研修だったのです。
この研修の基本資料となっている
PMM(プロジェクトマネジメントマニュアル)は、
大谷先生自らが半分以上執筆されました。

MM式のMMは、三井造船システム技研のMと
当時の当社の社名マインドリサーチのMをとったものです。

この研修のスタートは1999年でした。
爾来、大谷先生には
「契約マネジメント」という講座をご担当いただきました。
 
当時の情報サービス業界では、
契約に対する認識は薄く、契約は営業が手続きとして担当するもので、
形式的なものだという考えが主流でした。
 
しかし、契約不備が原因のトラブルも起こり出していました。
その代表例が「内示」でした。

大谷先生は、契約問題を単なる契約書問題としてではなく、
両者の取り決め事項というとらえ方で、
プロマネも、法や契約の本質を理解したうえで
的確な対応を行うべきだという指導をされました。

そのご指導は、このような観点での契約に無関心であった
受講生に大好評で、評価アンケートで長く最高得点を獲得
されていました。

このたび、足掛け12年続いたこの研修を大幅モデルチェンジ
しました。
 現在のプロマネの対象となる案件の変化(小型・短納期化)
 への対応
 発注者と受注者の連携の強化
などがモデルチェンジの軸です。

ご関心ある方は、以下のURLでご覧ください。

http://www.newspt.co.jp/data/epm/epm.html


これを期に大谷先生には、
かねてから希望されていた「ご退任」のご意向に
副わせていただくことにいたしました。

大谷先生にご指導いただいた基本理念は
いくつかの講座に埋め込みました。

大谷先生、本当にお世話になりました。
別の講座では引き続き
よろしくお願いいたします。

1 件のコメント:

  1. 大谷先生がご退任とのこと。
    まだ現役の社長をやっておられたころ、研究会などでご一緒させて頂き、色々熱気あるお話をさせていただいたこと、懐かしく思い出しました。
    益々閉塞感の強い日本にとって、元気をもたらす方がまた一人減りました。

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