2010年4月29日木曜日

警杖ってご存じ?

私は、時々横須賀線の西大井の駅から帰宅します。
駅前に交番があり、その前を通ります。

その交番の前にお巡りさんが立っているのですが、
そのお巡りさんが長い棒を持っているときがあるのです。
富士登山のときに使った金剛杖(棒)のような長さです。
金剛棒は八角ですが、こちらは丸い棒です。

初めのとき、通行人を威嚇しているようで気になるので、
「それは何ですか?」と聞きました。

お巡りさんは「え?」と言ってから
「けいじょうです」と答えてくれました。
けいじょう? ああ警杖か、と分かりましたが、
そのときの質問はそれで止めました。

次の機会は、別のお巡りさんでしたが、
警杖を自分の前に立てて両手を重ねて上端に置き、
そこに体重を掛けて
あたりを睥睨しているのです。

駅前の交番で示威行為をする必要性も感じられないので、
「どうして警杖を使っているのですか?」と聞いてみました。
そうすると、「いやこちらの警棒でもいいのです」と腰を指します。

太めのお巡りさんでしたが、体重を杖に懸けて楽そうなので、
「杖は楽でしょうね」と言うと、
「いや、こうやっていると手が痛くなるのです」
と赤くなっている掌を広げて見せてくれました。

話が全然かみ合いません。
手が痛くなるなら使わなければいいのに、
警棒でもよいのに、勝手に警杖を使っていて、
「いや手が痛くなる」はないでしょう。

第一、「なぜ警杖を使うのか」
という質問には全く答えずにはぐらかされています。
やはり後ろめたいことがあるので、答えなかったのでしょう。

想定では、警杖を持って偉そうに立っていたかったのでは
ないのでしょうかね。
今度また、もう一歩踏み込んで聞いてみようと思いました。
ただの意地悪爺さんですね。

早速その機会がやってきました。
今度は、東急線の戸越公園駅の近くの交番です。

警杖は使っていませんでしたが、聞いてみました。
「警杖を使うことはないのですか?」
「ありますよ。中に置いてあります」という答えでした。

でも使っている様子はありません。
そこで聞いてみました。
「どうして警杖は必要なのですか?」と。

そうしたら、「交番に拳銃を奪りにくるのがいますからね」。
だから示威も必要だ、という主張のようでした。

そのお巡りさんは物分かりがよさそうな人だったので、
「あちらの交番でこうやって立っているお巡りさんがいますよ。
なぜですかね」と聞いてみました。

詳細のやり取りは省略しますが、
彼の結論は「偉そうにしたいのでしょう」ということでした。
やはりそうか、と納得でした。

少し酔っていたこともあって、
「あなたはしっかりしていらっしゃる。警部補になれますよ」
と余計なことを言ってしまいました。

しかし、通行人に印象の悪い道具を使うことについて
はっきりした使用基準がなく、
現場の判断に任せていてよいのでしょうかね。

使用「目的」があいまいなのです。

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