目的:
富士山噴火がいつあるのかについての研究をいたします。
結局、いつ噴火があるかは分かりませんが、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私は、2016年8月22日の当ブログ「富士山噴火はいつ起きるのか?」
富士山噴火の歴史 前掲図を参照してください。
噴火年代 |
内容 |
数百万年前まで |
富士山周辺は火山活動が活発だった。 |
約70万年前 |
現在の富士山の位置に小御岳(こみたけ)火山が活動を始めた。 |
約10万年から約5000年前まで |
古富士火山 (星山期) 小御岳火山がしばらく休止した後、約10万年前から新たな活動時期に入った。標高3,000mに達する大きな山体を形成した。 東京周辺には、関東ローム層と呼ばれる褐色の細かい砂質の土が広がっている。これは古富士火山から飛んできた火山灰が主体の土である。 |
紀元前1万5000年頃から紀元前6000年頃まで |
新富士火山旧期 (富士宮期) 山頂噴火と山腹噴火。断続的に大量の玄武岩質溶岩を噴出。流動性が良く遠くまで流れる傾向がある。この時期に噴火した溶岩は最大40kmも流れており、南側に流下した溶岩は駿河湾に達している。 |
紀元前6000年頃から紀元前3600年頃まで |
新富士火山旧期 (須走-a期) 須走-a期は活動が低調であったと考えられている。 |
紀元前3600年頃から紀元前1500年頃まで |
新富士火山中期 (須走-b期) 現在の円錐状の山体を形成 |
紀元前1500年頃から紀元前300年頃まで |
新富士火山旧新期前半 (須走-c期) 噴火様式が「山頂・山腹からの溶岩流出」から「山頂山腹での爆発噴火」に移行した。紀元前1300年頃の噴火で大室山と片蓋山が形成。 |
紀元前300年頃から現在まで |
新富士火山旧新期後半 (須走-d期) 古記録によれば新富士火山の噴火は781年以後16回記録されている |
以下有史以降 |
|
482年頃 |
3月から4月にかけて噴火か |
800年〜802年 |
(旧暦)3月14日から4月18日にかけて噴火。延暦大噴火 |
802年 |
1月8日 この噴火により相模国足柄路が一時閉鎖され、5月19日から翌年の5月8日までの1年間は、筥荷(箱根)路が迂回路として利用された。火山爆発指数:VEI3 |
864年 |
「貞観大噴火」 864年6月 - 866年初頭にかけて活動青木ヶ原溶岩を形成した噴火で、山頂から北西斜面約10Kmの(現在の長尾山)から大量の溶岩流出とスコリア噴火とを起こす。 「剗の海(せのうみ)」は富士北麓にあった広大な湖の名だが、この時の溶岩流により埋め立てられ、水面の大半を失った。埋め立てを免れた西端部、東端部はのちに精進湖、西湖として知られた。流れ出た溶岩は一帯を広く覆い、「青木ヶ原溶岩」を形成した、その後この溶岩の上には新たに森林が形成され、現在では「青木ヶ原樹海」の通り名で知られている。この貞観大噴火は、貞観地震の5年前に起きた。 |
937年 |
大噴火。 現在の河口湖と富士吉田市の間にあった「御舟湖」を埋め、剣丸尾第1溶岩を噴出させた噴火とされる。 |
999年 |
噴火 |
1015年頃
|
北麓(剣丸尾第1溶岩)と南麓(不動沢溶岩)で同時噴火か。山梨県富士山科学研究所の磁鉄鉱分析による推定。 |
1033年初頭 |
噴火 |
1083年 |
噴火 |
1435年または1436年初頭 |
噴火? |
1511年 |
噴火 |
鳴動 |
|
1707年
|
「宝永大噴火」 12月16日(宝永4年)旧暦11月23日 宝永大噴火。火山爆発指数:VEI5 大量のスコリアと火山灰を噴出。この噴火は日本最大級の地震である宝永地震の49日後に始まり、江戸市中まで大量の火山灰を降下させる等特徴的な噴火であった。 |
1708年 |
鳴動 |
1854年 |
安政東海地震。直後、富士の山頂に異様な黒雲がかかり、8合目付近に多数の火が上がる様が眺められたという。 |
1923年 |
あらたな噴気 |
1987年 |
山頂のみで有感地震 |
2012年 |
2月10日 富士山3合目(山頂の北西約6km)の山腹で僅かな噴気を確認したが、4月と5月の現地調査では湯気、温度の異常、硫黄臭は認められず。 |
4.富士山噴火の可能性
0 件のコメント:
コメントを投稿