目的:
性格診断の系譜・概況を知っていただきます。
その代表例としてのリクルートグループのSPIを知っていただきます。
弊社の能力診断の特長を知っていただきます。
ねらい:
ご関心を持たれましたらそれを試してみてください。
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1.性格診断の系譜
性格診断で最もシンプルで的確なものは「類人猿診断」だと思います。
類人猿診断は、たった二つの質問で、
的確な性格・行動分析ができるということで評判になりました。
類人猿診断はこういうものです。
(2019.7.14当ブログ
「類人猿診断と右脳左脳・上脳下脳優位の関係はどうなっている??」
http://uenorio.blogspot.com/2019/07/blog-post_28.html)
成果重視か安定・安心重視か、感情を表に出す方かどうか、
の2軸で以下のような4つに分類しています。
類人猿タイプの特性
オランウータン
成果重視
感情 表に出さない
|
チンパンジー
成果重視
感情 表に出す
|
ゴリラ
安定・安心重視
感情 表に出さない
|
ボノボ
安定・安心重視
感情 表に出す
|
類人猿タイプと一般的な職業との適性関係を想定してみました。
オランウータン
守りの社長
保守政治家
役職では部長職
ビジネス系のコンサル
|
チンパンジー
攻めの社長
改革政治家(小泉元首相)
マーケティングのコンサル
奇抜なアーティスト
(岡本太郎)
|
ゴリラ
各種運用・運営業務
各種事務局
役職では次長職
|
ボノボ
カウンセラー
看護師、介護士
教師
美しいアーティスト
(ショパン?)
|
類人猿タイプとシステム関係人材との適性についても検討してみました。
類人猿タイプの職業適性(システム関係)
オランウータン
システム企画者
アーキテクト
一般プロマネ
|
チンパンジー
デジタル化企画者
アジャイル向き案件のプロマネ
|
ゴリラ
SE
一般プログラマ
運用担当
|
ボノボ
スタッフ
PMO
|
類人猿診断以外で一般に知られているものは、
右脳型(感性派)・左脳型(論理派)、血液型特性、などがあります。
心理学の世界では、精神的な問題を抱えている人の治療という面からも
心理学の歴史的権威は、フロイト、ユング、アドラーということのようです。
ユング派(K.ブリックスとI.マイヤーズ)では
人間の性格分類を以下のようにしています。
外向型と内向型
感覚型と直感型
思考型と感情型
判断型と知覚型
ギルフォードは性格特性を13に分けました。
この理論を基にした性格テストを
日本の矢田部達郎京大名誉教授がYG性格検査として開発しました。
D尺度(抑うつ性)
C尺度(回帰的傾向)
I尺度(劣等感)
N尺度(神経質)
O尺度(客観性)
Co尺度(協調性)
Ag尺度(攻撃性)
G尺度(一般的活動性)
R尺度(呑気さ)
T尺度(思考的外向)
A尺度(支配性)
S尺度(社会的外向)
ゴールドバーグはその後、性格因子を5つに絞り込み
ビッグファイブと称されるものを開発しました。
2.リクルートキャリア社のSPI3
巷には、多くの性格診断手法が存在しています。
その中で最も利用されているのは、リクルートグループが提供する
SPI3です。
初代のSPIは1973年に開発されています。
その前段の診断システムは
1963年にユング派の知見を基礎にして開発されたようです。
当初はその影響を受けて「性格類型」という診断結果を含んでいましたが
2002年のSPI2からはその代わりに
性格診断の利用目的からして「職務適応性」となりました。
現在のSPI3は以下の判定をしています。
以下の出典は、洋泉社「これが本当のSPI3だ!」によっています。
3.当社の「コンピテンシ系能力評価システム」の特長
ご提供しています。
目的1:これから先激変が想定される職業分野で
自分が何にどの程度向いているかを判定する。
目的2:会社あるいは組織が新しい職務を設定する場合に、
それに向いている人材を見つけ出す。
以下に、その特長の解説資料を掲載いたします。
目的1に関しましては、SPIと異なり、具体的な職種との適応性が判定できます。
しかも、対象職種とその職種に要求される能力条件は、
利用者が自由に設定できるのです。
以下の2.項をご参照ください。
目的2に関しても、具体的な職務要件を設定した選定が可能です。
4.お試しをどうぞ
皆様に、このシステムのサンプル版をご提供します(もちろん無償です)。
ご自分がどのような職種にどの程度適合しているのか
を判定いただくことができます。
ただしこの試供版の職種は2030年以降も存続すると考えられる
IT関係の職種です。
ご関心ある方は、以下にメールをください。
mind-pc@newspt.co.jp
または
ueno@newspt.co.jp
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