目的:
コンビニは飽和状態でこれから衰退するのかを検討します。
ねらい:
コンビニはこれからも便利な存在であり続けることを期待しましょう。
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コンビニは飽和状態でこれから衰退するのかを検討します。
ねらい:
コンビニはこれからも便利な存在であり続けることを期待しましょう。
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コンビニは、
日本では1974年にセブンイレブンの1号店が生まれて以来
日本では1974年にセブンイレブンの1号店が生まれて以来
出典:FOODS CHANNEL「小売業界の再編まとめと今後の見通し」(2018.12)
コンビニの店舗数の伸びはこうなっています。
コンビニの店舗数の伸びはこうなっています。
出典:2004年以降は日本フランチャイズチェーン協会のデータを使用。
それ以前はそのデータがないのでセブンイレブンのデータを基に上野が作成。
これによれば、一本調子の拡大が2010年ころの中だるみを経て
現在は頭打ち状態です。
コンビニの売上高の推移はこうです。
前掲のデータと少し違っているようです。
こちらのデータは、
日本フランチャイズチェーン協会のデータをそのまま使用しています。
この図によれば、コンビニの総売上高の増加は、
2011年以降逓減状態(右肩下り)となっていることが分かります。
このように、コンビニは店舗数・売上高とも頭打ちで
飽和説・限界説が言われています。
これは、2019年11月24日の日経新聞です。
この記事では、もうほとんどの地域でコンビニは出店済みで、
適正密度?と言われる1店舗当たり人口が3千人を
下回っている地域が9割だと述べています。
かたや小売業界では、
かたや小売業界では、
アマゾンをはじめとするECが急拡大しています。
この下の図の出典は、
ebisumartMEDIA「2019年版国内EC市場のEC化率」ですが、
EC市場の約18兆円は
すでにコンビニの売上規模を上回っていることが分かります。
この下の図の出典は、
ebisumartMEDIA「2019年版国内EC市場のEC化率」ですが、
EC市場の約18兆円は
すでにコンビニの売上規模を上回っていることが分かります。
以下は、コンビニはEC拡大の中で衰退するのか生き残るのか、
を上野なりに検討してみたものです。
まず、利用者から見たコンビニとECの比較をしてみます。
コンビニで入手できるものであれば、コンビニ有利。
何か新しい物を見つけるのであれば、コンビニ有利。
コンビニのeatスポットが好きな人は、コンビニ有利。
コンビニの諸サービスを利用する人は、
「ついで」でコンビニ有利。
それ以外は,EC有利。
これで分かることは、
コンビニで入手できるものであれば、コンビニ有利。
何か新しい物を見つけるのであれば、コンビニ有利。
コンビニのeatスポットが好きな人は、コンビニ有利。
コンビニの諸サービスを利用する人は、
「ついで」でコンビニ有利。
それ以外は,EC有利。
これで分かることは、
コンビニはまさにコンビニエント(便利)なお店として
機能しているのです。
機能しているのです。
通勤・通学経路で立ち寄るか、
自宅付近・勤務地付近でちょっと行って弁当などを買うのです。
車社会のアメリカではガソリンスタンド併設が基本型で、
やはり「ついで」型です。
コンビニが有利な代表的な商品は以下のとおりで
ECがとって代われるものではありません。
弁当・おにぎり・サンドイッチ
ベーカリー、デザート、アイスクリーム、生鮮食品
ファストフード(唐揚げ、焼き鳥、おでん、など)
(今飲む)飲料(含むアルコール飲料)
淹れたてコーヒー
たばこ
自宅付近・勤務地付近でちょっと行って弁当などを買うのです。
車社会のアメリカではガソリンスタンド併設が基本型で、
やはり「ついで」型です。
コンビニが有利な代表的な商品は以下のとおりで
ECがとって代われるものではありません。
弁当・おにぎり・サンドイッチ
ベーカリー、デザート、アイスクリーム、生鮮食品
ファストフード(唐揚げ、焼き鳥、おでん、など)
(今飲む)飲料(含むアルコール飲料)
淹れたてコーヒー
たばこ