目的:
ときどき、テレビにもゴミ屋敷が登場します。
どうしてあんなことになるのだろうと思いますが、
その原因を想定してみました。
ねらい:
子供の時からのしつけが大事ですが、
親がダメな場合、しつけられません、どうするのでしょう?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最近、ゴミ屋敷状態の方と知り合いになりました。
その方はこういう人です。
1)東京電力の対応が悪いと言って電気の契約解除(電気は使っていない)。
2)ガスもプロパンを含め使っていない。
3)熱源は携帯ボンベのコンロ。
4)屋内は寝るだけ。
5)自宅前の袋小路の1.5メートルくらいの通路で生活している。
6)食事は自炊、腕前はたいしたもの。
7)テレビは使えないので情報源はラジオ。
8)新聞配達と年金で生計を立てている。
9)どうしても見たいビデオのために発電機を買ってきて対応した。
10)製造業で働いていたこともあり、メカに強い。
11)気に入った道具類があるとすぐに買ってくる(ほとんど使わない)。
私は見るに見かねて、屋外の「宝の山」の片づけをしました。
ゴミは金属・ガラスゴミを含め、
45リットルのごみ袋で20個くらいは出しました。
捨てないで使うモノの分類はこうしました。
1)食器類
2)コップ類
3)急須類(買い集めているのです)
4)調味料(新旧雑多)
5)飲料系(アミノバイタルのようなものを愛用)
6)食材(在庫がたくさんある)
7)錠剤・粉末の健康飲料(たくさんある)
8)鍋釜類(種類・数が豊富)
9)調理器具類
10)箸、ナイフ、フォーク、スプーン類
11)筆記具類
12)工具類(電動工具などずい分ある)
13)鉄板、木の板類
14)紐・コード類
15)その他雑物
その状況です。
こちらから、7)、その下に3)、6)一般、6)野菜・果物、4)、1)、
5)、その下に2)、よく見えませんが8)の順番です。
箱の類には雨が溜まらないように底に穴を開けています。
塀の向こうは広場(公園)です。
整理前は、これらのモノが雑然と積み上げられていました。
使用しない時は、食材等の部分にはシートをかけています。
工具類、料理用コンロ、身の回りの小道具類は、
こちらの家側に並んでいます。
その方の行動を観察していて、その性格がほぼ把握できました。
自慢ではないですが??私の親族にも、
自分の部屋の中が「足の踏み場もない」状態の者が
何人もいましたので分かります。
1.分類が苦手。
どこに何を置くということが決められません。
とりあえず、身近で置けるところに置きます。
上から上へと積み上がっていきます。
その結果、
そのものを探すことができずに
「ない」と思ってまた買ってしまいます。
モノが増えていくのです。
遺品を整理していて、
「セロテープが出てくるわ、出てくるわ」ということがありました。
この対策としてはこうしました。
基本的には、在庫が確認できるように「見える化」です。
1)上記の分類した収納器は一切フタをしない(見える化)。
2)そうすると雨が入るので、
容器は篭か合成樹脂系なら底にいくつか穴をあける。
3)食材など日が当たるとよくない部分には、
すぐにめくれるようなブルーシートをかける。
それでも、
在庫を確認しないで新しいものを買ってくることを続けています。
2.先送りする。
「後で片付けよう」「今度やろう」と思います。
ところが、後でやったためしがないのです。
誰しも面倒くさいことは先送りしたくなるものです。
でもそれが極端なのです。
折り畳み椅子でダメになったものが、
「宝」の山の中から3つも4つも出てきたりしました。
「捨てよう」の先送りです。
3.雑然状態がイヤでない。
だからその中で生活できるのです。
「よくそんな中で平気だね」なんて言われると、
「散らかっていて死ぬわけじゃない」なんてうそぶきます。
4.ものを大事にする。
「何かに使える」「まだ使える」と思って捨てないのです。
「戦中・戦後」の苦しい時を経験した人の傾向です。
以上は、基本的な「性格」からきていますから、
「直さないと、今の環境から追い出される」というような
よほどの強制力がないと直らないでしょう。
離婚原因にもなったりしそうですね。
この方は、
新聞配達と食事だけはどんなことがあっても休みません。
これをやめたら生きていけませんから。
O型の人に多いようですが,A型にもいます。
私が知っている人では,O型が3人,A型が3人です。
世の中には,いろいろな人がいるということです。
0 件のコメント:
コメントを投稿