2014年12月18日木曜日

選挙結果で分かること

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 選挙戦の結果を振り返ってみる。
 後のちに話題になりそうなことを記憶しておく。
 何が起きて何が起きなかったかを考えていただく。
 
ねらい:
 今後、
 本当に日本のためになる政治が行われることを期待する。

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今回の衆議院総選挙は、ほぼ事前予想どおりの結果でした。
記録しておきましょう。



                 獲得議席数 増減
 自民党     291  -4
 民主党      73  +11
 維新の会     41    -1
 公明党      35  +4
 共産党      21 +13
 次世代の党    2 -18
 生活の党      2  -3 
 社民党       2  ±0
 無所属       8  -6
 合計      475   -5
            選挙前の欠員1名を入れると
            合計は-5で「5減」です。

投票率が過去最低の52.66%でしたから、
組織票を持っているところが強いという当然の結果、
以外の部分も見られました。
以下に私なりの総括をしておきましょう。

1.共産党の善戦

特筆すべきは、共産党の躍進ではないですか?
それなのに、翌日の報道番組(私が見たのはフジテレビ)では、
まったくそのことが取りあげられませんでした。
前日のNHKの開票速報でもそうでした。

私は共産党は好きではありませんが、
自民党政権に対するまともな反論を展開する野党がない中で、
内容の是非はともかく、
 海外への派兵絶対反対
 消費税は廃止
など明確な争点を持ち出していました。

自民党の一党独裁はまずいのではないかと思った「知識人」が
かなり投票したのではないでしょうか。











































この図は、12月16日の日経新聞に載っていました。
無党派層がかなり共産党に投票していることを示しています。


2.マスコミの無視

共産党以外にも、マスコミに無視された人がいます。
私は関心のある田母神俊雄氏も全く取り上げられませんでした。

翌日の開票詳細結果を見て、
立候補していたことと、落選したことを知りました。

公明党の大田昭宏党代表と争って
その半分の票しかとれませんでした。
都知事選の勢いは無かったようです。
マスコミも批判する過激な発言が嫌われたのでしょうか。

日本の将来を心配している人をきちんと報道してほしいででね!

3.争点不足

アベノミクス選挙(アベノミクスへの審判)
という自民党の作戦に引っかかり、
共産党以外はは争点を作るのに苦労しました。

公明党が、
何を考えたか、他の党では主張していないことだからでしょう、
「軽減税率の導入」をトップに出していました。
こんなことが、今の日本で最重要ではないでしょうに!!

4.あわれ

力不足の中、奮闘した海江田さんが
対抗野党党首の65年ぶりというおまけ付きで落選して
党代表も辞任、
これはご苦労様と言われるでしょう。

しかし、菅元総理は惨めでした。
街頭で選挙演説をしても、本当に誰も立ち止まらないで
完全ムシでした。

よくあれでめげないで生きていると感心しました。
総理の時からKYでした。

国民はやはりよく見ていますね。
475人目の最後の1人で滑り込んだのは。
神様の皮肉か嫌味ですね。

あわれと言えば、
あれだけ人気のあったみんなの党の渡辺喜美さんもです。
奥さんの頑張りには大感心しましたが。

8億円の借入がどうこう以前に、
人倫ができていませんでした。

みんなの党を一緒に立上げ苦労した相方江田憲司氏を
誹謗中傷して党の分裂を招きました。
いくら理屈でよいことを言っても行動がダメならダメですね。
やはり、地元民でも贔屓だけではないのです。

5.完敗宣言

乾杯ならぬ完敗宣言をしたのは、橋下さんです。
前日からその宣言をしていましたね。
実力の伴わないトップなら
たいへんな批判の対象になったでしょう。

自党だけでなく野党が自民党の独裁をストップできなかった
ということが「完敗」の所以です。
その気持ちは分かります。

準備期間が短く安倍側の思惑どおりとなってしまったのです。
完敗はむしろ同志だった次世代の党の方ですよ!

6、残念!!

維新の会が分裂して
その一方である日本護国派の石原さんや平沼さんの
次世代の党が大幅勢力減となったのは
私としては非常に残念なことです。
その結果石原さんも引退となってしまいました。
ーーーーー。

7.そうでしょうね

少しは今回の総選挙の引き金を引いた
小渕優子さんと松島みどりさんが当選しました。

小渕さんは選挙運動中どこでも励まされていました。
地元民はそういう意識でしょう。
それでいいのだと思います。
11万票以上をとって圧勝でした。

松島さんは、選挙運動中、うちわ、うちわといじめられ
時に頭に来ておられましたがめげずに頑張り、
まあ楽勝でしたね。

8.大義は何であるべきであったのか

本当に大義なく争点もない選挙でした。

アベノミクスの成果を問うことが争点であるのは
おかしいでしょうに!!
日本も世界も曲がり角に来ている時に、
そんなこと言っていていいのでしょうか。

放っておくと日本が消滅する危険があるのでしょう!
そうならないようにするにはどうするのですか?

国庫収入を増やすのも大事、
それには産業復興(景気回復)して納税額増もいいし、
消費増税も必要でしょう。

しかし長期的視点でどうやって社会保障費を削減するかが
もっと緊急性があるテーマなのではないでしょうか。

因みに、社会保障費は大ざっぱに言うと
 年金54兆円
 医療35兆円
 介護など20兆円で
合計はGDP比4分の1というから凄いです。

一般会計の規模は100兆円です。
特別会計を入れると200兆円以上のようですが、
それでも、
社会保障費の大きさがどのくらいのものかが分かります。

老人の健康度を上げることが一番有効な対策です。
どの党もその点について明確は方針を出していません。

地方の活性化もこの点で有効な対策のはずです。
身の回りで生きがいを見いだせるのは
都会よりも地方でしょうから。

その次に、少子化対策でしょう。
別項「地方消滅より日本消滅ですって」で
その論議を紹介しました。

とにかく今回の選挙は、
安倍さんの長期政権を作りだすために使ってしまったのです。

私は安倍さんのファンですから、
悲しくはないのですが、
独裁と独断にならないように、
適度な根回し、理解の共有をしながらの
果断な政策実現を望みます。


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