目的:
原発のリスクについての情報を入手していただく。
ねらい:
原発に対する適切な判断をしていただく。
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何を血迷ったか、小泉元首相が
突然「原発の完全0」を唱え出しました。
第1面で取り上げたのはやはり朝日新聞です。
「外交問題は早期解決は難しいが、
原発0は総理が決断すればできることだ」と
言われています。
どういう前提、どういう根拠で言っておられるのか
不明ですが、
どうも科学的根拠に基づいた意見ではないようです。
橋下さんも初めは原発反対を唱えていましたが、
その後、現実路線に変わりました。
原発問題は科学および経済学の問題です。
好き嫌いや原爆恐怖症で判断すべき問題ではありません。
盟友茂木弘道さんから以下の情報が届きました。
小泉さんももう少し勉強しないと
鳩山由紀夫氏と同じ晩節となりますね。
1.アメリカで放射線に対する正しい認識を広める組織ができた
「放射線の正しい知識を普及する会」
(Society for Radiation Information)(SRI) (会長:渡部昇一)が
8月に結成されましたが、
ほぼそれと時を同じくして
福島事故の後で起こったような放射線恐怖症がもたらす被害を
防止することを目的とした学者のグループが
アメリカで結成されたということです。
会の名称は
“Scientists for Accurate Radiation Information” (SARI) ですので、
「放射線の正しい知識のための科学者の会」となります。
我々の会と目的を同じくする科学者の会です。
メンバーは、米国、ポーランド、ドイツ、イスラエル、ウクライナなど
国際的な著名人で、Mohan Doss 博士は勿論、
放射線分子生物学の第一人者である Feinendegen博士もその一人です。
注:Mohan Doss 博士は、
「放射線の安全性のパラダイムを変更せよ」
という論文で話題を呼んでいる方ですが、
11月14日第4回「放射線議連」勉強会で
「福島の低放射線にどのように対処すべきか」
というテーマで講演されました。
2. 原子力発電は最も安全であるデータ
「フォーブス」にエネルギー源別の発電の安全性を示すデータが
出ています。
講演では英文でしたが、日本語訳をしたものを以下ご紹介します。
エネルギー源
|
死亡率
(1兆kwh
当たり死者)
|
原子力=1
|
石炭(中国)
|
280,000
|
3111
|
石炭(世界平均)
|
170,000
|
1889
|
石油
|
36,000
|
400
|
バイオ関連
|
24,000
|
267
|
石炭(アメリカ)
|
15,000
|
167
|
天然ガス
|
4,000
|
44
|
水力
|
1,400
|
16
|
太陽光(屋上)
|
440
|
5
|
風力
|
150
|
2
|
原子力
|
90
|
1
|
この根拠は追って情報入手できますので、
入手次第ご報告いたします。
1 件のコメント:
小泉元首相も気楽なものですね。
代替エネルギーの風力や太陽光発電も確立していないのによく言います。
火力発電も石油頼みですが、中国の海洋進出の野望がはっきりした今、タンカールートを抑えら得ると、太平洋戦争前のようにエネルギールートが断たれてしまいます。
国家戦略として、エネルギー政策はとらえて欲しいものです。
日本で廃止をとなえるなら、隣国の中国、韓国を説得してからにしてほしいものです。
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