2013年10月18日金曜日

ストーカー対策はどうしたらよい??(改訂)

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 
 ストーカー殺人が起きない対策を考えていただく。
 一筋縄では解決策のない難題について考えていただく。

ねらい:
 名案を出してください。

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10月8日、18歳の高校生が自宅で刺殺されました。
警察に相談していましたが、その日に殺されてしまったのです。
ご本人とご両親の無念さはほんとうに察するにあまりあります。

何とかならないものでしょうか、と誰しも思います。

識者のコメントは以下のとおりです(日本経済新聞10月11日版)。

ストーカー問題に詳しい常盤大学の諸沢英道教授(被害者学)は
「ストーカー規制法に基づいた警告などに強い抑止力は期待できない」
「加害者へのアプローチだけでなく、
相談内容の切迫度によっては、
ただちに被害者の安全確保に乗り出すなど、
被害者保護の観点に立った対応の強化が必要になっている」

ストーカー被害の相談を受けているNPO法人「ヒューマニティ」の
小早川明子理事長は、
「警察からの警告が加害者を逆上させることもある」
「警察は被害者を安全な場所に移したうえで、
加害者の所在を特定し、危険性を見極める必要がある」

警察庁では、ストーカー殺人の発生を受けて、
昨年、原則としてすべての被害届や告訴を速やかに受理するよう
全国の警察本部に通達しています。

その結果、昨年1年間のストーカー被害の認知件数は、
19,920件となり、ストーカー規制法が施行された2000年以降で
最多となりました(前掲紙)。

しかし、
「(個人の恋愛感情に起因するという性質上)
相談時に切迫の度合いが不明確で、
どのような対応が適切なのか判断するのが難しいケースが少なくない」
(捜査幹部)ということです。

そのとおりでしょう。
「難しいケースが少なくない」は遠慮した表現で
「難しい場合の方が多い」ということが本音でしょう。

前掲で
「相談内容の切迫度によっては、
ただちに被害者の安全確保に乗り出すなど」とありますが、
「切迫度によっては」という判断をどうするかが問題です。

現場に判断を委ねられて責任を追及されたら
たまったものではありません。
そうなったら、現場では安全をみて「保護する」方に傾くでしょう。

すると、
被害者はそこまでされたくない、と抵抗するかもしれませんし、
収容する施設だって、その対応方法だってたいへんです。

識者の建前論では動きません。

実はストーカー規制法は、今年の6月に法の改正が行われ
この10月3日から全面施行になったところでした。
今回の改正の主要点は以下のとおりです。

 1.執拗なメールを付きまとい行為に追加、
 2.被害者の住所地だけでなく、
  加害者の住所地などの警察も警告や禁止命令を出せるようにする、
  (加害者側の警察にも責任意識を持ってもらうためです)
 3.警察が警告を出したら被害者に知らせ、
  警告しない場合は理由を書面で通知する。
  (警告を出したことで加害者が逆切れすることを警戒するためです)
 

しかしこの改正は今回の事件には無効です。

ではどうします?

先ずは、
切迫度の暫定的な判断基準を作ることから始めるべきでしょう。

たとえば、
「殺すぞ」と言っている証拠がある(メールなど)場合、
毎日のように家の近くに押し掛けて
 何らかの物理的行為を行っている場合、

などです。

これまでの惨事に至ったケースを分析すればよいでしょう。

その暫定的な判断基準で運営して、
漏れがあった場合は追加し、
行き過ぎだと判断されたら緩和する、
等を弾力的に行っていきます。
これは警察庁からの通達でいけるのではないでしょうか。

それにしても、その判断に基づいて
「被害者を保護する」のはどこにするのでしょうね。
刑務所等の収監所が一番安全でしょうが、
そうもいかないとなると、どうにもならないでしょう。

それと、そこに収容しっぱなしというわけにいきません。
出たところで被害に遭うかもしれません。

総理大臣等の「要人」ではないのですから、
そんな警固もできません。

加害者を収監した方が早そうですが、
いつかは釈放されます。
これも怖いですね。
前掲の「逆上」ということがありそうです。

被害を完全に防ぐ現実的な方法はどうもなさそうです。

ではどうしたらよいのでしょう?

女性に注文があります。
良く相手を見て付き合ってください、ということです。

1回も口をきいたこともなくて、
単なる一目惚れでストーカーになるということはまずないでしょう。

「おかしな人」「おかしそうな人」とは付き合わないことです。
付き合っていて別れとなった時にストーカーされるのは
自己責任と考えていただくしかないですね。

警察もそれなりの対応はしますが、
前述のように完全対応は無理です。

この人間社会はいろいろなことが起きます。
生活困窮者だって助けなければなりません。
DV(家庭内暴力)にも対応しなければなりません。
子供の虐待にも対応しなければなりません。

何でもかんでも完全に対応することはできないのです。
ある限界以上は自己責任で行動しなければならないでしょう。

限界を超えた事件がある率で発生することは
社会全体で見た時には仕方のないことと思うしかありません。

今回の事件のように警察側としては
何も落ち度がなく被害に遭われた場合は
たいへん申し訳ありませんが
お慰めするしかありません。

 ということで、検討してみましたが
名案がありませんでした。

警察庁は10月24日に
規制のあり方を議論する有識者検討会の設置を決めました。

弁護士等の専門家や被害者の遺族が委員を務め、
来夏には報告書をまとめるようです。

上記のように難しい問題ですから、
時間がかかるのでしょうね。

どなたかいいご意見ありませんか?



 

3 件のコメント:

  1. 上野先生のご意見「自己責任」が先ず第一優先でしょう。
    女性の社会進出の影かも知れません。
    「オモテナシ」も良いけれど「オモイヤリ」も、もっとアピールされると良いですね。
    現代なら私は結婚出来なかったでしょう、其の前にストーカーとして警察のご厄介になって居たでしょう。偶々、先方のご両親が私を幼少時代から知っていて何かと味方に成って下さったので、今の女房殿もしぶしぶ付き合ってくれました。運が良かった。
    何方かが言って顰蹙を買ってましたが、そのような処がもう少し大ぴらに成るのも男は単純だから解決策になるのかも。

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  2. ↑酷い
    奥さんの他の可能性を全て潰して、周りからの圧力でごみみたいな男に(↑の人のことです)逃げ道なくして強制的に人生捧げさせたんですね
    そんな悲劇があってはいけないからストーカーはなくさなくちゃいけないんですよ
    そいつの遺伝子なんか残してやりたくもなかった、嫌々産まされた価値の無い男の子供なんて愛せるはずもないから、虐待(暴力などでなくても、母親から「どうしても愛せない」「どうでもいい」と思われてしまう悲劇)連鎖の原因でもある

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  3. 「そいつの遺伝子なんか残してやりたくもなかった」
    と思っても我が子は可愛いと思うのが母性ではないでしょうか。

    その後、夫婦間が険悪だと子供の精神に悪影響を与えますね。

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