2011年5月21日土曜日

性的犯罪のグレーゾーン

たまには柔らかいテーマをお送りします。

5月20日の夕刊に
たまたま2件の性的犯罪の報道がありました。

1件は、
19日に辞任したIMF専務理事ストロスカーン氏です。
5月14日に宿泊していたホテルの自室で
32歳のホテル従業員に性的暴行を加えた(強姦未遂)
という事で逮捕された件です。
本人・弁護側は容疑を否認しているようです。

もう1件は、国際福音キリスト教会の牧師が、
20代の女性信者に説教して教会内で乱暴した
(準強姦の容疑)とされた裁判で、
水戸地裁で無罪の判決が出た、というものです。

お二人とも顔を見ると、
そういうことがありそうな感じはしますが、
先入観を持って判断してはいけません。

後者の判決理由は、
「唯一の証拠である女性信者の証言は
不自然さ・不合理さがあり認めがたい」
というものです。

性的犯罪は、
明確に外傷を残すとか死に至るという場合以外は、
当事者以外には状況が把握できないのが特徴です。

ご承知のように強姦は、
一方が明確に拒絶しているのに
強行した場合に成立するものです。

しかし、女性が明確に拒絶している場合に、
男性が強行することは至難の業です。
通常は外傷を残すような危害を加えないと
実現しないでしょう。

後者の事件の状況を想定するに、
女性はその時は
明確な拒絶を示していなかったのでしょう。
だから実現したのです。
拒絶ではないグレーゾーンだったのです。

ところが、何らかの理由で
女性側に不満となる事実が発生したのです。
たとえば、神父側が何らかの約束を守らない、
とかです。
それで、腹を立てて訴えたのではないでしょうか。

ではなぜ、
女性がそのことを
法廷等で明らかにしないのかというと、
「その条件があったから合意で性行為をした」
ということになると、
暴行や強姦罪が成立しなくなるからです。

そういうことから「証言に一貫性がない」ということに
なったものと想定されます。

前者の事件の真相は分かりませんが、
そのホテルの従業員が馴染みでなかったのなら、
ストロスカーン氏の状況判断がまずかった
ということでしょう。
「その可能性」があるかどうかは、
分かりそうなものです。

電車の中の痴漢について、
私は疑問に思っていることがあります。
痴漢行為の証拠は、多くの場合、
被害者である女性の証言しかないのです。

それで、女性が「この人が何かした!!」と言えば、
「この人」は捕まってしまうのです。

最近は、ときどき無罪判決が出ています。
犯人らしき男性を捕まえる警官は、
妬みからでしょうかね、いい加減です。
女性の言うことは間違いないという思い込みは、
男性にとって本当に迷惑です。

先日もある大企業の部長さんが、
「疑われるのが嫌だから手を上にあげている」
と言われるのです。

私は、痴漢行為が成立するのは、
お尻に手が触れたという範囲ではなく、
明確な意思を持って手を動かし下半身を触った、
とか、スカートの中に手を入れた、
とかの場合と思います。
これはクロです。

しかし、実際にはグレーが多いのではないでしょうか。
誰も手を出しそうにもない女性が、
グレーの現象に対して自意識過剰・神経過敏で
「痴漢です!」と騒いだりする面もあると思います。

もともと性行為は、ビジネス行動ではありませんから、
あいまいなところが多いのです。

誘ったときに「いや」というのは本当にいやなのか、
言った当人の気持ちも微妙で
揺れ動くということがあるでしょう。
ですから、
「粘り勝ち」で結婚した、なども起きるのです。

「いやよ、いやよ、も好きのうち」
という「名言」もありますし。

食べ物の好き嫌いも
どちらかに決めたがりますけれど、
圧倒的にグレーゾーンのものが多いですね。

好き嫌いは全般的にグレーが多いのです。

ですから
性的犯罪もそういう見方で裁く必要があるでしょう。
そうなると
「疑わしきは被告の利益に」
となることが多いのではないでしょうか。

以上、男性擁護論でした。

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