2011年3月22日火曜日

節電は良いこと

 福島原発の事故で、
 電気がいくらでもあるのが当り前ではなく、
 貴重な資源だ、ということが身をもって分かった
 若い人が多いのではないでしょうか。

 これを機会に節電意識が定着すれば、
 「災い転じて福となす」(福は福島の福です)
 となりますね。

 電車が節電をして
 「通勤者に負担を強いている」というのに、
 「とんでもないことだ!!」と私が怒ったことがあります。

 私の自宅側通勤駅の都営地下鉄中延駅です。
 この駅では、1年ほど前にエレベータを設置しました。
 このエレベータは南北に長い駅の両側をつないでいる
 通路の真ん中にできたのです。
 そのためにその地下通路も新しくしました。

 その時に、私はクレームしました。
  「なんでそんなに明るくするのだ!」と。
 ほとんど人が通らないその通路に
 蛍光灯が煌々、こうこうと輝いているのです。

 駅員は、「暗いと危険だ」とか言うのです。
 「誰も、消せとは言っていない。
 半分にすればいいではないか」
 と言いました。
 それきり、半分とかにする気配はありませんでした。

 そこで、今回頭に来まして、
 「以前にも申しあげたが、無駄だ」
 若めの駅員は、四の五の言うので、
 「設備が半分消すようになってないなら、
 蛍光灯を外せばよい。そんなことはすぐできる」
 と息巻くと、
 「上司に報告します」ということでした。
 
 これが19日でした。
 今朝22日に、駅に着くと
 なんとその通路の蛍光灯が半分消えているのです。
 しかも蛍光灯は装着されたままです。
 「何だ、もともと設備で対応できるのはないか。
 なんという怠慢だ」と憤慨しましたが、
 結果オーライです。

 いいではないですか、多少暗くたって。
 階段も暗くなっていましたが、
 ホームはフルについていました。
 それで良いのです。

 家庭の中でまめにスイッチを切るのは面倒ですけれど
 それが習慣になれば面倒でなくなるでしょう。
 私は以前から家内に言われて
 うるさく思っていましたが、
 今は慣れました。
 そうして、人に言う番になったのです。

 今回のテーマの目的論です。
 「明るくするのは何のため?」
 「暗くて事故があるとまずいから」
 「だったらそんなに明るくなくてもよいでしょう?」
 ということです。
 お騒がせしました。

 【都営地下鉄中延駅の後日談】
 3月22日から上記の通路が暗くなっているので、
 23日に駅員に聞いてみました。

 たまたま、私がクレームした若い駅員がいました。
 「いつから暗くしたの?」と聞くと
 「言われた次の日からです」
 「どうしたの?」
 「お客様に言われたので
 上司(多分駅長でしょう)に報告しました。
 そうしたらこうなったのです」
 
 素晴らしいことだと感激しました。
 駅長の判断で実施したのです。
 うるさい上層部から何か言われないのかしら、
 と気になりましたが、
 たいへん良いことです。
 他の駅でも見習ってほしいものです。
  
 【27日追記】

 やはり階段が薄暗いのは危険だと思い、
 23日の帰りに
 「階段まで暗いのは危険ではないの?」
 と訊きますと、
 「そうなんですが、一括でなっていて
 部分ではできないのです」ということです。
 それでは仕方ないな、
 方法がないわけではないけれど、と諦めました。
 
 でもよく考えてみると、
 おかしな設計です。
 「何のために」半分を切れるようにしたのか、です。
 何でもよいから半分にすればよい、
 ってものではないでしょう!

 何らかの理由で半分にするということは、
 今回のような場合でしょう。 
 だったら、一律はまずいですね。
 目的を考えないとこういうことになるのです。

 この時ついでに聞いてみると、
 この駅長は、
 他の駅にもこのような節電を勧めているのですって。
 いいですねー。

 しかし、東銀座のホームは相変わらず、
 煌々と明るいのです。
 前から気になっていたのですが、
 そのままです。

 そこで26日に駅長に申し入れました。
 駅長は若い人でした。
 「検討する」ということでした。

 この時に分かったのですが、
 この東銀座駅のホームは
 今年の2月に改装したのです。
 その頃は、節電のせの字もなく
 日本の成長期の価値観を引きずっての
 設計だったのでしょう。

 今回のようなことがあると、 
 今まで、
 過去の延長で「いいわ、いいわ」で来たことを見直す
 非常によい機会になります。
 「そんな細かいこと!」とか「みみっちい!」と
 言われないですみますしね。
 
 しかし、改めて他の駅を見てみますと、
 JRも営団地下鉄もみな節電しています。
 民間企業と公営の差ですね。
 民営化は、効率経営には必要なようです。

 【3月30日追記】
 本日、
 東銀座駅のホームの電気が半分になっていました。
 もともと2列になっていて、1列で十分な明かりなのです。

 少し対応が遅かったけれど、結構なことだと思い、
 駅員に「電気半分にしたんだね」と言うと、
 「ええ、順番にそうしていくようです」とか
 のんきなことを言っていました。
 自分の家は停電の憂き目に遭っていないのでしょうか。
 大げさに言うと国民の意識のばらつきを感じました。
 

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