目的:
現役の秀才東大生が書いた「考え型」の書をご紹介します。
ねらい:
この内容は社員教育で使えばいいでしょうね。
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ねらい:
この内容は社員教育で使えばいいでしょうね。
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「東大生の考え型」は、22年6月に刊行されたビックリの本です。
21歳の現役の東大生永田耕作さんが書いたものです。
「かんがえかた」と言うと「考え方」と思いますが、
そうではなく「考え型」なのです。
「考え型」とは、
モノを考えるときには、この型(様式)を使うといいですよ、
というものです。
それを以下の9つの場合について示しているのです。
理解、分析、整理、改善、目標設定、読解、記憶、取捨選択、説明
この9つのテーマを対象に合計29の様式とその作成サンプルを
提示しています。
巻末には、この29様式と記入例が収録されています。
たいへん結構です。
サンプルは「勉強」を題材にしたものも多いのですが、
ビジネステーマも含んでいます。
実務経験も積んでいない学生が「何でそんなことできるのだろう?」
と不思議に思います。
著者について、本書ではこのように紹介されています。
2001年生まれ。愛知県名古屋市出身。
公立高校から学習塾に入らずに現役で東京大学理科一塁に合格。
東京大学の進学振り分けシステムにおいて文系へと転向し、
現在は東京大学教育学部に所属。
幼少期は家族が不安になるほどの「数学マニア」で、
常に計算機を肩からぶら下げて歩いていた。
両親によると、
立って歩けるようになったのが1歳3か月と平均より遅く、
そのときにはもう
簡単な足し算引き算はできるようになっていたらしい。
5歳のときに「公文式」に入会し、算数数学の勉強を突き詰める。
小学5年生に「公文の数学の教科をすべて終了して退会。
「答えが一つに定まっているもの」に非常に大きな魅力を感じ、
取り憑かれるように数学の勉強を行っていた。
そんな一面とは裏腹に、人とのコミュニケーション能力や運動能力は
同年代の子どもに比べてかなり劣っていた。
それを心配した両親が野球部への入部を提案。
最初は半ば「やらされる」形で始めた部活動であったが、
徐々にスポーツに魅力を感じるようになり、
また集団スポーツでの経験を通して人との対話能力、
思いやりの心などが育まれていった。
中学校、高校でも同様に野球部に所属。
部活動によって勉強の時間は圧縮されたが、
「練習で自分の苦手を潰して、
試合で自分の力を最大限に発揮する準備をする」
という努力の「型」を勉強にも活かして受験勉強を乗り切った。
2021年2月から株式会社カルぺ・ディエムに所属し、
現在はさまざまな学校の高校生に「勉強との向き合い方」や
「努力の大切さ」を伝える講演活動を実施している。
自分自身のこれまでの経験や、大学で学んでいる教育論を整理しつつ、
中学生高校生とも触れ合いながら自分自身の考えを洗練させている。
ということで、かなりの逸材です。
掲載されている様式や事例のサンプルを示します。
クリックして拡大してご覧ください。
ご覧のように、特別な発明的様式ではありません。
でもそれを、これだけ集めて出版できるというのはすごいことです。
こういうことができるのは、東大生のごくごく一部でしょう。
したがって書名の「東大生の」はフェイクで、
「ある東大生の」とすべきです。
ところで、この本の内容は誰が参考にするのでしょうか。
受験生がこれを取り入れれば、
その人は、永田さんと同じように合格し、
社会でも有用な人間になるでしょう。
しかし、普通の人はなかなかそこまでできないでしょうね。
そこで、新入社員研修で特訓すればいいのかもしれません。
ついでに当社の「価値目標思考」も合わせればなお有効でしょう。
ということで、最後は当社のPRをさせていただきました。
ゴメンナサイ!
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