2019年5月24日金曜日

心愛ちゃん殺しの母親が懲役2年??

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 千葉の幼児虐待死事件の母親の罪
  について考えてみましょう。
ねらい:
 とにかくこういう事件はなくなってほしいです。
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5月16日、千葉地裁で検察は、
心愛ちゃん殺しの母親なぎさについて
傷害ほう助罪で懲役2年を求刑しました。


心愛ちゃんは、
傷害致死罪で起訴されている
父親勇一郎の虐待を止めてくれなかった
お母さんをどう思っているのでしょうか。


首を絞めて殺したとか
毒を盛って殺したとかでではないので、
客観的・法律的な解釈をすれば、殺人ではなく、
父親は傷害致死で母親は傷害ほう助
にしかならないのでしょうが、
市民感覚からすると、納得できません。


母親は少なくとも傷害致死の共犯です。
懲役2年ですむなどとんでもありません。


しかしそもそも、本件は障害致死ではありません。
この虐待を続けていれば死に至るということは
十分認識できていたはずですから、れっきとした殺人です。
その認識は母親にもあるべきですから
母親は殺人の共犯です。


心愛ちゃんが「お母さんは許してあげて」と言うなら
情状酌量してもいいですけれどね。


ネットでの巷の声を聞くと、
ほとんどが「2年は短い」と言っています。
しかしなぎさにとっては、
刑務所の中よりも世間の目の方が「針の筵」で厳しい、
そのときに心愛ちゃんの気持ちも分かるのではないか、
と言うような意見もありました。
そうかもしれません。


「勇一郎は死刑にしろ」という意見もありますが、
死刑で簡単に死んでもらうわけにはいきません。
心愛ちゃんが受けたと同じような罰を与えて
(長期間食事を与えない、寒い所に放置する、など)、
自分がしたことがどれだけのものだったのか思い知らせる方が
いいのではないでしょうか。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

母親はどのような行動をとるべきだったのか?
どのような行動がとれたのか?
母親は駆け込み寺の存在を知っていたのか?
知らなかったとすれば、それを周知させるにはどうすればいいのか?
痛ましい事件を再発させないための仕組みをどう作るのか?
心愛ちゃんは多くの課題を我々に残した。