2017年9月29日金曜日

衆議院解散は党利党略・私利私略か?

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 衆議院解散の意義を考えましょう。


ねらい:
 冷静な行動をとりましょう。
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安倍総理の衆議院解散は評判が悪いです。


ある政治評論家は、「今のうち解散」と言っています。
「民進党がごたごたしているうちに、
新党が勢いづく前に
北朝鮮問題がもっと深刻にならないうちに」
というのです。


解散の理由付けが
「消費税の使途を変更するから、その可否を国民に問う」
というのですが、それが解散すべき正当な理由だとは
誰も思っていません。
「解散の大義がない」のです。


どうみても「党利党略・私利私略」なのですが、
それが悪いのでしょうか。
考えてみました。


おそらく、安倍さん以上に
日本のために活躍してくださる政治家がいそうにありません。
何と言っても正当な愛国者です。
これは大事なことです。


少し、人を見る目が弱いために、
稲田前大臣失言問題、
森友学園・加計学園問題などを起こしてしまいました。


→上野則男のブログ「安倍さんは人を見る目が弱い!」
  http://uenorio.blogspot.jp/2017/07/blog-post_30.html


それで叩かれていますが、
それは人間の実力を構成する弱点の一部です。
叩いている側の者が安倍総理よりも日本のために
活躍してくれるとはとても思えません。


安倍総理は世界の中で通用している大政治家です。
最終的にはプーチン大統領とやり合って
北方領土を少しでも取り返してほしいと思います。


その安倍総理が追いつめられて退任となったら
日本の大きな損失です。
そうならないためには安倍さんが総理でいることが
日本の国家的利益なのです。


日本の国家的利益のための安倍総理の継続は、
単なる私利私略とは言えません。
立派な国利国略です。


国民は、目先のどうでもよい揚げ足取りに惑わされずに
正しい選択をしてほしいと思います。


新党がそれなりの力を持つことは、
正常な議会運営にとって必要なことですが、
安倍総理の公約(自民公明で過半数確保)を割るようなことになったら、
日本のお先は真っ暗だと思います。


9月30日追記その1


民進党の前原代表の決断はスゴイですね。
結果がどうなるかは予断を許しませんが、
よく党の合意を取り付けたなと感心しました。
凄いリーダシップです。


党員の皆様もこのままでは希望の党に負ける、
と思ったのでしょう。
自分が当選できると自信があれば、
「民進党公認なし、希望の党の公認を受ける」
などという方針は通るわけがなかったでしょう。


危機は変化を生むのですね。
今の大方の日本は切実な危機を感じることがないから、
過去の延長で過ごしているのです。
ゆでガエル状態です。


私の周りには、先を見て危機を感じてほしいことが
たくさんあります。
どうしたらよいかと、いつも頭を悩ませています。


9月30日追記その2


希望の党と民進党の一体化が、
前原代表の思惑どおりに進むとすると、
安倍総理の国利国略の実現は危うくなります。


つまり「今のうち解散」の2条件が消えてしまうからです。
「民進党がごたごたしているうちに」
「新党が勢いづく前に」


それだけ前原代表の電光石火の意思決定は凄いことです。


この意思決定は、民進党の党利党略にすぎないのですが、
通常は「しがらみ」や「こだわり」で打ち出せないのです。
それができた前原代表は、
優れたリーダの資質をお持ちだと言えます。


まだまだどうなるかは分かりませんけれど。



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