2013年5月19日日曜日

「1日1食」中止のご報告


【このテーマの目的・ねらい】
目的
 私の「1日1食」の体験をご報告する。
 「1日1食」のリスクを確認いただく。
 南雲説の欠陥を知っていただく。

ねらい
 「1日1食」の評価をしていただく。

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このブログでも、状況をご報告してまいりました私の1日1食を
5月7日に中止することにしました。

その理由は、空腹に耐えられなくなったからではありません。
もっと重大な理由です。

狭心症の疑いがある症状が出てきたからです。

経緯はこうです。
1日1食を始めてから2か月経った4月初旬の朝、
ジョギング中に右の肋骨辺りが痛くなりました。

そのままジョギングを続けていると
しばらくして治りましたので、忘れていました。

そうしましたら、
今度は夜中に気管支の外側の横隔膜辺りがかなり痛みました。
起きて痛み止めを服んだほどでした。

気管支炎ではないかと気になりましたので、
近くのお医者さんIT医師のところに行きました。

そうしましたら、さすがですね。
気管支系ではなく心臓を疑って心電図をとりました。
そうしてこう言われたのです。
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「心電図には異常がないのですが、
狭心症的な症状の可能性があります。
心臓自体に血液を送っている冠状動脈に異常があると
激しい場合が心筋梗塞で、軽い場合は狭心症です。

心筋梗塞だと後遺症があり心電図に表れますが、
狭心症は後に残りません。
だから分かりません。

心臓の機能がおかしくても心臓が痛くなるとは限りません。
至る所、たとえば肩が痛くなることだってあるのです。

しばらく様子を見ましょう。
それで頻繁に症状が起きるようなら
きちんと検査をすることになるでしょう。

貼り薬をだしますから
携行していて痛んだら痛むところに貼ってください」
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ということだったのです。
ビックリして、何の質問もしないで帰ってきました。

心臓が悪いのに、別の痛むところに貼っても仕方ないじゃないか、
ほんとの対症療法だなと思いました。

その後1週間に1回くらいのペースで
その貼り薬の世話になりました。
やはり寝ている時かジョギングの時でした。

ところが、
5月4日に風呂に入っていると胸が痛みました。

何で風呂に入ってのんびりしている時に痛むのか?
と疑問に思いました。

そのうち、はたと思い当たりました。
私の体重がどんどん減っていることに対して、
ある方が、こう言っていることを思い出しました。

「脂肪は軽いので脂肪が減っても体重はあまり減らないけれど、
筋肉が減ると体重にずい分影響する」

たしかに腕の筋肉が落ちたな、と気づいていました。

筋肉の減りと痛むこととが結び付いたのです。

ジョギングは運動しているので体が血液補給を要求する。
入浴中は体が温まって血液の循環がよくなり
これも心臓に血液を要求する。
寝ている時は心臓もゆっくりになるので血液補給がゆっくりになる。

いずれも体が血液を要求しているときである。
ところが、心臓の筋肉が弱くなって、
血液を送り出す力が落ちているのだろう。

これはたいへんなことだ、と連休明けを待ち
IT医院に行きました。

ここまでをIT医院に行った5月7日の夜に書きました。
そこでまた症状が起きました。
横隔膜の辺りが痛くて書くことを継続できなくなって
中止し休みました。

今は5月18日の夜で、続きを書いています。

5月7日IT医師は、
「それでは大きな病院で検査してもらいましょう。
紹介状を書きます。いつがいいですか」
と言われて、
5月15日9時半の予約をとってくださいました。

IT医師は、
判断・行動の早い先生で常日頃感心していましたが
今回も大感心です。

この日,IT医師に私の素人仮説
「心臓の筋肉が落ちて弱っているのではないか」
については以下のように否定されました。

「体の筋肉である骨格筋は落ちますが、
内蔵の筋肉である内蔵筋は、
体が痩せても落ちることはありません。
そういうことが起きたら動物は死んでしまいますから」

そういうものか、と自分の無知を恥じましたが、
納得いかない面も残りました。
「だったら何が原因なんだ?」と。

5月15日、紹介いただいて病院の循環器科の先生に
診断いただきました。
検査は胸部のレントゲン縦横2枚と心電図、
負荷心電図(2段の階段もどきを3分間上り下りしてから心電図をとる)
でした。

その検査の結果は異常なしでした。
そうして、
「今後まだ起きるようなら来てください。
心臓ではなくて胃ではないですか。
心臓が悪くて胸(横隔膜の辺り)が痛くなることはありませんよ」
とIT医師とは別のことを言うのです。

私だって胃が痛いのと胃の外側が痛いのは区別がつきますよね。
このお医者は信頼できない、と思いました。

そこで決着を付けるために
本日5月18日,IT医師のところに報告・確認に行きました。

「検査の範囲では何でもない、ということでした」
と申しあげると大病院の先生からもIT医師のところに
封書で報告が来ていて、それもご覧になりながら、
「良かったですね」と言われるのです。

負荷心電図の結果が新しい情報なだけで、
「良かったですね」と言っていいものか疑問に思いました。

しかし、5月9日の夜に連続2回発作が起きてから
1週間以上何も起きていないのも事実です。

なお、なぜ心臓が悪いのに他のところが痛むのか、
については、
そこに必要な血液が不足して痛むのだ、ということでした。
納得いきますね。

本件について、私自身の診断はこうなりました。
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1.1日1食で体力が落ちていた。

2.仕事のストレスがかなり強かった(「心臓に悪い」)。

(私はこれまでプレッシャは公私共に他にヘッジしますので
ストレスを感じたことがなかったので、
強いストレスはほとんど初めての経験です)

3.内蔵筋は痩せないと言われるが、
心臓の筋肉である心筋は
一般の内蔵筋とは別の面もあるらしいので
(ネットでの情報です)、
やはり栄養不足による機能低下はあったのではないか。

(両医師の判断の違いをみても、
現代の医学で分かっていないことはたくさんある。
心臓の筋肉が多少落ちるということだって
絶対にないとは言えないだろう)

4.ここのところ発作が起きていないのは、
栄養状態がよくなったからと
ストレス状態が改善されているである。
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と、まあこういうことです。

いずれにしても、1日1食についてはこう判断しました。

南雲先生の言われるように、
動物の細胞は飢餓状態の方に順応できるようになっていることは
おそらくそのとおりでしょう。

ただし、飽食状態の動物(人間)がどのようにして、
安全に飢餓状態に移行していけばよいか、の方法が
南雲説でも示されていない。

1日1食では、どんなに頑張って食べても
活動する人間が必要とするエネルギヲ補給することはできない。

現に私は、1日1食を始めて10日ほどで4-5キロ体重が減って
62キロになった後、その状態で均衡していました。
ところが、1月くらいするとまた1段と体重の減少が始まり
58キロ台になったりして、
限度がないのかと不安を感じたりもしていました。

野生動物や昔の人類は飢餓状態があったとしても、
いつかは獲物にありついて生き延びてきたのです。
そうやってバランスをとっていたのでしょう。
ずっと飢餓だったら死んでしまいます。

したがって、人間が自分の意志で長く飢餓状態を続ければ、
健康を害するでしょう。
これは皆様の持っておられる「常識」です。

ということで、南雲学説は原理的に正しい面があっても
移行・安定運営システムが示されていないので、
実用性はない、と判断されます。

南雲先生の本が売れているといっても、
おそらく、忠実に実践している人はいないのではないでしょうか。

やるとなったらトコトンやる人間の私でも
うまくいかなかったのですからね。

以上が私の1日1食体験レポートです。

心臓の症状については
継続レポートの必要が起きないことを願っています。


4 件のコメント:

  1. 1日1食ということで、空海の即身成仏を目指すのかな?と思っていましたが、中止されたと聞いて安心いたしました。
    大先輩にお勧めは、腹式呼吸です。塩谷式正式調息法です。
    胸一杯に息を吸い、肛門を締めて、息を丹田におろし、その後ゆっくり息を吐く、というものです。
    これを1日30回やると、とても健康になります。
    ミソは、肛門を締めるところです。
    病気勝ちの人は、皆肛門が緩んでいます。
    これは、丹田に満ちるべき「気」が抜けている状態です。
    肛門を締めることにより、「気」が充実し、気力・胆力が充実し、病気を撃退していきます。
    タダですから、是非やってみてください。

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  2. アドバイスありがとうございます。
    私もその正心調息法は毎日やっていますが1-2回です。
    今後は10回以上はするようにしてみます。

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  3. 1日1食を中止した後の体調変化を長期にわたって報告して下さい。期待しています。

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  4. 友人NKさんから以下のメールをいただきましたので
    ご紹介いたします。
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    上野 則男様

     「1日1食の中止」のブログを読んで、やっぱりそうなったかと思いました。
    早く気付いて良かったですね。
    貴台の報告によると、1日1食にしてから10日で体重が4~5kg減って62kgにな
    り、1か月たったら58kgになったとあります。

     当初の貴台の体重は62kg+4kg=66kgだったようです。
     一か月で66kg-58kg=8kg減ったことになります。

    そこで、必要カロリーから推測すると、

    ①貴台の1日に必要な熱量(カロリー)を計算いたします。

    1日に必要な適正熱量(キロカロリー)は{身長(m)×身長(m)×22}×生活強度。

    生活強度は デスクワーク、軽作業 25~30
    サービス業、製造業、販売員    30~35
    外回り営業、建設作業,農・漁業  35~40

    貴台の身長を1.7m、生活強度をデスクワークと仮定して
    計算いたします。

     貴台の標準体重は1.7×1.7×22=63.58kg
     貴台の1日の適正カロリーは
     (標準体重1.7×1.7×22)×(25~30)
     =1589.5~1907.4kcalとなります。

    身長1.7mと仮定した標準体重は63.58kgに対して、
    66kgはほんの僅か太り気味でしょうか。

    1日の消費エネルギーはA,B.Cのように使われます。
      A)基礎代謝に60~70%(生きていくに最低のエネルギー)
      B)生活活動代謝に  20~30%(体を動かすエネルギー)
      C)食事誘導性熱産生に 10%(食事を消化するエネルギー)
      
    1日3食として、
    1食当り平均1589.5÷3食=529.8kcal必要になります。

    1日1食を夕食でとるといっておられたので、どんなにカロリーの高いものをたべても
    一度に1589.5キロカロリーをとることは無理でしょう。

    1日の消費エネルギーは
      基礎代謝に1589.5×60%=953.7kcal
      生活活動代謝に1589.5×30%=476.9
      食事誘導性熱産生に1589.5×10%=158.9 を要します。

    1日1回の夕食を沢山たべたとして、
      ご飯1杯252KCL、 ロースかつ500KCALで752KCAL
      他味噌汁やサラダやらご飯御替わりなどで248KCALとって
      1食で1000KCALを摂取することは
    先ず今の年齢では無理でしょう。

    おまけに、ジョギングまでなさっているので、
    摂取カロリーより消費カロリーの方が1.5倍も多ければ
    当然何か不都合が起こってもおかしくないと思います。

    まず、外筋肉から減ってくるので、
    筋力が無くなると自立が出来なくなります。

    脳が働かなくなると言うようなことも聞いたことがあります。

    それと、人は体格も違えば、いろいろですので、
    すべてに当てはまることは無いのでしょうね。

    貴台はスリムに見えるのですが、なんで試そうと思ったのですか。
    長生きをしたいと思ったのですか。
    こればかりは神ぞ知るではないでしょうか。

    これから減った8kgの体重を
    1カ月で例えば4kg改善して62KGにしようとすると
    7,000kg(1カ月に体重を1kg増やすに要するカロリー数)×4kg
    =28,000kcal必要です。
    1日に換算すると933kcal余計に摂取する必要があります。1日の適正カロリーの1.58倍摂取する必要がありますが大変ですね。

    南雲医師はベジタリアンときいています。
    そんな医師を信じていたら、こちらがまいってしまいます。

    上野さん、早く体力を回復してまた元気にお会いしましょう。

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    詳しい計算ありがとうございます。
    インプットよりアウトプットが恒常的に少なければ
    何か起きますよね。
    分かり切ったことですけれどね。
    南雲医師はどうやってバランスを摂っているのか不思議です。

    1食を始めた目的は、肌の若返りでした。
    3カ月ではその効果は分かりませんでした。
    逆に痩せて、しわ状が強まりマイナス効果でした。

    ところでその後ですが、
    1日2食に戻しましたら(私が20年間1日2食です)、
    数日で、61キロ前後に戻りました。
    1食を止めて1ヶ月経ちましたが、この体重で安定しています。

    体重が減る時も増える時も、単なる計算とは違う面があるようです。

    有効な情報どうもありがとうございました。
                           上野 則男

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