2011年7月8日金曜日

菅総理!即刻退陣を!

 先日、「管総理の引き際」で、
 菅総理も少しは知恵と良識があるかな、
 と期待した記事を書きました。

 しかし、この度の「原発のストレステスト実施」発言で
 私も切れました。
 
 海江田経産相の立場をまったくなくしてしまったのです。

 私は、7月3日朝のフジテレビで海江田さんの言動を
 1時間以上拝見していました。
 その時、海江田さんの人柄・見識・良識に感心して
 すっかり「ファン」になりました。

 人当たりが良く、裏表がなく、謙虚で、
 話に筋が通っていました。
 菅総理の考えについてどう思うかと質問されると、
 「それは管総理に聞いてください」
 と丁寧にかわしていました。

 海江田さんは、佐賀県に出向いて
 佐賀県(古川知事)が
 玄海原発の再開を認める意向を示したことに対して
 国が責任を持つ、と謝意を示しました。

 それに対して、幾日も経たないうちに
 政府の方針を勝手に変えたのです。
 
 海江田さんの立場がありません。
 この海江田さんに、
 国会の場での追及に対して
 思わず涙ぐんでしまうような辛い思いをさせたのです。

 菅総理は組織の運営原則のイロハも知りません。
 自分が責任を持って何かを完遂した
 経験はないのではないでしょうか。

 関係組織への連絡もなく思いつきでことを進めたり、
 人柄・見識を見ないで大臣に任命するのも
 いただけませんが、
 部下の顔を丸つぶしにするような行動は
 断じて許されません。

 一刻も早く辞任していただかないと、
 日本の国が迷走するだけでなく、
 日本の恥を
 いつまでも外国にさらし続けることになります。

 自ら辞めないのなら、
 力づくで引きずり下ろすしかないでしょう。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

上野さん

マスコミの報道が全て事実を客観的に報道しているとは思いませんが、こと菅総理に関する報道を見る限り、彼は稀に見る低劣な指導者だと思います。

私も、一刻も早い退陣を望んでいます。

一部には、彼が退陣してもスーパーマンが現れる訳では無いし、今この国難の時に総理を入れ替えたり政争をすべきではないというもっともらしい意見もありますが、逆に彼が居座れば居座るほど事態は悪化し、誰が引き継いで
も今よりはましになりそうです。

さて、彼が退陣の意向を表明したまま既に二カ月が経過しましたが、一向に辞める気配はありません。 当然です。 彼は自分で退陣を口にしたことは無いとはっきり言っています。 その通り、彼は用心深く退陣という言葉を一切使わずに、聞く人が勝手に退陣表明と受け取るような言い回しをして不信任案の可決の危機を乗り切ったのです。
彼にとっては、信義とか約束とか道義とかはどうでも良いのです。 ただひたすらに自分の地位が保全され、一日でも長く権力の座に留まることが出来ればそれで満足というより、それだけが今までの長い政治家生活の唯一の目的だったのです。
彼が、数々の失政を招いた自分の言動の責任を取って辞任するなど考えられないと思います。

そうであれば、やはり誰かが引きずり下ろすしかありません。
一番手っ取り早いのは、現閣僚のうちの不満分子が、単独ではなくて集団で辞任してしまうことだと思いますが、皆さんそれぞれ腹に一物あるらしくなかなかそういう行動に出そうもないようです。
次は野党が、衆議院で再度不信任案を提出して与党内の造反分子を糾合して可決させることですが、これも可決される保証はありません。
参議院における問責など、彼にとっては蚊に刺されたほどの効き目も無いでしょう。 恥や外聞からは見事に超越した至高の境地に至っておられるようですから。

残念ながら、彼を早期に引きずり下ろすことは困難なようです。
最近は、赤字公債法案が通らなければ、九月になっても辞めないと周囲に漏らしているそうですが、通ったら辞めるとは言っていないようですし、それどころか九月以降の外交日程にも取り組む意欲をお持ちのようですから大変です。

一部週刊誌の新聞広告の見出しを見ますと、日本の最高権力者は伸子夫人だという説もあるようですし、江田法相始め彼の側近が官邸で会食した際、伸子夫人も加わっての評議で、夫人は「国会で泣くような人に大臣が務まる訳が無い。自分が奥さんだったら即刻離婚する。」と宣ったそうです。 任命したのも泣かせたのもご主人のはずですが、そこは不問のようです。 これが事実なら日本では既に雌鶏が刻を告げているのかもしれません。
別に女性の悪口では無く、彼女は少なくとも議員でも閣僚でも無い訳ですから。 そういえば彼女、民主党の代表選では国会内を駆け回って旦那の票集めに精を出していました。 異様な光景を思い出します。

海江田さんについて一言。 私は彼をあまり買っていません。 理由はいくつかありますが、まずは原発事故現場での東京消防庁職員への恫喝事件、一応は謝ったけど、あれは事実が正しく伝わっていないから後できちんと説明すると言いながら、その後何の説明も無いと思います。
次は、あれほど菅総理に軽視され裏切られ、辞任する意向を表明し、更に国会で感極まって泣き面をさらしながらも、何かを成し遂げるとかで、まだ閣内に留まっていること。 これでは菅総理と同じであり且つ結果として菅総理の延命に寄与していること。 彼が総理候補になる目は無くなったと思います。 国民のための涙ならいざしらず、内紛と野党の同情あふれる追及の狭間で涙するような人物は、残念ながら一国の総理は向かないと思います。


青木 正樹