予定どおり小沢氏は、強制起訴されました。
小沢氏に対しては、実行力があると評価する人が
小沢ファミリだけでなく、一般市民にもいます。
確かにそのとおりでしょう。
多額の資金を集めて
子分たちに配分したりするのですから。
親からのお金を当てにする人材とは異なります。
ですが、実行力も大事ですが、
もっと大事なものがあるでしょう。
泥棒やマフィアの実行力は、評価できますか?
理念・価値観・倫理感が重要です。
何のための実行かということです。
小沢氏は、ご存じのように09年暮れに
500人を引き連れて中国を訪問しました。
これは朝貢もどきではないですか。
国辱ものです。
日本にとってどういう意義があったのでしょうか。
おそらく、これからの世界は中国主導となる、
と読んでの
先行利得を獲得しようとしたのではないでしょうか。
現在、そのような行動をとることが、
中国と日本の関係にどのような悪影響を及ぼすか
ということを考慮したのでしょうか。
行動の先に意識があります。
意識で考える目的が行動の価値を決めるのです。
目的がおかしければ行動は無価値です。
野中郁次郎先生は、
最新刊「イノベーションの知恵」(日経BP社)で
「目的」×「手段」×「行動」が価値を生むという
「実践的三段論法」を提起されていました。
目的がおかしければ、行動は無意味なのです。
有害かもしれません。
そのような小沢氏に期待しなければならないほど
日本の政界も人材不足ということです。
嘆いている場合ではありません。
どんどん、日本の評価が下がっていっているのです。
一刻も早く、
経験もあり見識もある方が
日本の政界に登場していただきたいものです。
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