目的:
新開発「DX開発企画工程の実施手順書」をご紹介します。
DX大成功のためにご利用くださいませんか、
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この「DX開発企画工程の実施手順書」は
別項でご紹介しております
「DX成功ガイド」の知見を基に開発されました。
以下の構成でご説明いたします。
1.MIND-DX開発の背景
2.MIND-DXの基礎情報
3.MIND-DXの目的・ねらい
4.MIND-DXの開発コンセプト
5.MIND-DXの内容
6.MIND-DXのご提供方法
7.ご利用料金体系
主版年月 |
著者 |
書名 |
20年9月 |
亀田重幸他 |
いちばんやさしいDXの教本 |
21年6月 |
水田哲郎他 |
「業務変革型DX」の進め方 |
22年3月 |
石澤直孝 |
DXの第一人者が教えるDX超入門 |
22年5月 |
小野塚征志 |
DX解説書の決定版!ビジネスモデル |
22年10月 |
荒瀬光宏 |
1冊目に読みたいDXの教科書 |
22年10月 |
長尾一洋 |
中小企業のためのDX入門 |
どれを見ましても、
1)基本的枠組みは、システム企画方法論MIND-SAに基づいています。
2)日本のDX成功事例の調査結果に基づくDXノウハウ
3)SCS社と共同開発した「ハイブリッド式要件定義ガイド」
4)メソドロジック社と共同開発した
3.MIND-DXの目的・ねらい
(1)目的
1)試行錯誤なく安心してDX企画の検討を進めていただきます。
1)DX開発を成功させていただきます。
2)DX開発の目的である事業競争力強化を実現していただきます。
・ 重要な内容は以下の4点です。
(1) 事業競争力強化目的の重視
· DX実現の目的は事業競争力強化です。· 事業競争力強化は、
· であれば,DXは事業の「短納期、高品質、低コスト」
· 「短納期」は必須条件です、現在は事業環境が急速に変化しています。
· 「低コスト」も当然要求されます。内部の低コスト実現は必須ですが、
これの究明は容易ではありません。
・DXが目指すべき「高品質」の検討視点はこうなります。
高品質の内訳 |
検討視点 |
満足度の向上 |
自社の製品・サービスに対する不満をなくす、というレベルではなく、お客様に「楽しい」「嬉しい」「ありがたい」「すごい」という気持ちを持っていただけることを目指します。 |
利便性の向上 |
「今までできなかったことができるようになる」または「面倒なことをしないですむ」ということです。「多少楽になった」レベルのものは含みません。 DX成功例では、この該当が多数あります。 |
安心・安全感の強化 |
成熟社会となって、「セキュリティ」「個人情報保護」「企業倫理」への関心が高まっています。 |
地球環境保護の実現 |
脱炭素は個人も意識するようになっています。企業はこの方針をアピールして企業イメージ向上に努めなければなりません。 |
健康強化の実現 |
長寿社会では、今まで以上に健康への関心が高まっています。このアピールも重要な事業競争力強化になります。 |
理論的ガイドよりも事例が端的に理解することが可能です。
・そのため、MIND-DXでは作成事例を重視しています。
・合計で60点以上の事例を提示していますが、
・一貫して使用しているDX事例は以下のものです。
DX事例名称 |
事例内容 |
コインランドリー事業の革新 |
既存のコインランドリー事業をセンサー・IoT技術とスマホの活用により革新する事例です。 案件は実在ですが、成果物は創作です。 |
プロジェクト管理システムの革新 |
情報サービス業にとって、「短納期、高品質、低コスト」を実現するにはプロジェクト管理システムの革新は、脱「紺屋の白袴」です。徹底した自動化を目指します。これは現実にありそうですが、架空例です。 |
(4) 参照手法の充実
・検討作業の実施には、各種手法が必要です。MIND-DXでは以下のような手法を利用するようになっています。
· 「基礎手法」は、システム企画方法論MIND-SAの手法です。
· 「情報システム固有手法」は、これまで各社と共同開発してきたものです。
· 「DX固有手法」は今回新規開発したものです。
5.MIND-DXの内容
基本解説 |
「MIND-DXの開発コンセプト」など、DXやMIND―DXの基本事項を解説しています。 |
タスク定義書 |
DX企画を実施するための7アクティビティ・31タスクの実行標準(ガイド)です。 |
様式・事例 |
タスクを実施するために必要な32様式・66事例です。 |
参照手法 |
タスクを実施するために必要な33手法の解説です。 |
0 |
プロジェクト準備 |
P1 P2 P3 |
DX実現構想検討 プロジェクト体制設定 プロジェクト運営方式設定 |
1 |
目標設定 |
T1 T2 T3 T4 |
目標明確化 ゴール記述 プロセス計画作成 目標承認 |
2 |
調査・分析 |
A1 A2 A3 A4 A5 |
調査・分析計画 改革ニーズ把握 実態把握 利用技術調査 調査・分析整理 |
3
|
基本方針設定 |
C1 C2 C3 C4 |
基本方針検討計画 基本方針検討 課題設定 基本方針承認 |
4 |
デザイン |
D1 D2 D3 D4BA D4DA D4AA D4TA D5 |
デザイン計画設定 DX技術利用方法検討 開発対象システム確認 BAデザイン具体化 DAデザイン具体化 AAデザイン具体化 TAデザイン具体化 デザイン検討まとめ |
5 |
開発計画 |
E1 E2 E3 E4 E5 |
開発計画検討計画 効果・費用見積り 開発工数見積り 開発計画作成 開発計画まとめ |
6 |
意思決定 |
S1 S2 |
DX開発意思決定準備 DX開発意思決定 |
・最初のタスクP1の「タスク定義書」の前半部分を
・ 「DX成功事例調査結果」では、以下のような「利便性向上」の例があった。
# |
対象業務 |
便利になった点 |
利用技術 |
5 |
部品・資材供給 |
納品先に「ストッカー」を設置し、「富山の薬売り」方式で補給する。 納品先は、いちいち発注しないですむ。 |
IT、クラウド |
13 |
新幹線 |
チケットなしで利用可能とした。 自動改札機の処理はソフトで対応している。 |
IT、クラウド |
22 |
現金受け取りサービス |
銀行に口座がなくても受け取れるようにした |
IT、クラウド |
28 |
生保サービス |
5万人の営業職員がタブレットを持ち、その画面でお客様とやりとりする。必要な情報・提案を瞬時に入手することができ、「検討してご提案します」が不要となる。 |
AI搭載タブレット |
36 |
損保サービス |
見積り・契約、事故対応、契約更新がスマホで完結する。安全運転サポートも行う。 |
IT IoTセンサー
|
52 |
団体生保サービス |
保険加入申込者は、スマホの処理だけで(非対面で)手続きができる。営業担当も加入者も大幅な労力削減が可能となった。 |
AI顔認証技術 IT |
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(4)作成事例の一覧・DX対応の様式の作成事例は、「コインランドリーシステムの革新」と
「プロジェクト管理システムの革新」を使用しています。
1)前者の例のタスクP1の「課題洗い出しチェックリスト」は
1.お客様サービス関係
チェック項目 |
問題(記入例) |
(時間)お客様が当社のサービスで、時間がかかって不満であるということは何だろうか? |
洗濯乾燥機が空くのを待たなければならない。 |
(不満)お客様が当社のサービスで、不満に思っていることは何だろうか? |
少量の洗濯物の場合の料金が割高である。 |
(利便性)お客様が当社のサービスで、面倒だと思っていることは何だろうか? |
洗濯物の内容に対する適切な時間が分からない。 両替してコインを投入しなければならない。 |
(要求)お客様が当社のサービスで、こういうことができたらよいのにと思うことは何だろうか? |
自宅にいて洗濯乾燥機が空いているかどうか分かるとよい。 完了時間を忘れることがある。 |
(安心安全)お客様が当社のサービスで、不安や心配に思うことは何だろうか? |
洗濯物を覗かれる心配がある。 洗濯物を盗まれる心配がある。 |
(期待)お客様が当社のサービスで、環境保全や健康増進に対して期待することは何だろうか? |
洗濯物の内容・量に合わせて水の使用量をコントロールできるとよい。 |
(その他)他に何かあるだろうか? |
|
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2)後者の例のタスクD1の「DXデザインアクティビティ検討方針」可能な限り、計算や実績把握は自動化し、PMが実質的なプロジェクト運営そのものに注力できるようにする。
|
機能名 |
革新度 |
開発方針 |
1 |
メンバ編成 |
B |
適職診断ツール「CATCH」を利用して部門内の最適メンバー候補案を自動作成するのに基づき検討する。 |
2 |
成果物量見積り |
A |
工程別標準成果物のテーブルを作成する。何に基づきその成果物量を見積もるかもテーブルに表示する。その原単位は順次整備する。 |
3 |
開発工数見積り |
B ⇓ A |
工程別成果物量に対する標準工数原単位により算出する。その数値を適宜補正する。 ゆくゆくは、2,3の機能を自動算定するシステムとする。 |
4 |
プロジェクト計画作成 |
A |
開発工数見積りを基に、担当と期間に割り付ける。 条件を指定して自動作成する。 |
5 |
メンバ健康管理 |
A |
ウェアラブル機器による体調を基に健康状態を判定するシステムを開発する。 |
6 |
成果物作成 |
B ⇓ A |
「成果物種類」「担当」別のシートに、担当が成果物作成の状況に合わせて、成果物名(単品)ごとの作業ステータスを記録する。作業ステータスは「着手」「作業終了」「確認終了」の区分である。 将来的には、物理的成果物作成のデータから作業ステータスを自動把握する。 |
7 |
進捗把握 |
A |
成果物作成のデータを利用して、「成果物種類」「担当」ごとの進捗を自動計算する |
8 |
プロジェクト会議 |
B |
自動把握した進捗実績を基に、リモート会議方式で実現する。 |
9 |
プロジェクト報告 |
B |
進捗実績を基にPMがコメントを追加する。 自動生成AI(要約機能)も利用する。 |
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7.ご利用料金体系
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