2016年4月21日木曜日

小泉進次郎頑張っている!!

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 小泉進次郎さんの活躍を知っていただきます。
 日本の農業問題を少し考えていただきます。

ねらい:
 小泉進次郎さんを応援しましょう。

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日本の農業就業人口は僅か3%しかないのに、
なぜ多くの農林族がいるのでしょうか?

その農林族に果敢に挑戦しているのが、
小泉進次郎氏です。

4月12日日経新聞の迫真「暗闘 農政改革」からの
ご紹介です。
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3月30日、
自民党本部で開いた農林族幹部による非公開会合「インナー」。
党農林部会長、小泉進次郎(34)の突然の発言が
場の空気を変えた。

「農協別の農薬の価格差を調べた。これから公表したい」
血相を変えた参院議員の野村哲郎(72)が待ったをかけた。
「価格差にはそれぞれ理由がある。
分析をしないで出せば数字が独り歩きする」

小泉は聞き入れなかった。
青森1621円、山形860円ーーー。
その後の部会小委員会で公表されたリストでは、
同じ殺虫剤でも農協別の価格差は最大2倍。

「高い農薬を買わされていた青森や秋田の農家は驚くだろう」
リストを見た農林族の西川公也(73)は思わずつぶやいた。

中略

「攻めの農林水産業に転換するための体質強化など
万全の措置を講じる」
安倍首相は7日に審議入りした衆院TPP特別委員会で訴えた。

だが、補助金漬けの高コスト体質を変えなければ、
多額のTPP対策費はムダになりかねない。

「補助金があるから
700万円ではなく1000万円のトラクターを買いましょう」
千葉県の農家は昨年、新しいトラクターの購入時に
農機メーカーの営業マンから提案された。

年に3-4か月しか使わなくてもエアコンやステレオが付き
「レクサス農機」と言われることもある。

2015年度補正予算に盛り込まれた緊急のTPP対策費。
畜産向けには自動搾乳マシンなどのリース料を補助する予算が
前年度補正に比べ3倍の610億円ついた。

「補助金はくじ引きできまった」
北海道の牧場経営者、斉藤和弘(39)は話す。
やる気がある農家かどうか、事業計画の審査は曖昧。

「農業共同組合(JA)とメーカーが結託し、
補助金にぶらさがる構図が農業の競争力を奪ってきた」
小泉は訴える。

中略

多くの農家は価格が高くても
慣習によりJAが仕入れた農機や資材、農薬を買わざるをえない。

農林水産省によると、
コメ60キロを生産する費用は韓国が8500円、
日本は1万5000円。
内訳は農機具が韓国の5倍、肥料は2倍、農薬は3倍だ。

小泉は明るみに出てこなかった「不当な価格や取引」
の実態を公表。資材調達での自由競争を促そうともくろむ。

中略

ウルグアイラウンドの市場開放の際、
政府は1兆円の対策費をつぎ込んだが
農業生産額は年11兆円から8兆円に減った。
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今回はTPP対策でまたも巨額の補助金を出そう、
出させようとしています。

小泉進次郎氏を農林部会長に据えたのは安倍さんです。
安倍さんも農林行政を改革しようとているのです。

全人口の3%しかない農業従事者のために
なぜ多数の農林族がいるのでしょうか。

農林水産省の調査では2015年で
農業従事者は209万人と5年前より2割減った。

年齢別の内訳でも65歳以上が64%を占める一方、
39歳以下は7%もいない。

基幹的農業従事者数(ふだんの仕事が主に農業)は、
2010年は205万人だったが、2011年には186万人となった。

たった200万人しかいないのです。

生活困窮者で生活保護を受けている人は
全国で220万人いるのです。
農業従事者より多いのですよ。

その人たちのために税金の有効活用をしてほしい!!!
でも農林族はいても、「生活困窮者族」はいませんからね。

200万人の農業従事者の生活を守るのではなく
食料自給率を高めるのが重要だ、と言われるのであれば、
そのような補助制度にしてほしいですね。

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なお、このブログでは農業問題はあまり取り上げないのですが、
2014年11月に「日本の農業を今後も過保護にするのですか」として
キヤノングローバル戦略研究所の山下一仁さんの
素晴らしい分析と主張をご紹介しました。
http://uenorio.blogspot.jp/2014/11/blog-post_20.html

要点はこうでした。
1.日本の農業生産額は4兆円程度で、
  日本のGDP500兆円の1%以下です。
 
2.コメの需給調整のため減反政策をとり4000億円使っている。

3.コメに対して高い輸入関税をかけ、
  高いコメを買うために  国民に6000億円の負担を強いている。

4.したがって、1兆8000億円のコメ生産額に対して
  国民は納税者として消費者として1兆円を負担している。

5.高い輸入関税をやめ農家への所得補償に切り替えれば
  2000億円で済む。

6.こういう制度を維持しているのは農家のためではなく、
  農協のためである。

7.「農業滅んで農協栄える」
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小泉進次郎さんには、農協崩しも大事ですがそればかりやるのではなく、
日本の農業再興の見取り図を作ってほしいですね。
現代版田中角栄を期待します。



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