目的:
私の今年のギンナンイベントをご紹介します。
ねらい:
皆様も近隣への社会貢献しましょう!!
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私の今年のギンナンの漁場は
小学校跡の品川区の杜松在宅介護支援センターです。
ここに出入りをしてギンナンをいただいています。
そうしていましたら、
そこの施設長さんに頼まれごとをしてしまいました。
施設の利用者(ご老人)に、ギンナンを採って加工をする
実地指導をしてもらえないかというのです。
施設の利用者にとっては、何か変わったことのある方が
気分転換になってよいのでしょう。
喜んでお引き受けしました。
そこで、シーズンも終わりに近い10月17日午前10時から
そのイベントをすることになりました。
拾ったり剥いたり洗ったりするための
小さなバケツやざるをいくつか持参しました。
ところが当日少し雨模様になりました。
そうしましたら、雨でグラウンド(元校庭です)が
濡れて滑ったりするとたいへんなので
拾う部分は止めたいというのです。
「その時点で雨だったら止めましょう」
と言いましたが、施設の人は慎重です。
その時点では薄日が差すくらいでしたが、
「やはり止めましょう、私が拾います」と若いお姉さんが言うのです。
老人は腫れものだな、と感じました。
そこで採集はやめにして、少し講義(お話し)をしました。
銀杏はマンモス絶滅の時期を乗り越えて2億年も生き延びた、
生き延びたのは中国南部でそこからまた世界に広がった。
それは自然の増殖ではなく、人間による媒介で
ほとんどは日本経由だ、
ギンナンのおいしい食べ方はこう、
というようなお話をしました。
通じる人と通じない人がいました。
その点は、企業の研修でも同じですものね。
その時の写真がこれです。
個人情報保護の観点から顔にはマスクがかかっています。
ギンナンも大したものですね。
以下をご参照ください。
ギンナンの国際貢献 2013年11月記
私の毎朝のジョギングコースの近くにある杜松(としょう)小学校が
今年3月で廃校になりました。
133年の歴史があったのですが少子化の波には勝てず、
近所の小学校と合同で新しい小中一貫校「豊葉(ほうよう)の杜学園」
としてのスタートを切っています。
豊葉は豊かな葉という意味ですが、
地元の豊町、二葉町ということも表しています。
133年というと明治12年です。
そんな古い小学校なら品川区一だろうと思って聞いてみると、
品川区にはもう少し古い小学校が二つあるのだそうです。
その杜松小学校には大きな樹齢90年とかのイチョウの樹が3本あり、
そのうちの2本がギンナンのなる雌です。
このギンナンは大きく立派なのでいつのころからか
先生・生徒が採集加工をして近所の人や業者に販売を始めました。
近所に売る場合は100グラム(大体50個)100円だったそうです。
収入は年間4万円から10万円になり、
この資金をユニセフに寄付をしました。
使途を指定してラオスの交流小学校に
鐘(チャイム)や野菜・果物の苗を送ったりもしました。
この活動は「ぎんなん募金」と言われていたそうです。
因みに、50個100円だと4万円なら2万個、
10万円なら5万個です。
ということは1本の樹で
1シーズンに1万個から2.5万個採れるということです。
この数字は私の長年の経験からくる想定にもほぼ合致します。
ギンナンが国際交流に貢献したという例です。
2 件のコメント:
銀杏が取り持つ縁は、素晴らしいですね。
いつもお裾分けありがとうございます!
銀杏が取り持つ縁は、素晴らしいですね。
いつもお裾分けありがとうございます!
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