【このテーマの目的・ねらい】
目的:
改善の着眼の第1が速くすることだということを再認識してただく。
仕事を速くするにはどんな方法があるかを知っていただく。
ねらい:
「速さがすべてを解決する」を読んでいただく。
ご自分にできる改善策を見つけていただく。
いつも改善することを心がけましょう!!
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この書名の著者赤羽雄二さんは、
東大工学部出で
小松製作所で建設現場用ダンプトラックの設計・開発に従事、
スタンドフォード大学大学院に留学(機械工学修士)
マッキンゼー社に14年間勤め
2002年に
「日本発の世界的ベンチャー」を1社でも多く生み出すことを目指す
会社を共同創業してコンサルタントして活躍されている方です。
因みに、
はやさには速さと早さがあるが、
本書ではそれを速さで代表させている。
仕事などが速くなれば結果として早くなるからだ、
と言っておられます。
そのとおりです。
当社のMIND-SAでは、
ビジネスの価値目標は、
お客様が望む「早い、うまい、安い」を実現することだ、
そうすれば、お客様に喜んでいただけ、売上も上がる、
と言っています。
「早い」が一番なのです。
伝統的なQCDでは品質が一番初めに来ています。
今は品質は2番めですね。
著者は、どうすれば仕事が早くできるか、成果を早く出せるか、
いつも考えておられて実践されていることを本書で紹介されています。
基本コンセプトは「どうすればもっとましになるかいつも考えよ!」
ということで、これには私も全面賛成です。
項立てはこうなっています。
日本人の生産性はなぜ低いのか (ごもっとも!)
あなたの仕事が遅い理由 (そうです!)
速さが解決する5つのこと (そうですね)
スピードは永遠に上がり続ける (そうです!)
スピードを上げるための8つの原則
思考のスピードを上げる具体的な方法
メモ書きでゼロ秒思考を目指す。
本当に仕事で使える問題把握力・解決力とは
「普段からものごとをしっかり考えていなさい」
ということであまり具体的ではありません。
ここだけはMIND-SAが勝っています。
異次元のスピードをもたらす仮説思考
そのとおりです。
MIND-SAの手順は仮説検証型です。
ゼロベース思考にも取り組む
「深堀り」で真実を探求する
第4章は、「スピードと効率を極限まで上げるノウハウ」です。
けっこう改善が好きな私でも「実行できないな」と思う項目が多く、
「そこまでやるか!」という感じです。
毎朝・毎晩30分を情報収集に当てる
通勤時間は英語か読書を
FacebookとTwitterのタイムラインを活用
検索の表示件数を100にして別ウインドウも活用
勉強会・セミナー、その後の懇親会に参加する (私も実行)
展示会にはこまめに行く
メールはカテゴリ別に日付順出一括保管
メールも再利用フォルダに保存する
丁寧に話を聞くことで、むしろ仕事は速く進む
伝えるべきことを3,4点メモしてから話す
「上から目線」が諸悪の根源
ポジティブフィードバックに徹する
もっともっとたくさん提示されています。
こういうことを実践しておられるのですから、
赤羽さんは本当にスゴイ方です(おっと「上から目線」かしら)。
しかし、私にもできそうなことがいくつかありました。
単語登録を200-300する。
例 あ→赤羽雄二、よろ→よろしくお願いいたします。
URLもしているようです。
私は10個くらいしかありません。
数が少ないので、「よ」で「よろしくお願いいたします。」になります。
ファイルは頻繁に保存し,PCダウンにも備える。
私もこの点は留意しているつもりがつい忘れて、
手違いで入力したものを消してしまい
1-2時間の作業が無駄にすることがあります。
ホワイトボードマーカは
「パイロットボードマスターの中字丸芯」が良い
大事な商売道具です。
伝えるべきことを遠慮せず伝える
言い方には気をつけるが、結局それが目的達成の早道。
さあ、皆様も研究してみられますか。
日本人全員がこういうアプローチをすれば、
日本の生産性は格段に上がるでしょうね。
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