2015年2月1日日曜日

日本のイスラム国対応はどうだったのでしょうか??

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 イスラム国人質事件について考える。
 日本人の「優しさ」について考える。

ねらい:
 理詰めの考え方にもう少し強くなりましょう。
 
 
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2月1日未明、残念ながら後藤健二さんが
殺害されてしまったようです。

先ずは、残されたご家族、特に娘さんお二人に
激励の言葉をお送りしたいと思います。
後藤健二さんの無念はいかばかりかと思います。
お父さんの分も合わせて頑張って生きてください。

この事件に関してはいろいろな見方ができます。
政府の対応は万全だったのかという意見は少数派で
政府はやるだけのことはやったというのが巷の評価のようです。

私も政府は可能な限りの努力はしたと思いますが、
ご遺族には申し訳ないのですが、
そこまで政府がやるべきことだったのかと思います。

例:1月29日、安倍総理が衆院予算委員会に出席するなか
 菅官房長官が途中退席するなどして対応を協議、 
 首相は30日未明まで首相公邸で待機して報告を受けた。 
 正副官房長官らも官邸に残り
 現地との連絡や情報の収集にあたった。
 (1月30日日経新聞)

1月20日に2人が人質で2億円の請求があってから10日間以上
政府関係者はたいへんな労力を費やしています。

1人か2人の命、それも
自ら覚悟をしリスクを冒して出かけている人間の命を守るために
総理以下がそんなにエネルギ-を使うべきなのでしょうか。

生活保護が行きとどかなくて死んでいる人が
毎年たくさんいるではないですか。

これからの高齢化社会でますますそのような人が増えるでしょう。
これからの社会保障のあり方や
それを支える若い人を増やす対策(少子化対策)を考える方が
重要ではないですか。

アメリカはテロには屈しない、人質交渉には応じない、
とはっきりしています。
個人の命よりも公共の利益を優先しているのです。

なぜ日本はこういう風に優しいのでしょうか。
同一民族思想から来ている1億総家族意識なのでしょうか。
家族なら当然その命を救おうとしますね。

しかし世界で生きていくためには、
もっと広い大局観・世界観を持たないといけないのでしょうね。
その点からすると、
安倍総理は結構いい線行っているのではないでしょうか。

10日間の政府関係者の協議は
人質をどう救うかではなく、
これ以上日本人が人質にならないようにするための対策の協議
であってほしかったと思います。
どうなのでしょうか??

2月8日追記
当然の流れですが、現在そのような検討が本格化しています。

7 件のコメント:

  1. 相手が日本国に対し解放の条件を提示してきてる分けなので
    総理以下権力者が時間を割くのは当然かと。国の役割は一義的に国民の安全を担保する事と思う次第。ホームレスの問題、
    少子化問題、放射能、介護等々、もちろん解決すべき課題は
    多いが、だからと言ってこの人質問題にこんなに時間を割いて
    良いのだろうかという論調には大いに違和感を感じる。

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  2. 北朝鮮に拉致された人たちの対応を考えた時、今回の事で味をしめたイスラム国の信奉者たちが、日本国内から日本人を拉致して行ってまた同じことをやるなんてことだって有り得るのではないでしょうか?
    その時の対応が北朝鮮の拉致被害者と差をつけたらどうなるのでしょうか?
    こうなるとわかりきった状況で自己責任と言いながら、何も責任を取れず、日本の弱さを露呈させてしまうような人より、すでに起きている北朝鮮による拉致という事をもっと真剣に考えるべきではないかと思ってしまいました。

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  3. ご意見ありがとうございます。
    こういうテーマは言うなれば正解のない案件です。
    それぞれごもっともなご意見と思います。

    16:15の方が、「違和感がある」どまりで終えていただいたのは
    ご見識と思います。

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  4. 同期の知人からのメールです。

    今日は、毎回メルマガを拝見しております。
    そして今回も「日本のイスラム国対応はどうだったのか??」は、
    仰る通りです。
    外務省は再三、後藤さんにシリア行きを止めたそうですが、
    自己責任でテロ集団のイスラム国へ入り、
    日本政府やヨルダン政府に多大な迷惑を掛けた上
    殺害されてしまいました。

    昨年の末でしたか、
    ベテランの登山家が2~3人で登山禁止区域に入り、
    九死に一生を得た事件がありました。
    そして助かった登山家が、山岳救助隊(警察)の隊長に
    「俺たちも命がけで捜索をしているんだ。
    よく考えて行動せよ。」と怒られているニュースがありました。
    今回の事件も同じようなケースに思われます。

    今回の政府の対応は、各国から高い評価を受けておりますが、
    何処の国とも国交のないテロ国家相手では、
    打つ手が無いようですね。

    有志連合が力を合わせ、
    1日も早くイスラム国を壊滅して欲しいと思います。
    今の法律では、自衛隊が有志連合に加わることが出来ないようで、ちょっと歯がゆいです。

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  5. 私の友人からのメールです。

    後藤さんの件については基本的に貴見と同じです。
    状況判断がいかにも甘いと言わざるを得ません。

    自己責任と強調しても
    拘束されればいかに政府やその他に迷惑をかけるか、
    莫大なコストがかかるか
    更に又その後の治安他の社会的コストがかかるか
    その結果良予測ができない幼稚っぽい思慮といわざるを得ません。

    この件に先立ったフランスの事件につき一言記します。
    政治家などに対する風刺や揶揄は
    まさに言論の自由で保障されるべきものでしょう。

    ただ確立された宗教上の開祖に対するそれと
    同一に扱うべきものではありません。

    心の問題に立ち入ってはならないので4す。

    ヨーロッパの各国首脳を含めた多くの人たちが
    スクラムを組んで抗議活動をするの見て
    ヨーロッパの良識は何処に消えてしまったのか暗然とします。

    マリアの処女懐胎やキリストの復活などを揶揄した諷刺画が
    出版されたらキリスト教徒は平静でおられますか。

    件の風刺画は社会的公益を害するだけで
    かつまた諷刺の仕方が低劣です。

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  6. 自己責任に関連して、当社の役員から
    こういう意見が出ました。

    引き留めを振り切って出かけたのだから、
    捕虜になった時点で自決すべきだったのではないか。
    それが日本の「武士道」精神だ。

    人様に迷惑をかけてはいかん!!

    なるほどそうだ!と思いました。

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  7. 大学時代の友人からのメールです。

    お久しぶりです。
    テロは何と言っても許されるべきで無い。

    しかし文筆なら何をやっても良いと言えるのでしょうか?

    自分が尊敬するものをけなされたら、
    非常な不愉快を感じるのが当然でしょう?
    対個人誹謗なら、名誉毀損罪で訴えることは可能ですね。
    しかしイスラムの予言者は現存する人間ではないから、
    この道は摂れない。

    そこで自分の信じるものを誹謗した人を代表訴訟できるような、
    国際システムを作るのはいかがでしょうか?

    鯨やイルカを信じて暴力行為をするのが許される西欧社会にも、
    何かひずみを感じます。

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